ブラックマジック

 今年は大輪が咲きました。 ツバキ“ブラックマジック”です。
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 この品種が出始めの頃からハマりました。赤ではなく、黒の強い紅色です。花弁がその独特の光沢からベルベット(ビロード)風なので、とても豪華に見えます。

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 花が重くて、下を向いて咲いていました。水玉がとても綺麗。花弁の質感・重厚感が少し分かるかも。




 さて、豪華な花の前振りの後は少し生々しい画像です。



 ニシキハコガメ・腹甲傷のスジコDの卵の最後の卵のことです。ちょうど産卵から50日目あたりで卵殻に小さな穴が開き始めました。孵化が始まったと思ったのですが、いっこうに小さな穴が拡大する気配がない。それで人手を貸すことにしました。


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 首のあたりが浮腫んでいます。すでにこと切れていました。


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 まだ大きい卵黄が残っていましたが、もう体は出来上がっている感じ。卵黄の周りを、血管が含まれる薄い膜が覆っています。後ろの方から前方に向かって血管が発達しています。

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 観察してみて、いやあよくできていると感心してしまいました。卵の中の限られたスペースをうまく用いて発生しています。
①背甲の形は円形ではなく、卵殻に沿った楕円形。
②腹甲と背甲の間のわずかな隙間にピッタリと収まる形で足が形成。
③尻尾まで体に沿って無駄なく収納。


 残念ながら死因までは分かりません。ただこうやって最後まで孵化しない時は、♀に産卵経験があまりない時や♂のかかり具合が悪い時に多いように思いますので、今後♀が性成熟すること、♂をうまく掛けることをすると成績が良くなると思われます。

 うちに来た時は全く卵を持っていませんでした。それでも結果的に持ち腹個体であるかのように産卵まで至りました。残念なことに3個中2個が孵化に至りませんでしたが、今後に大いに期待出来る結果でした。(なんとか孵化した1個体を育て上げたいですが、個体の力が関係してきますので、どうなることやら)。

 あの関西のショップにいた他のニシキハコたちは今頃どうなっているんでしょう?またオークションで売られていた個体たちも元は同じようなのですが、そちらはどうでしょうか?

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