抱卵しない喜び

 日光が差す前から寛ぎポーズをとるニシキハコガメ・スジコB。
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 この個体は今年抱卵しないのだろうか?抱卵の確認作業で、卵がないのが嬉しい個体なんてスジコBくらいでしょう。すでにセマルやスジクビの抱卵を確認し喜んでいる最中なのに。

 昨年の盛夏に卵詰まりの摘出手術を受けたのに、今年は冬眠までこなし、これまで保温飼育なしで元気に過ごしています。それでも繁殖期が近づいているため、鳥用の排卵抑制剤を打つかどうかに関して4月半ばに獣医師の所に相談に行きました。私は効果のほどはさておき打つということを決めてでかけて行ったのですが、先生は注射を打てば儲けるだろうにそうなさいません。鳥の場合この繁殖期に1度だけ打てばいいのではなく定期的に打つ必要があること、カメの場合抱卵しなくても薬の効果を検証できないことを説明され、もう一度検討するということになりました。ただ暗黙のうちに打たないという結論が出ていることに、お互いそのとき気づいていたかも知れません。

 このまま今年は抱卵しないでいて欲しい。スジコBの本能が開腹の傷を完全に治すのに集中し、今年は抱卵まで気を回さないでいて欲しいと願うばかりです。

 スジコBはそんな飼い主の気持ちを知らずに、カルシウム補給のためイカの甲を齧る姿を見せています。

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