もどかしさ

 生き物を飼育していると繁殖とか喜ばしいこともあるんですが、反対に死んでゆくという悲しい側面もあるわけです。
 ブログにはそんな威勢のいいことばかりを書いていけばいいんでしょうが、自分のための記録という意味合いもあるため、今回のことを忘れたくないので、記録に残します。

 9月7日、2010CBのマイコレ最有力候補だった個体が死亡しました。
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 今回の結末はもう二十日ほど前からある程度予想していたことです。餌を自力で食べなくなったことによる衰弱死です。餌を食べなくなった理由が何かは分かりません。

 かつてこの個体は一番成長がよく、将来きれいな模様が出そうな良い個体でした。ところが餌をがつがつ食べるということがだんだん減ってきて、そのうち兄弟たちに甲長でも追い抜かれていきました。そしていつ頃だったか餌を食べることを全くやめてしまいました。暖かくなったら変わるだろうかという淡い期待もあったのですが改善せず、ある時から定期的に人間の手で給餌していました。口を開けさせ、チューブを付けたシリンジを使ってふやかした液体状の餌などを口の中に入れてやるのです。そんなふうにしてやっと少量食べるのです。そんな根気のいる飼育を数か月続けたのですが、この個体は自ら餌を積極的に食べるということをしなかった(できなかった)のです。盛夏が過ぎても一向にこの状況は変わらず、残酷なようですがついに私は自分から諦めてしまいました。


 ある方からこんな話を聞いたことがあります。

【昔、孵化したウミガメの生存率を上げるべく研究したことがある。いろいろ手を尽くして世話をした。しかし生存率を飛躍的に上げるどころか、産まれてきた幼体たちはかなりの割合で死んでいく。餌も与えているにもかかわらず死んでゆく。死んだ個体を片っ端から解剖して死因を調べると、ほとんどは餓死。この幼体たちは何のために生まれてくるのだろう。】


 この個体がそのような死にゆく個体だったに違いないと決めつけて、安心したい自分がいます。また、獣医師に診せる処置を早期にとったら変わっていたのでは?と自問する自分がいます。それをしなかったわけだから、せめて死因を追究すべきでは? でも私には解剖して死因を確かめる根性も技量もありません。もどかしいです。

コメント

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No title

難しいとこですね。

生きようとするものには わたしも 手を貸すでしょうが

食べないものにたいしては・・・・・。・

No title

そうでしたか、、、

でも、私も、その子の生命力に逆らうことにもなるかもしれないので、出来る限り獣医には診せないことにしてます。
近くに良い獣医がいないというのもありますけど。

Re:

vivicさん、

そうですよね。
強制給餌をきっかけに食べるようになってくれたら良かったんですが、そうなりませんでした。
食べなくなった原因を知りたかった・・・。

Re:

13kameさん、

私もその仔の生きる力ってのがあると思うんで、幼体は診せないだろうなって思います。実際そうしたし。(じゃあくよくよ後悔するな、なんですが)
たぶんその原因も分からない可能性が大きそうですし。

爬虫類を診てくれる獣医師が増えて欲しいですね。

No title

ご無沙汰しています。
マイコレは残念でしたね・・・

実際に観察していないのでわかりませんが、
個人的経験として頭1つ抜けて成長する個体ほど肝臓をやってしまいます。
原因は他にあるかもしれませんが今回のような時は自分なら早めに諦めるようにしています。
・・・難しいですね。

懺悔・・・

難しいですね(汗)
飼育技術とかじゃなく、生き物を飼う上での考え方とか。
自分も6月に迎えたミツユビベビーおとしました・・・
色々と後悔だらけです(汗)
特に自分の場合ホビーに近い考えでの飼育でしたので、kasimiroさんの飼育に対する考えに
改めて後悔したり反省したりです(汗)
飼育環境をちょくちょく変えたりしたのもホントは自分の自己満足の為だったり・・・

Re:

旅程さん、

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

> 個人的経験として頭1つ抜けて成長する個体ほど肝臓をやってしまいます。
急激な成長による肝臓へのダメージ?でしょうかね。

やはりだめだろうなあと思いつつも、愛着あるんで回復に一縷の望みをつないで対処するんですよね、これが。

Re: 懺悔・・・

考え方は人それぞれなんでいいんじゃないですか。
愛着があった個体なのでいろいろと考えてしまうんですよね。
いつもこんな感じというわけではありませんよ。さばさばしてる時も多いし。
飼育楽しみましょ。

No title

残念でしたね。たまに昨日まで元気だと思っていたのが、急に元気が無くなり、そのまま★になってしまうのがいます。本当にパタッという感じです。カメは物を言わないし、苦しかったのかなと思うと、やりきれないこともあります。後悔するのは嫌なので出来るだけの手は尽くすことにしていますが、小さいのが急に★になるのはどうにも致し方なく・・・。

Re:

Kazさん、

どうにも致し方のないことだと考え、今いる個体の飼育に励んでいきたいと思います。
励ましありがとうございます。