ニシキハコガメ・スジコBの今後

 ニシキハコガメ・スジコB。今日で今年8月6日に開腹手術を受けてから75日目。まだ2か月半しか経っていないのに改めて吃驚しました。自分の中では昔のことのよう。

 傷口も以前と変わらず問題ないようです。
101018ba.jpg

 飼育箱の中で泥まみれになり、同居している他のメスたちと餌を奪い合うほど回復しています。状態は今年一番良いかもしれません。体重も420gに達しています。
101018ca.jpg
101018da.jpg

 自画自賛になりますが本当に放射模様の綺麗な個体です。このスジコB、このまま自然に冬眠させます。この2年間冬に人為的に産卵させるために、11月に一旦低温に当ててから加温飼育に移行していました。今年はすでに気温が低下しているので、スジコBも確実に秋の到来を感じているはずです。昨年と同じことをすると、たぶん確実にまた抱卵し、きっと卵詰まりを起こすでしょう。それで少しでも時間を稼ぐために敢えて冬眠に踏み切ります。そして冬眠明け後に、カメに効くかどうかわからない抱卵を抑制する薬を注射するかどうか決めます。

 個体の状態にもよりますが、今年はすべてのニシキハコガメ成体を冬眠させる予定です。オスは毎年冬眠させていましたが、メスも含めてそうします。確かにこの2年間、自分が思った通りに早く産卵させることができました。しかし、やはり人為的に操作するためか、個体の調子が今一つなのです。(それがもしかしたら卵の発生停止などにも関係しているかもしれません。) 暖かくなってきた頃の温度管理が結構難しく、個体に環境的なストレスを与えているように感じるからです。
 もちろん夏になるまで室内温室の中で半年以上管理しようと思えばできないことはないのですが、気候が良い時期になるとやはり自然の太陽光線の下で管理したくなります。そうすると注意していても温室より温度が下がる時もあり、体内のリズムがどうしても狂ってしまう感じがします。仮に温室でずっと管理したとしても、夏の自然産卵のように、真冬に産卵した後一定間隔で産卵させることは、今の私の技術では難しく感じます。そうなるのは温度だけが要因ではなく、もしかしたら日照時間なども関わっているかもしれません。

コメント

非公開コメント