100日かけてやっと孵化

 今年もカブトニオイガメ(暫定TSD♀)の孵化が始まりました。96日目。
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 TSD♂もいますが、孵化はいつになることやら。10月のイベントには確実に間に合いませんね。


 そういえば震災後に発見した自然孵化のカブトニオイガメ、一匹だけ生きています。一方、池から回収しそこなった同幼体はどうなったことやら。あれから全然見かけません。生存は厳しかったかな。



Razor-backed musk turtle (Sternotherus carinatus)  

黒いキボシ

 30度孵卵管理だったキボシイシガメ。3クラッチ目の卵だったのですが、早く孵化し過ぎた感じで、かなり小さく生まれてきました。やっと進水式。
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 その中に、一頭だけ黄星の薄いほぼ黒い個体が出ました。魅力半減に思えますが、かえってどう育つのか見てみたい気分。
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 同腹の26度管理の卵は十日遅れて孵化。こちらはいたって普通のキボシ。



 一方、これより前に生まれた幼体たちは、一頭も死ぬことなく、すくすく成長しています。赤ポッチは26度孵卵の個体。
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Spotted Turtle (Clemmys guttata)

ニシキハコガメ 今年の孵化状況

 総産卵数36個。有精卵は30個あったのですが、孵化したのは19個でした。

 20個が「わらわら」の境界線と自分で基準を設けましたが、達成なりませんでした。来年以降の目標にします。この19頭というのも自己最高数の孵化ですので喜ぶべきなのですが、下に書く事柄が生じて、素直に喜べない自分がいます。

 今年から新たに二つのインキュベーターで卵を管理しました。30度と26度管理。そのなかで今年の特徴を挙げるとすると、30度管理の初産卵個体の卵は順調に孵化しました。でも産卵経験ありの個体たちの卵は、30度でかなりの数が発生停止を経験しました。地震の影響はないと思いますので、親個体たちの管理法が悪かったのか。

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 赤ポッチは26度管理の個体(暫定TSD♂)。

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 これらは今年のマイコレ予定個体。これに加えて、まだどの個体を残すか決めていませんが、初産卵個体たちから生まれた幼体も1頭ずつは残す予定です。

 こうやってマイコレが増えていくんですが、無制限に増やし続けられないこともわかっています。いっそこの大好きな種だけに飼育を絞って、徹底的にニシキハコ馬鹿になろうかとも思いますが、ほかのカメの中にも好きなのがいるし・・・。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

手元を離れて行った個体たちの成長の様子

 ニシキハコガメをお譲りしていると、こんなに成長しましたという報告をいただくことが時々あります。画像を送ってくださる方、お会いした際にその個体を見せてくださる方、ブログをなさってるなら記事にしてくださる方などいらっしゃいます。



 ◇ Yさん所有個体(2015CB)。
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 コントラストがはっきりしています。さらに成長すると模様がのってきそう。




 ◇ Iさん所有個体(右 2015CB)。♂確定。
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 自宅近くで獲れる生餌メインで育てており、10cmを優に超えています。




 いずれも今年再購入してくださり、ありがとうございました。




 そして本日、以前からお話をいただいていたMさんにお届けするために、やっと予定を調整して、お隣りの福岡県まで行ってきました。ちょうど実家への帰省も兼ねて予定を組めたので良かったです。某所で雨宿りしながら長々と立ち話になってしまいましたが、お話できてうれしかったです。ありがとうございました。




◇ Mさんが育てられた個体(2015CB)。
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 餌食いが良かったので、水飼いで育てられたとのこと。水飼いを続けると調子崩す個体が多いと思ったんですが意外でした。顔がきれいでした。色柄といいい鼻筋が通っているところといいスジコG系統か。




 どの個体も立派に成長していました。このように再会できるのは本当に喜びです。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)