ご要望にお応えして「夏期講習会」

 正式になんと言うのか分からないので、勝手に“触診”と言っていますが、いわゆる抱卵しているかどうか確認する方法を数名の方からお尋ねいただいているのでアップします。

(※)メールフォームから以前お尋ねくださった方へ。この記事を通してやっと回答いたします。情報を出し惜しみするつもりはありませんが、当ブログでも明示している通り、匿名では返信いたしかねます。次回何かお尋ねがある場合は、ぜひそのあたりをご協力いただければ嬉しく思います。



 裏の夏期講習会です(笑)。



 以下の画像では向かって左側に飼育者がいます。自分では撮影できないので、家族の協力により横からの画像を撮影しています。

 私はカメの頭部を自分の側(手前)に持ってきます。なお今回の被験者はニシキハコガメ・スジコF。「ココ」の部分から人差指を入れます。
P8071042.jpg

 こんな感じでグリグリと。
P8071048.jpg

 上から見るとこんな感じ。両側から。
P8071051.jpg

 抱卵するかもと言っていたスジコF。この前の時点ではまだ何もありませんでしたが、今日の時点では指先に固い物(卵)がはっきりと当たります。やはり抱卵していました。ただ産卵はもう少し後だと思います。
 うまく説明できないのですが、こんなことを何年も繰り返していると、触感の違いから、今は明確に卵に触れられるわけではないけれども、間もなく抱卵を確認できるだろうなということが何となく分かるようになります。




 続いて、あの水中生活をしているニシキハコガメ・スジコEも。今日も水入れの中で過ごしていました。

 大抵のカメは触診されることを相当嫌がります。普通はこのようになかなか入れさせてくれません。でもこれはまだましな方。
P8071052.jpg

 特にハコガメは腹甲板を閉じることができます。触られることに馴れていないハコガメをうかつに触診すると、指を強烈に挟みこまれ、指が抜けずにハコガメを持ったまま苦悶することになります。ご注意あれ。


 前回の記事で(今のところ)抱卵していないけど、と意味深な書き方をしましたが、今日の触診の結果、この個体も間もなく抱卵を確認できそうです。めでたい、めでたい。
P8071055.jpg

 この方法はほとんどのカメに使えます。ただ、我が家にいるカメの中では、小型のキボシイシガメやスジクビヒメニオイガメなんかは指が入りづらく、ニホンイシガメなんかはガードが固い上に足や爪の力がとても強いので大変です。さらにニオイガメ系はあごの力が強い上に噛んでくる個体がいますので、回避しながらの作業となります。


 終わり。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)
 

コメント

非公開コメント

ありがとうございます

なるほどです!
かなり奥までグリグリですね(汗
さっそくウチのハコガメさんに試してみました。
・・・たまごがあるわけも無く
只指が挟まって痛い思いしただけでした(汗
自分もグリグリで抱卵確認しました~って言えるように
精進しますね!
貴重な情報に感謝です!!
まだまだ
おめでたい話しが続きそうで羨ましいです・・・

Re: ありがとうございます

挟まれたら痛いです。
カメの方が慣れてきたら、そのうち挟まなくなりますよ。