1クラッチ目を終えて

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 2016年のニシキハコガメの産卵状況(1クラッチ目)。

スジコB  4-3
スジコE  4-4
スジコF  5-4
スジコG  5-5
スジコH  3-3
スジコI   4-3
スジコJ  4-4

合計   29-26

(ハイフンの前は産卵数、後は白濁した卵の数)



 7頭のメスが合わせて29個の卵を産み、そのうち26個が白濁しています。ここまでに限っていえば順調すぎ。

 ただ、最終状況がどうなっているか分からないのが、ニシキハコガメの孵卵。全部孵ればいいけど、途中で発生が止まったり、孵る力がなかったり、孵ってもまもなく死んだり、いろんなハードルがあります。



 ちなみにここ数年の産卵数、孵化数などを公表します。

2015年 24産卵-15有精卵-14孵化-13生存
2014年 22産卵-17有精卵-13孵化-12生存
2013年 14産卵-11有精卵-10孵化- 6生存
2012年 34産卵-20有精卵- 9孵化(?) - (?)  この年は孵卵失敗もある
2011年 13産卵-11有精卵- 9孵化- 6生存

(詳細はその年の繁殖記事を見ると記載されている場合があります)




 コメントで、年間何クラッチあるかとの質問がありました。

 我が家のデータでは、自然に任せたとして、多くて2クラッチです。1クラッチだけということもあります。昨年は5頭のうち3頭が1クラッチで終わりました。これは繰り返しますが「自然に任せた」場合。

 「自然に任せなかった」場合、例えば、冬場に人工的に加温して早く産ませた場合で、我が家では2012年まで数年間試してみました。そのときはスジコCが最高4クラッチ。スジコDが3クラッチ産卵した記録が残っています。(スジコDはこの年冬期加温したかどうか記録が見つからず不明。)

 どうぞこのメス親の名前に注目し、この記事の最初のメス親の名前と比較してください。私もこう書きながら気づいたのですが、興味深いことにそのメス親たちを今は飼育していません。どうしてか? すべて死亡したからです。

 その原因が何なのか、今となってはわかりません。

 ただ、冬期産卵させた場合、環境維持が難しかったのと、年間を通してみたときの個体の状態から、私は2013年から一切やめ、自然のサイクルに任せるようになりました。


 幼体がワラワラいる状態(私にとっては20匹くらいかも)はいつか達成してみたい夢です。今回は繁殖がまだ不安定な初産個体も含まれていますし、どうなるでしょう。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

コメント

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貴重な繁殖の記録ですね。
それにしても今年はすごい数、すべて孵らなかったとしても、ワラワラは十分期待できるんじゃないでしょうか。

たしかにもともと日本と同じような気候の所に棲んでいるのに人工的に加温して多く産ませるのは、母体にも負担がかかるでしょうね。
うちでもモリイシは自然任せで、そもそもモリイシは年1クラッチしか産みませんが、それでも毎年産ませては消耗が激しいのでは?と思うこともあります。

BONZO さん、

ありがとうございます。

有精卵が結構確保できたので、ワラワラが少し見えてきました。

モリイシは年1クラッチだけなんですね。それでも毎年は?と思われるんですね。興味深く思いました。
母体の中の潜在的な卵(らん)って数が限られていると思うので、
自然に任せて産んでくれるなら、そのカメとの付き合いも長くできるのではないかと思ってます。
温帯種に関しては、今後もこの路線で。

 飼育記録を取ることは大切ですね、大変参考になります。今後の飼育においては 私もきちんと記録を取らなければと思いました。

 自然のサイクルに任せるは、温帯種では私も同意見です。

 ミシシッピーアカミミガメやブラックバス ブルーギル ウシガエル アメリカザリガニの 自然下においての異常な繁殖力が物語ってます。

 こうして見ると身の回りに なんと 北米原産種の多いことか・・・

 モリイシガメも以前飼育してました。おぼろげな記憶によるところですが 産卵回数が少なく1回ぐらいと記憶しております、一度に15個前後は産卵してたでしょうか、そのまま常温で採卵もせず ほったらかしても、孵化率は高いみたいでした。それこそ一発でワラワラ状態で冷や汗ものです。
3年間ぐらい同じサイクルで産卵してましたが別に体調を崩すことはなかったと思います。

 この種も 日本の気候に適してるのだと思います。ただ 食欲の底なし具合と オスの気性が激しく 多少 持て余し気味でした。ペットとしては良い種だと思うのですが 多頭飼育には向かないと思います。

 当時は安価で地味だった為、行きつけのペット屋で餌と交換ぐらいでした。 今では考えられない扱いだったと思います。

かりん さん、

モリイシ、やはり1クラ。
なんで?と思いましたが、1回の産卵数がとても多いですね。
そうならばクラッチ数を重ねられないのはよく理解できます。

それにしても、かりんさんの過去の飼育種の多様さ、すごいですね。
カメワールドへの復帰、おめでとうございます。