平成23年度動物取扱責任者研修会

 雨の熊本城が見渡せる熊本市役所14階です。

 平成23年度動物取扱責任者研修会を受講しました。


 今回も休憩15分を挟んだ二部構成でした。(約3時間の研修会)

 第一部の最初の部分は「動物管理制度の見直しについて」で、動愛法の改正と、検討委員会の中でどんな論点が検討されているのか等が扱われました。
 対面販売・対面説明・現物確認の義務化も法改正のポイントになっており、今後の動向を注目したいと思いました。つまり今私が主力にしているインターネット販売が継続できるのかどうかという点です。
 両生類・魚類販売業者も動物取扱業に追加されるかどうかは、含めるには時期尚早という意見が多いそうです。
 犬猫以外の小動物での説明義務項の緩和は適当でないとして、緩和にならない可能性大です。
 登録制からより厳しい許可制へ? これは現在の登録制が許可制と同レベルの規制となっているので、必要ないのではないかとの意見が多いそうです。


 第一部の二番目の部分は、「動物愛護管理法施行令等の改正について」でした。
 動愛法改正を待たずに早急に対応すべき・対応できる部分があるようで、それが平成24年6月1日より施行されます。
 二点あるようですが、そのうちの一点は、動物取扱業の追加。動物オークション(インターネット上のものではなく、実際に会場を設けて行われるもの)と「老犬・老猫ホーム」と呼ばれる事業者等が動物取扱業に追加されます。
 もう一点は、犬猫の夜間展示の禁止です。夜間とは、午後8時から翌午前8時までのことのようです。


 第一部の三番目の部分は、「熊本市動物の愛護及び管理に関する条例について」でした。


 とっつきにくい分野の話がわかりやすくまとめられて苦心の跡が見られましたが、二字熟語の書きことばをそのまま話されるので、わかりやすい話しことば・表現に置き換えられていたら、もっと良かったかなと思います。一般人にはかなり難しかったです。



 休憩後の第二部は、30年間熊本市で開業しておられる現役獣医師による「感染症と遺伝性関節疾患」と題するお話でした。以前もこの場でお話をしてくださっています。
 私には関係のない犬猫の疾病についてのお話でした。(※人にも感染する病気もあるという意味では関係があるかもしれません)
 とはいえ、話の内容は大変興味深いものでした。早口ですがご自分の経験を交えてテンポよく話していかれます。最初は病気の解説でしたが、最後は手術の仕方にまで話がおよび、非常にマニアックでした。解剖学系の話はとても好きなので、全然眠くならず最後まで楽しめました。


 毎年のことですがかなりの部分が犬猫の話です。これは仕方ないことかもしれません。熊本市内で爬虫類販売で登録しているのは、ホムセンや総合ペットショップを除けば、ほとんどいないからです。それでも私を含めすべての動物取扱責任者に関係ある部分も何がしか含めようという意図が感じられないわけではありません。そういう意味では良心的な研修会かもしれません。


 関係ないと言ってしまえばそれっきり。でもそれで終わらせるのももったいない。


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