由緒ある落ち葉!?

 冬眠用の落ち葉はいつも自家産でまかなえるんですが、今年はなぜか不足気味。ということで、以前からその存在に目をつけていたところに、落ち葉をもらいに飛び込んできました。

 旧細川刑部邸、熊本城のそばの由緒ある武家屋敷の落ち葉です。

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 掃除をしている方にもらってもよいかと尋ねたら、事務所に尋ねてくれとのこと。へっ? それで事務所に尋ねたら、念のため本日お休みの上司の方にわざわざ電話をして確認してくださいました。せっかくのお休みだったのに申し訳ありませんでした。結果、いくつでも持って行っていいですよ、と。
 以前も問い合わせられましたかと言われたんですが、そんなことはなく、もしかしたらカメとは限らず落ち葉を必要としている人がほかにもいるのかもしれないと思いました。

 で、持って帰ったのは欲張って3袋。車のトランクにいっぱいになりました。うちのより柔らかくて質の良い落ち葉でした。



 結局一袋半で十分すぎるほどありました。残りはかさが減った時のために継ぎ足し用として保管しておきます。



 今年はふかふかの落ち葉の下でカメたちは冬眠できそうです。




 それにしても旧細川刑部邸のもみじ、やっと色づき始めました。当地の紅葉は遅れています。見頃は12月かもしれません。

冬眠明け -ニシキハコガメ-

 オーストラリアナガクビガメが日光浴していたのなら、ニシキハコガメも出てきているかも、と思い、冬眠箱を見に行くと、果たして出ていました。2頭。スジコBとスジコD。
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 冬眠明けです。
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 ぬるま湯でもなく冷たくない程度の水で水分補給。
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 その後また冬眠箱に戻ってもらいました。


 さらに夕方冬眠箱を見に行くと、今度は別のメスが起きていました。スジコG。
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 他の成体♀と比べると遅く冬眠に入りました。昨年11月中旬に産卵したためです。本当はもう1クラッチ産卵させようと思いましたが、この種はいじりすぎると周期が狂って元も子もなくなるので、冬眠に移行させました。他の個体と比べると短い冬眠期間でしたが、同じ日に無事に冬眠明けしました。

 若い成体♀たちと小さな個体たちはまだ起きてきません。また、もう一つの冬眠箱の中の成体♂もまだ土の中。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ニシキハコ冬眠組、生存確認

 最近はもう春かと錯覚するかのような陽気です。この気候が続かないのは分かっていますが、寒暖を繰り返しながら、確実に春はやってきます。暦の上でも早いもので明日から二月。辛抱はあと1か月です。なお、二月に入ってしばらくの間、たぶんここは熊本城マラソン中心のブログになります(笑)。


 先日、冬眠から覚ましたニシキハコガメや加温組の2012CBのことを書いたら、急に冬眠組が気になってきたので、生存確認の作業をしました。

 ニシキハコガメ・スジコG(左)、季節外れの晩秋に産卵をし、その後の産卵の兆候がなかったため、途中から冬眠に移行した個体です。無事冬眠に移行できているようでした。
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 そして、右の個体は2011CBかな?この個体のみが浅めのところに移動していました。ご覧のようにすぐ目覚め。

 冬眠組の中で特に気になっていたのは、2012CBのうち初冬眠させた方。どこにいるのか探し回ったところ、かなり奥深い所にいました。全然心配する必要がなかったようです。
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 でもこの個体もすぐにお目覚め。ひどい甲ずれですが、その放射模様はかなり好きかも。
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 その他のニシキハコガメ成体♀たちもすべて生存確認しました。どの個体も、温度変化の少ない容器中央寄りの底の方、多少湿り気のある黒っぽい土の中で休んでいました。若い個体ほどすぐに起きてくる傾向があるようで、成体はどっしりと冬眠している感じでした。
 ♂グループの冬眠箱も調べたのですが、表層近くにはいなかったので、そっとしておくことにしました。

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 2012CBだけ、結局起こしました。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

まだ寝ないの?

 最近個人的に気になったニュース。マンデラ元大統領追悼式のニセ手話通訳。

 日本手話を理解する者として、呆れたを通り越してある意味感動すらしてしまいました。

 手話は世界共通ではありませんし、南アフリカのそれがどんなものかは私は知りませんが、あの映像を少し見ただけで、意味のない同じ動作の繰り返しに気づき、こりゃデタラメだと分かるレベル。

 それにしてもあの公の場の、世界各国からの要人がたくさんいる中に、どうやってニセ手話通訳者が紛れこめたのか。それが可能だったといういい加減さがすごいし、彼の“手話?”がめちゃくちゃになった言い訳がまたすごい。あそこに立って平然と“手話通訳”ができる、あの毛の生えた“心臓”もすごい。何もかもが今まで常識だと思っていたことをはるかに超えている。

 世界の広さと自分の小ささを痛感しました。


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 さて、今年は、幼体を含めるとニシキハコガメは結構大所帯になってしまったので、冬眠場所を増設しました。9月に中古の90cm水槽を入手して飼育兼冬眠箱とし、今年は二つの箱でニシキハコを管理しています。ニシキハコガメの成体は今はもうほとんど土の中。また昨年度以前の自家繁殖の個体たちももう潜って出てきません。静かなものです。

 でも、1頭だけ日中はまだ地表に出てくるんですよね。それがスジコD。この個体、毎年冬眠するのは一番最後。今年もか、って感じです。

 今日に限っては念のため水分補給をし、今晩は室内無加温で管理し、明日以降また戻ってもらう予定です。まだまだ活発に動く。

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 先月産卵したスジコGはしばらく加温飼育していました。もう1クラッチあるかもと欲を出したわけなんですが、次の抱卵の気配が少しも感じられませんし、今は日がどんどん短くなって繁殖には分が悪い状況。温度は人為的に維持していても、カメはたぶん日の長さで冬を感じているはず。それでもたぶんあと少し待てば日が長くなり、“春ホルモン”が出る?ようになって、そのうち抱卵するかもしれませんが、ニシキハコの場合、無理をするとあとまで影響してコワイ。
 それでスジコGは段階的に低い温度のところに移行中です。そしてもう少し先には寝せる予定です。そうやって今年やや狂いかけていたかもしれない体内時計を完全にリセット。




※ 春ホルモンについての過去の記事はこちら。
   ↓  ↓  ↓ 
  春ホルモンについての妄想





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ニシキハコガメ、続々冬眠明け(4)

 (連投です)一匹だけなかなか起きてこなかったニシキハコガメ・スジオCを、本日強制冬眠明けさせました。まだかなり深く潜っていたので、自然に起きるのを待っていたら、時間がもっとかかっていたかもしれません。ただ♀たちがもう起きてきているので、交配させるためには早めに彼にも起きてもらわないと。我が家の現在の繁殖主力♂ですので。でもさすがにまだ眠そう。
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 起こして約30分後にはもうこんな調子。本能のなせるわざ。さすがに構えだけで、まだことに及べませんでしたが。
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 一方次期主力♂の二匹。左が昨年秋導入の甲割れ君。右が2011年の九レプ時に導入した個体。考えてみれば両方とも同じ方から購入していますね。ありがとうございました。自画自賛ですが両個体とも結構放射模様が密に出ています。ほとんど同じくらいの甲長でした。
 右の個体は技量検査(笑)で未成立ながら交尾寸前まで行っていますので、宮崎の巨匠がおっしゃっていたように両個体とも案外今年から、最低でも来年は使える目途がたってきました。
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 細い放射模様が密に出たニシキハコガメ2009CBも餌を食い始めました。今年4歳。うまくいけば来年は繁殖に加われるかもしれません。でもあまり早く産ませたくはないですが。
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 これで冬眠組はすべて無事に冬眠明けしました。そして今のところ冬眠後も順調に進んでいます。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)