冬眠するもの、やめるもの

 この個体ニシキハコガメ2010CB、年末に冬眠箱の地表近くに出て来ていたので、大事を取って収容しました。その後もしばらく室内無加温環境の寝床でそのまま寝せていたのですが、最近動き出したので水分補給。元気そうです。背甲長10.5cm、体重285g。

P1077899.jpg
P1077906.jpg
P1077912.jpg

 今年ニシキハコガメで起きているのは、2013CBの3頭と2012CBの1頭のみ。本当は2頭いる2012CBもすべて冬眠させる予定でした。でも1頭だけ土に潜ったり潜らなかったりで、とうとう根負けして冬眠させるのを諦めました。


 なお11月に産卵したニシキハコガメ・スジコGは、他の個体には遅れましたが、すでに本格冬眠へ移行しています。今までの経験から冬場の加温飼育は、通常の産卵期の不安定さを招くように思うのです。


 そうそう、そのスジコGの卵、今日で51日目なので間もなく孵るかもしれません(※ちなみに昨年は53~58日ほど)。寒さにさらしたくなかったので検卵をつい最近まで全くしていませんでした。
P1077916.jpg
 結果、上段右の卵はもう中の様子が分からないくらい成長しているようでした。上段左と中の2個は白くない部分が気になります。検卵すると、きちんと発生していましたが、もっと成長していてもよさそうな気がしました。下段の卵も生存確認済み。
 ただ、卵の中身を陰影だけで予想するのは結構難しいものです。この時期の生きている胚は、検卵時に大抵手足や首などを動かすものなのですが、中には動かさない時もあります。生死を判断する時には、私なんかは臭いを嗅いでみるという方法もよく使います。これらの卵の場合臭いに問題なし。

 本当は孵化するまで検卵しない予定でした。それでもあえて行なったのは懸念する出来事があったからです。実は私のミスで、インキュベーターの扉が数cm開いたままになっていたのです。いつも静かな機械は、この時ばかりは温度を上げようと、これまでに聞いたことがないほどの音(※それでも小さい音です)を出して頑張っていました。気づいた時にはほんと真っ青になりました。インキュベーターの横に物を置いていて、それが干渉して扉が完全に閉まっていなかったのです。

 整理整頓しましょう。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

コメント

非公開コメント