やっと産卵

 そして26日(日曜)夕方、2006CB個体Bはまた土に潜っていきました。台風5号の影響で南西の風と雨が強く、もし初産卵するのなら条件が悪いように思いました。

 夜11時頃には、2006CBは体を半分地上から出していました。今回は何か様子が違う。埋め戻しているのでは?と思いました。
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 そして夜中1時過ぎに再度見てみると、2006CBは地上に這い出ていました。早速触診してみるとお腹の中の卵はもうありませんでした。やっと本当に産卵してくれたのです。






 翌朝、待望の卵を掘り出せました。レントゲン検査の通り、しっかり4個。そしてクシャクシャになった卵殻も同じ場所で発見されました。
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 下の画像の黄文字は筆者による実測値および解説、囲み数字は上・卵の画像と対応します。なお囲み数字は今年のニシキハコガメの卵の通し番号。数値を比べると、レントゲン画像上での計測と大して違わないことがわかります。お腹の中ではいろんな向き・傾きで入っているであろうことを考え、誤差を考慮したとしても、画像だけでこれほど正確に長さを出せるなんて現在の医療機器の発達はすごいと思いました。
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 それにしても初産とはいえこんなに空掘りを繰り返すニシキハコガメは初めて見ました。本格的な深掘りを4回、浅掘りも数回・・・繰り返すとは。
 我が家の他のニシキハコガメは一回で、もしくは一度空掘りをしても次には産むことが多かったので、用意した産卵床が悪かったとは思いたくないのですが、今回の件では空掘りについて認識を改めさせられました。


 実はこの個体も春の計画的交配の対象だったのですが、何度か試しても♂を受け入れませんでした。それでついに実父(スジオA)を除くスジオB・Cのいる所に数日間同居させました。しかし、ついに最終日まで交尾を確認できず、今回無精卵であろうことを覚悟して産卵に臨ませたのです。
 しかし、掘り出した卵は予想に反して、有精卵の特徴だと言われる卵黄が沈んでいる卵。飼い主が知らない間に♂が掛かっていたかと期待させる卵でした。
 そして掘り出してから1日半経った現在、無事に2個が白濁しました。他の卵もじきに白濁するのではないかと思います。


 我が家では2006CB個体Aに続き個体Bも5年目にして初産卵しました。有名各所でもニシキハコガメのCBは誕生後5年目で産卵しているようなので、ほとんどの場合目安として5年目(5歳になる年)から産卵し始めると見ていいような気がします。
 今年は各所でニシキハコガメの産卵を目にしますので、CBも多く出回る予感。まあ、発生停止したり孵化できなかったり、孵化した後も死んだりが結構あるので、楽観視はできません。できるとすれば猛暑対策をすることが孵化の効率を上げるようにも思えます。




追記: これから2006CB個体A,Bをそれぞれ「スジコE」「スジコF」と改名します。

コメント

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こんばんは。e-454
おめでとうございます。無事産卵してひと安心ですね。



ありがとうございます。
卵詰まりを2度経験しているので、ちょっと神経質になっているんでしょうが、それにしても空掘りが多くて。
今のところこのクラッチの分は全卵発生しているようです。
かめさわさんとこのニシキも無事孵化するといいですね。