産卵シーズン幕開け

 昨年の記録だと4月29日で他のカメに先駆けて産卵。今年も自然産卵で最初でした。

 震災で忙しくて、抱卵を確認したのは昨日のことでした。お腹の中で卵がかなりいっぱいだったので、すぐさまニシキハコの産卵場に移しました。ここで産ませるのは初めて。

 そしてその翌日に触診したらすでにスッカラカン。さっそく産んだのね。

 まだ冬眠用の落ち葉が分解されていない土の中に産んでいました。
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 出てくる、出てくる。最終的に5個見つかりました。
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 お礼のミルワーム。
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 友人が外国に引っ越すからと、自家繁殖の幼体を譲ってもらい、ここまで成長しました。上から見た甲羅は長ひょろい形。最も気に入っているセマルです。


 今年からクールインキュベーターが2台体制になりましたので、温度依存性決定を試してみたいと思います。まだまだ余震がありますので、クールインキュベーターの置き場所も考えた方が良いかもしれません。幸い、2度の大地震でも、インキュベータが移動したり倒れたりすることはありませんでした。余震の振動とかが孵卵に影響を与えないといいのですが。



Yellow-margined box turtle (Cuora flavomarginata)

アッサムの近況

 久しぶりにアッサムセタカガメを。

 夜中アッサム水槽の前に行ったら、メスが水中でぐっすり寝ていました。
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 近づいても起きず、右足を出してバランスを取り、水流でゆらゆらしながら眠っていました。
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 起きてしまいました。
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 初登場。甲長10cmに満たない♀がいます。甲ずれですが確実な♀。 
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 そして幼体から飼育しているこの尾切れの個体も、♀だと思うんだがなぁ。
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 少しずつ少しずつアッサムを集めて、今6頭になっています。そのうちの3頭がたぶんメス。

 本当に巷にいなくなってしまいました。たまたまいてもものすごく高価。もう手が出なくなりつつあります。

 ビバガ最新号にあったように「幻→ポピュラー→幻」になっていますね。「ポピュラー」のぎりぎり最終付近に飼育を始めた私としては、もっと早く始めておけば良かったと思います。いいカメ!



Assam Roofed Turtle (Pangshura sylhetensis)

水没したメタハラ安定器

 熊本地震で水槽の中に飛び込んでしまったソラーレ70の安定器。かれこれ20分は完全に水の中に潜っていました。メタハラって、今のところうちでは寒い時期しか使わないので 、電源ははいっていませんでした。

 水中から引き上げた後、早くケアをすれば良かったのですが、そんな余裕は今までなく、間もなく地震発生から4週間が経とうとする中、やっと状態を確認するために重い腰をあげました。まだまだ震度3程度の余震が来るんですよね。


 もう中は錆びてるかな?電子部品も水でいかれてるだろうな? 

 ねじを緩めながら考えます。



 そしてふたが開くと、

 へっ?






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自然孵化のカブトニオイガメ

 震災の時に見つけたカブトニオイガメの自然孵化個体。その後1頭、また1頭と見つかり、今では計3頭飼育しています。

 そして本日、4頭目を屋外池の浅瀬で発見。TG-3水中カメラで撮りました。
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 結構甲羅にコケが生えており、なんとなく周囲と同化していますね。
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 ここには成体のオーストラリアナガクビやニホンイシガメ、カブトニオイがいるのですが、大丈夫なようです。

 この幼体、このあと一瞬目を離したすきに消えてしまいました。深みに逃げ込まれたのかもしれません。回収失敗。


 ついでに親個体を調べてみると、抱卵してました。こちらはそろそろ産みそうな感じ。どこに産んだか分からなくても勝手に孵化しそうですが、なんとか卵を回収したいですね。




Razor-backed musk turtle (Sternotherus carinatus)  

ここまで大きくなりました

 ニシキハコガメ2015CBの成長報告をいただいているのでご紹介します。いずれも昨年の秋の九レプで販売した個体たちです。


まずは、

 販売時は小さめだったと記憶している個体です。うまく育てられて、きれいに育っています。
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 「ニシキって意外と活発で驚きました。成長も早く感じています」とのコメントをいただいています。今年の3月時点での画像。




つぎは、

 販売時のプリンカップに入りきれないほど大きくなった個体。
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 マイコレにしたいほど、ものすごく太い模様が出てきていますね。




 今年もまもなく九レプが開催されます。いつもならブースを間借りして出展させていただくのですが、残念ながら今回は出展いたしません。

 でも今年も新しい命が次々と宿されています。スジコと名前を与えられている5頭は、いずれも抱卵確認済み。この種のメスに多い卵詰まりになることなく産卵してくれることを望んでいます。この点で震災の影響がありませんように。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ニシキハコ、今季初産卵

 我が家で一番愛着のある個体。
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 2010年卵詰まりの手術をした、ニシキハコガメ・スジコBです。毎年ニシキの中では一番最初に抱卵しますが、今年もそうでした。( ※ この張り付けてあるのは取れる日が来るのでしょうか。)


 今年初潜り。
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 翌朝、お腹の中に卵の形跡なし。
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 潜っていた場所を掘り進めます。今回も最下部に、卵の部屋を丁寧に作って産み落としてありました。( ※ 深度合成写真も撮ったけれど、かえって奥行きが分からなくて、あえてピンボケ写真使ってます。)
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 母親と卵。
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 うちで飼育している個体たちを見回すと、スジコB系統の「メス」を一頭も残していませんので、このクラッチに限ってはすべてメスにすべく温めます。( ※ なお、昨年ぶりくらで販売した大きめの個体たちがスジコB系統でした。)




夜には早速白濁が始まっていました。

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 ニシキハコ今季初産卵と白濁、まずは一安心。




6/4追記
3個が白濁しました。いびつな1個は無精卵でした。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

土の中では

 今朝のニシキハコガメ・スジコE(2006CB)。土が載っているので分かるように、潜っていました。
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 今回は、産卵床として使っている90cm水槽の手前ガラス面そばで、産卵行動をとったのです。
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 地表から水槽の底まで約27センチ。
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 おっと、目が合ってしまいました。
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 光を当てて撮影しますが、カメは黙々と埋戻しのルーティーンを繰り返します。これは確実に産卵しましたね。
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 これは地表ではありませんよ。土の中、普段は決して見えないところで延々と続けられている作業です。
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 ニシキハコのメスって、すごいね。P5190090.jpg


 本当にお疲れ様!
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 動画もあるのですが、アップの仕方が分からないので、画像だけを公開。



6/4追記
4個すべてが白濁しました。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

三頭目の産卵

 ニシキハコガメ・スジコF(2006CB)が産卵しました。
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 今回は深く穴を掘りませんでした。こんなこともあるんですね。
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 朝、水入れに浸かり、産後の休憩中。
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6/4追記
4個白濁、1個だけ無精卵でした。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

根がかなり深かった

 昨年から、人間でいう左肩あたりに大きなコブができて、調子を崩していたカブトニオイガメ2008CB。池で飼育していると、他の個体にいじめられて確実に死ぬと思い、隔離飼育してました。2003CBが死んでしまったので、なおのこと残しておきたいとの思いが強かった個体です。


 三月時点での画像ですが、穴が開いてました。
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 このため、左前あしはほとんど動かせません。骨などにも影響ないのでしょうか。



 しかし、暖かくなるにつれ、この個体自身の餌食いも良くなり、だんだん下から肉が盛り上がってきました。あの穴がこんなに変容するとはそれはそれで驚き。

 ふと見ると、これってポロリと取れそうじゃない?
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 取れました。でも正確に言うと、抜けました、という感じ。
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 かなりでかい塊となっていたのでした。
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 これは今まで見た中で最大の摘出膿腫。

 肩の部分には、大きな穴が残ってしまいました。
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 このあと前あしが以前より動くようになりました。

 穴はやがてふさがるとして、この治癒にエネルギーを注ぎ込んだためか、毎年抱卵していたこの個体は、今年はその気配がありません。今年はゆっくり休んでいただくことにしましょう。





追記
 抱卵していた池のカブトニオイ(上記個体とは別個体です)、産んでましたね。でも、探しまわりましたが、卵のありかを見つけられませんでした。まだ回収を諦めていませんが、自然孵化もいいかも。そして、昨年の仔で、自然孵化していて回収し損なったカブトニオイベビーの残る一頭も、どこに行ったのやら。あのあとお目にかかっていません。



Razor-backed musk turtle (Sternotherus carinatus)

四頭目、スジコH

 一応このブログ、自分の備忘録も兼ねているので、ニシキハコガメの各種親の1クラッチ目は記録しようと思っています。

 スジコH(えーっと、2010CB)が産みました。
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 どういう思いか分かりませんが、たいていどのニシキハコも掘っているところをのぞき込みに来ようとします。 



6/4追記
3個すべて白濁しました。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

5月23日は世界カメの日だった

 5月23日は、世界カメの日だったそうです。世界に何百種といるカメを保護するために定められた日。


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ワーイ!
ニシキハコガメ(学名:Terrapene ornata)の赤ちゃんは、生まれたときは体長3センチほどだった。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark) ※画像クリックで、かなり大きな写真になります。


驚くほどかわいい、カメの写真17点
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052400180/?P=1 より引用

 17枚のうちの一枚に、ニシキハコガメ(学名:Terrapene ornata)のもありましたので、紹介しました。

 ほかにも、モエギハコガメ、バーミューダ諸島のキスイガメ、双頭のキバラガメ、ミューレンバーグイシガメ、コウヒロナガクビガメも含まれています。



 5月23日、世界カメの日、覚えておこう。

例年通りのキボシ産卵

 三連投です。今日はすべてがフリーだったので余裕があります。


 昨晩も産卵行動を見せ、遅くまで掘り掘りしていましたが、結局産みませんでした。今晩も連夜の産卵行動。昨日の今日なので、あとでゆっくり観察できるという余裕から、ブログ記事を書き終えたあと見に行くと、もう埋戻しの最終部分でした。終わるのが早すぎる。
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 では、私も早く行動させていただきます。埋戻し中にちょっと移動してもらって、埋め戻したばかりの卵を回収。
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 その後、もとに位置に戻して、埋戻し再開。本能のまま、気が済むまま。


 このメスはオスに気に入られており、毎年有精卵を産みます。一方、もう一頭のメスはオスにまったく相手にされず、毎年無精卵ばかり。このクラッチは今年も発生するだろうと期待して、2つのクールインキュベーターで、雌雄の産み分けに挑戦してみます。


Spotted Turtle (Clemmys guttata)

Gも産卵

 ニシキハコガメの5頭目の種親スジコGが産卵しました。

 まもなく埋戻し終わりのタイミング。下に2011CB(抱卵中)が潜って寝ているんですが、お構いなし。
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 今埋め戻している真下に産んだのかと思いきや、実際に産んでいた場所は、ずれていました。

 また、今回も水槽の底付近に産卵。深いですね。こんなところに産んで、孵化仔はすべて、20cm以上うえの地表に出てこれるんでしょうか。今のところ卵はすべて回収しているので不明です。

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 小さめの卵5個産んでました。
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 5月末時点で、期待していたメスがすべて産むのは初めてかもしれません。昨年は全体として極端に少なかった二クラッチ目を、今年はどうしても期待してしまいます。

 また、この後、生後5年の2011CB(今のところ名無し)二頭の産卵が控えています。



追記
懇意にさせていただいているデメキンハウスさんのミナミニシキハコガメも産卵したようです。


6/4追記
5個すべて白濁しました。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

 

九レプにて

 ちょうどぽかっと予定が空いた日曜日、妻の実家から電車で九レプに行ってきました。今回は出展側ではなく、一入場者として。

 熊本地震もあって、今年は行かないという声も聞かないわけではなかったので、正直客の入りを心配したのですが、いざ11時頃入った時にはそれは杞憂だと判明しました。

 とにかく人が多い多い多い。通路で人の流れが動かず、迂回して回ることもしばしば。かなり盛況でした。

 途中カメ友さんたちとも数名お会いし、雑談を楽しみながら、カメを見て回りました。



 クリーパーブースにいらっしゃったNさんに、机の下から取り出して見せていただいたハーレラドロガメCB。東京でお会いしたK氏ブリード。
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 美しいギリシャ。
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 巨大なホルス。
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 リクガメの画像をなぜ? はい、ひそかにヘルマンを欲しいなと思っていたから目にとまりました。かなり悩んだ個体もいたのですが、予算的にはOKでも大きさが合わなかったり、大きさはOKでも予算が合わなかったり。

 アジアのカメも結構見かけました。スペングラー、ヒラセ、モエギ、大量のヤエヤマミナミイシ・・・。でも私自身が今はあまり興味がないからね。
 アメハコでは、フロリダハコ、トウブ、ミツユビは見かけましたが、ニシキは私が入場した11時頃はまったく見ませんでした。いなかったのかもしれません。
 キボシも秋ほどワラワラとおらず、かなり少なめかな。



 そんな中私が唯一お持ち帰りしたカメはこれ。アッサムセタカガメ。

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