ニシキハコガメ、9月の産卵

 1週間前の台風16号を境に、当地では一挙に秋が進んでしまいました。それまで夜の最低気温は20度台だったのが、20度を大きく切るようになってきました。

 よりによってこの9月に抱卵した2頭のニシキハコガメ♀。自然に任せて屋外の産卵床で過ごさせていましたが、空堀りばかりでちっとも産む感じがしません。このまま抱卵したまま冬眠に突入するわけにはいかないでしょうから、この秋早くも温室を稼働させ、温室内で産ませることにしました。



 ニシキハコガメ・スジコCが、今朝まだカーテンの開かない薄暗い部屋の中で穴掘りをしていました。背後からガラス越しに撮影。
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 この産卵床、できるだけ土を多く入れているとはいえ、ものすごく深い穴を掘るニシキハコガメには不十分ように思います。それでもここで何度か産んでいる彼女のことですから、今回もやってくれるだろうという期待を持ちながら、所用で外出しました。産卵現場を観察できませんでした。


 お昼ごろ帰宅してみると、もう埋戻しが終わっていました。果たして産んだか?触診するとお腹の中にはありませんでした。
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 早速回収作業。
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 このスジコCの卵、8月に産んだ3クラッチ目は、それまで産んだ卵と違ってすべて無精卵でした。今回4クラッチ目、また無精卵なんでしょう・・・ね? まあ、そんなことはどうでもよくて、卵詰まりになってこの個体を失うことを一番恐れていましたので、無事に産んだだけでも良かったと思っています。


 一方、ニシキハコガメ・スジコD、お腹の中はかなり卵が占めているはずですが、こちらは未だ産みません。元気はあるし、餌もまだ食べます。これまでの経験からたぶん産んでくれるだろうとは思うのですが、気を揉む毎日です。


 そのスジコDの2クラッチ目の卵が昨日から一斉に孵り始めました。今回は死籠りさせないという決意をもって孵卵環境を調整して臨んだら、すべて孵りました。孵化までの卵の状態も、死籠りを引き起こした時よりもずっと良かったように思います。
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 なお、奥の白濁している卵は、先日池で産み落としていた種子島産ニホンイシガメの卵です。この個体も池のどこかに産んでいるようなのですが、回収できていません。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

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