オス同士の闘争で負傷

 ニシキハコガメのオス同士のやりあいで負傷者が出ました。普段からけん制し合っているのですが、今回のように食いちぎられたのは初めて見ました。痛々しい。
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 今年の力関係の最上位の♂、スジオCです。これでいじけないといいのですが。

 外は雨がひどいので、念のため室内で一泊二日養生させました。餌食い問題なし。


 そしてわずか5日後。


 あれ?もう傷が治ってる。

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 修復力の強さに感心しました。




 今日は「午前8時59分60秒」の日。

キボシイシガメの産卵瞬間

 キボシイシガメの産卵(2クラッチ目)に立ち会えました【TG-3で間近から動画撮影】。動画のアップの仕方が分からないので切り取った静止画で。

 産卵直前、オレンジの丸の部分がものすごく膨らんでいるのに気づきました。力を込めて息んでいるんでしょうね。
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 この日、前夜から朝にかけて、その音で目が覚めるほどの豪雨が何度も降りました。実は前日穴掘りをしていましたが、その豪雨で産卵を諦めたよう。それで一日延期の産卵。

 今年もこの個体が産んだ卵はすべて白濁。もう一頭のメスが産んだ卵はすべて無精卵。


Spotted Turtle (Clemmys guttata)

2010CB(スジコH) やっとスカッと産卵

 梅雨明け間近? 昨日から一気に晴れて、気温が急上昇している熊本です。昨日は34℃、今日は35℃を超えてます。空には今年初めて見た、夏らしい入道雲。

 この炎天下、カメたちはせっせと甲羅干しをしています。今までできなかった分を取り戻すかのよう。


 やっと産んでくれました。ニシキハコガメ・スジコH。 
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 産卵床の最深部に4個もあった。もっと少ないと思っていました。数を予想するのは難しい。
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 5/25  1個  無精卵
 6/13  1個  無精卵
 7/9    4個  まだ不明

 きちんとオスは掛かっています。今回やっとまともな卵がとれた気がするので、まだ白濁する可能性もあると考えています。ただ卵黄が沈んでいても白濁しない時もあるし、ほんと気まぐれな予想しづらいカメです。

 この産卵間隔と産卵数から、3クラッチ目と考えることにしました。前回と前々回は、1個産んだ後にすぐ、まだ卵がある感触がわずかに残っていたので、一度に産みきれていないと感じていました。卵が詰まってるんじゃと戦々恐々でした。

 初産卵で、卵詰まりとか勘弁してほしいと思っていましたが、無事に産んでくれてよかったです。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

2クラッチ目開始

 今日は雨ですが、昨日まで三日間晴れて、真夏になりました。

 ニシキハコガメ・スジコEが2クラッチ目を産みました。ここに来て比較的スムーズに。雨が続いた時はほんとやっとこさ産んでいた感じ。

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 いい卵です。

 ほかの個体の2クラッチ目はまだ来ません。来るかな? 1頭だけ来そうな感じがかすかにする個体がいますが、ほかのはもう終わりか、来たとしても秋にずれ込むかも。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

わずか一個の喜び

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 嬉しいのなんのって、今年初産卵したニシキハコガメ・スジコHの卵(画像右端)が、四個中わずか、そう、わずか一個だったんですが、白濁しました。

 合計六個中白濁したのは一個のみ。一個でも白濁してくれれば、来年からのモチベーションも違うわけです。孵化まで至るかどうかは別問題。それまでに何重にもハードルがあります。でも今日は喜びます。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)


今シーズン最初の孵化始まる

 今シーズン最初の孵化が始まりました。
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 4月29日に異例の早さで産卵したチュウゴクセマルハコガメの卵。2013年に初産卵した個体で、昨年まで2シーズン、有精卵が取れにくい個体でした。3シーズン目の今年は、一転安定し、有精卵が取れるようになりました。

 孵化までかかった日数75日。


Yellow-margined box turtle (Cuora flavomarginata)

穴の再利用

 また梅雨に逆戻りした感じです。

 池のそばの地面に、大きな穴がぽっかりあいていたのは昨日のこと。穴の底にはわずかですが水が溜まっていました。あぁ、これは、ニホンイシガメがあけた穴。昨夜の大雨でたぶん池の水があふれ、放棄された穴だと思われます。砂利があるところを掘るイシガメは、1995年から飼育している最古参の球磨川産ニホンイシガメ。抱卵していたからね。今年は2015年。まだ亜成体だった彼女を飼育し続けてもう20年になるのか、と感慨深くなります。

 するとその穴が、翌日にはきれいに無くなっていました。

 おかしい、何か変。ということで、穴があった所の土を除け始めました。すると・・・出たぁ。

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 再利用していたわけね。固い地面を二度も掘る手間を省いたわけね。

 深さ15cmほど掘って埋めてありました。周りの土が固く、池のそばだということで土をできるだけ掘り崩したくないので、ピンセットを使って卵を慎重に取り出しました。

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 掘るそばから産んだ本人が近寄ってきて、掘り上げた卵を餌食にしようとします。やはりカメですね。



 たぶんこのニホンイシガメを最後に、今年の産卵はほとんど終わりかなと思います。

 それでも、梅雨が明けた後の、ニシキハコガメの産卵をまだ期待していますが。ここ日本では、なぜ秋に産むことがあるんでしょうね。



Japanese pond turtle (Mauremys japonica) 

活動的なギリシャリクガメ

 ギリシャリクガメのペア、元気にしています。生きているのかと時々聞かれるので、一年ぶりに登場。

 今日は決して広いとは言えない飼育場から出して、庭の草取りを手伝ってもらいました。

 うちの場合、メスはオスよりも活発です。

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 ブロックもなんのその。
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 へいちゃら。

 導入したばかりの昨年は、いきなり2クラッチの無精卵を産みましたが、今年はまったく産卵の気配がありません。今年の長雨の間はとても辛そうでした。最近やっと晴れ間が見られるようになり、それに伴って活性も上がった感じがします。
 そういえば冬眠も一番寒い時期に2か月ほどしたのみで、それ以外は晴れた日には出てきていました。冬眠ができるということは分かって購入しましたが、何という種類かは分かっていません。



 今日はいろんな雑草を口にできて、いっそう生き生きしているように見えます。

大切な血統

 ニシキハコガメ2014CB、唯一残しているマイコレ個体。それが調子を崩していました。

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 この画像では目がパッチリ開いていますが、昨日までは目が充血して、ほとんど閉じた状態でした。

 もうかれこれ2週間になるでしょうか。餌を全く食べなくなり、腫れぼったい目を閉じたままじっとしている、ニシキハコガメで時々見られる症状です。原因は今年の梅雨の異常な長雨にあると見ています。ただ、事前に十分太らせていたので、そこまでは心配していなかったのですが、自分にとっては大事な血統、仕事が大忙しになる前に時間をとって診せてきました。

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 結果として、カメ定番のあの注射、小さなこの個体にも劇的な効果を発揮しました。注射もあり得ると思っていましたが、診察室の秤でわずか41gしかないと改めて知った時、こんなに小さいのに注射を打てるのですか?と尋ねていました。私にとっても仔ガメを連れて行ったのは初めての経験でした。計算のもと微量でも打てると、しかも最も細い針で。具体的な数字は失念しましたが、1gを数桁下回る世界でした。

 幸いにも、処置の翌日には状態が良い方に大転換。おめめぱっちり、強制給餌の準備が無駄になるほどの回復ぶりで、大きな白いジャイミルを自ら捕らえて丸ごと1匹平らげました。


 この幼体、甲板に太模様が出ているのが特徴。親であるスジコGの遺伝の影響があるのはもちろんのこと、オス親の特徴も色濃く表れているのではないかと思っています。そのオス親は、我が家の飼育個体ではなく、すでにこの世にはいない個体。(スジコGを我が家の飼育オスと掛け合わせたのは今年の卵からです。) そういう意味で、血を途絶えさせたくなかったのです。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

キボシの孵化始まる

 キボシイシガメが孵化し始めました。

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 ミズゴケに潜ったやつに表に出てもらって写真を撮ると、おっ!なかなか精悍。きまってる。




Spotted Turtle (Clemmys guttata)

今年も

 その時がやって来ました。なんと恵まれたことか。

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 ひとつの種類にこだわり続け、これで7年連続この瞬間に立ち会えました。長いような短いような。

 目指すは、並のニシキハコガメではなく、きれいな模様のニシキハコ。


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求愛中

 日本の他の場所はすでに梅雨明けしているのに、今なお梅雨のまっただ中の九州北部地方です。

 屋外飼育池のアッサムが求愛行動をしていました。初めて見ました。今頃なんだ。
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 今年は若オスを新たに追加。ライバル登場でちと奮起してくれればいいのですが、その甲斐あったか年長のオスが猛烈にアピールしていました。若オスはといえば、導入時にはなかった傷が尻尾や甲羅に・・・。見えない水中では、もしかしたら激しい競争が起きているのではないかと、あくまでも勝手に想像しています。

 泳ぎが巧みで、目にも留まらないほどの高速泳法を生まれつき持ってるようです。実におもしろいカメです。



Assam Roofed Turtle (Pangshura sylhetensis)



追記

 炎天下で日光浴をするオスたち。手足を伸ばして気持ち良さそうにしているのもいます。
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 でも、警戒は怠っていません。これは窓ガラス越しに撮影しましたが、もし窓を開けようものなら、一瞬で水中に消えてしまいます。大きなメスは、全然逃げないんですが。

模様は三者三様 (スジコB系統)

 人の気配を感じると、殻を前あしで持ち上げて、「頭隠して尻隠さず」の行動をとるニシキハコガメ幼体。そのちょこちょこした独特の動き、思わず微笑んでしまいます。
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 スジコBの卵3個すべてが無事に孵りました。
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 それにしても興味深いのが、親は同じなのに、模様がまったく三者三様なところ。模様がものすごく細かいのから、中間的なの、そして生まれつきど派手なの。



 この個体に至っては、将来の黒と黄色部分の面積が完全に逆転してます。
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Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)


スジコE系統

 スジコEの1クラッチ目が無事に孵化しました。

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Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ミドリガメの規制

 7月28日からミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)についてのニュースが報道されていました。それが29日になって大々的になり数も増えてきました。以下はその見出しです。

・ミドリガメ駆除、輸入禁止へ…販売、飼育も規制
・「ミドリガメ」 飼育規制に向け対策強化へ
・野生ミドリガメ、国が駆除に本腰 生態系への影響大きく
・ミドリガメの輸入規制 5年後めど、生態系に悪影響
・環境省が「ミドリガメ」の輸入を規制する方針を固める


というのも、環境省のサイトで、以下の資料が7月29日付で発表されているからです。
http://www.env.go.jp/press/101292.html


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 今年六月に放送されたNHK「所さん!大変ですよ」・「仰天!農産物を食い尽くした謎の生物」という番組では、

「所轄官庁は、輸入禁止にするつもりはない。また、特定外来生物には指定しない。すでに飼われている180万匹の遺棄などが起こるから」

というようなことを言っていましたが、実際はついに段階的に規制をかけていくつもりなんですね。


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 色変のアカミミの扱いはどうなるのでしょう。

 また、資料によると「アカミミガメ以外の淡水ガメの規制についてもあわせて検討する」との文章も見えます。それがどの種なのか気になるところです。