ブログをやる意味 -その2-

-前記事「ブログをやる意味-その1-」のつづき-



 あるカメ仲間のブログに次のようなことが書かれていました。

カメの飼育に関する情報がネットからは集めにくくなったように感じている。情報が新鮮に継続的に公開され、飼育者のレベルもあがり、市場も大きくなっていく、という循環ができればうれしい。

 同感です。





 情報が集めにくくなった原因をその友人も挙げていましたが、私自身が最近個人的に強く感じる原因は、一例として、次のことに現れていると思います。

 ブログ発信者が、特に、以前にも増して、失敗談を書かなくなったこと。失敗談といってもヒヤリとした経験とかをも含む広い意味なんですが、以前は時々見かけていたものが、最近はあまり見かけなくなったように思います。そこからは学ぶところが非常に多いと思うのですが。
 当然飼育者はだれでも、何がしか大なり小なりの失敗や困難を経験しています。でもそれを書かなくなった。もっというなら、“うかつに書けなくなった”、と言った方が正しいかもしれません。

 それはなぜか?

 なぜって、飼育者の事情をすべてを知っているわけではない匿名の方たちから、心無いコメントを入れられたり、面白半分にやり玉にあげられたりするからです。最近周りでも、書きにくくなった、という声を耳にします。




 そういう私も過去に某所で話題にされたことがあります。直接リンクが貼られ、いつもより“アクセス数が上がる”ので、そうなっていることに気づきます。もちろん一方的に叩かれるわけではなく、中にはありがたいことに擁護してくださる方々もいらっしゃいます。

 しかし、そのやり取りを読んだ方の中には、それまで公開しようと思っていたことを取りやめる方も実際にいらっしゃるのです。

 何たる残念なこと! そう思う人が多ければ多いほど、無難な内容しかブログ上に出てこなくなります。





 すぐ上の部分で、「直接リンクが貼られ、いつもより“アクセス数が上がる”」と書きました。確かに数日間上がります。例えば、今年私が経験したときには、そのリンクによるアクセス数は、初日47→翌日7→19→8→5→0というふうにたどっていきました。

 この数字が何を意味しているか・・・です。

 批判的な書き込みにはブロガーを萎縮させる一定の力があるのは確かです。とはいえ、全人口1億2700万人の中の、どれほどの人がこの趣味の世界に興味を持っているでしょうか。このとても狭い狭い狭~い趣味の世界で足を引っ張って、この趣味になんの広がりがあるのでしょう。それよりも飼育者が情報をもっと発信するようになり、他の飼育者の役に立つ方が、はるかにこの世界の発展に寄与すると思うのです。






 「面白がろう、楽しがろうっていうのが嫌な方向に行ってる気がして」とは最新号のビバガに書いてあったことばです。TVなどでは相手をけなして面白がろうとする傾向が許容されていますし、ネットも含めいろんな媒体全体に蔓延しているのかもしれません。もっと良い意味で、純粋に、この狭い趣味の世界を、面白がり、楽しがりたいものです。





 
 私の場合、まだ一般にも情報公開したいとの思いが強いので、「今のところはもう少し」、これまでのスタンスを変えないで、ブログを続けていこうと思っています。

 特に、「ブログをやる意味-その1-」で書いたように、喜んでくださっている方々、役に立っていると言ってくださる方々がいらっしゃるのは、私にとってとても励みとなっています。この場を借りて改めてお礼を言わせていただきたいと思います。

 励みを与えてくださり本当にありがとうございます。




ブログをやる意味-その1-



 以上、最近考えていた個人的な意見でした。(2013/11/17記)



コメント

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マツさん、

初コメ、そして激励のおことば、ありがとうございます。

自分の文才に限界を感じるのですが、
読んでくださる方に誤解を与えてはいけないと思い、記事の中の表現を少し推敲しました。
(私の伝え方が下手だったなと思って、今回のコメント表示をまだ承認していません。)


今後ともよろしくお願いいたします。


遅くからメールを失礼します。

初めまして、自分はセマルハコガメを飼育してる者ですが、ここに掲載されておられる水中に潜るセマルに最初は驚かせられ、そして色々と飼い方について考える機会を与えてもらった場所でも有ります。 それゆえに、こうして色々と情報を発信されてる事は大変有り難く思って居ます、なのでこのブログが末長く続く事を願いメールを出させて頂きました。 

それでは失礼します。

エチゴさん、

エチゴさん、こんばんは。
初めまして。コメントありがとうございます。
そして励ましのおことば、感謝いたします。

水中に潜るセマルハコガメ、そういえば記事にしましたねえ。
今でも夏場はよく泳ぎ、よく潜っています。でもあんな個体はほかには見たことがありません。
改めて思い起こさせてくださり、激励のおことばまでいただき、ありがとうございました。

おはようございます。

お返事ありがとうございます。

水中に潜るセマルハコガメの事についてですが、うちでは繁殖もさせてる事から、その事を参考に小さいうちから水に慣らす事をして来たおかげで、成長してからも普通に泳いだり潜ったりするようになりました。 また最近では、最初からある程度の深さで飼育する事により、ひっくり返って溺死すると云う事も無くなりました。

自分のこの幼体の飼育方法は決して誉められたモノでは無いですが、過去のいくつかの失敗を解決する為のヒントを頂けた事について改めて感謝します。

こんばんは

コメントありがとうございます。
どんな飼育環境で水に慣らしておられるのか非常に興味深いです。
ぜひ日記で公開してください。
いろんな育て方があっていいと思いますよ。