くっきりはっきり

 8月というのに毎日ぐずついた天気。もう何日続いているの?ただ気温が上がり過ぎず、酷暑よりもましか。週末は台風接近です。


 ニシキハコガメ、生まれたてはぼんやりとした感じの模様だったのが、だんだんくっきりとしてきました。

 その中で、この個体の頭抜けた派手さに目が釘づけ。これでも親はキタニシキハコガメです。
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 うまく育てば、これらは秋のブリーダーズイベントに持って行く予定です。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)


ブドウ大豊作

 今年屋外飼育場で実ったブドウ。品種名は忘れてしまいました。いつもなら虫か鳥にやられてほとんど収穫できないのに、今年はちがう! たぶん春のカラス騒動以来、飼育場全体にネットを掛けてるせいだと思いますが、人が何度も食べられるほど収穫できました。

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 袋掛けをしていないため、色は不味そうに見えるんだけれども、実は甘い。当然ながら無農薬栽培です。ただ残念なのは、小さな粒なのに“タネ”があること。種なしブドウくらいの大きさです。

 落下したものはカメの胃袋に収まっています。なんと贅沢なカメたちか。

 このところ雨続きで満足に餌をやっていないせいか、飼育場に足を踏み入れた途端、一斉に寄ってくるニシキハコガメ♀たち。こいつらももちろんブドウを食べています。
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2014成長報告 -トゥルカナハコヨコクビガメ-

 さとさと産トゥルカナハコヨコクビガメ、登場回数こそ少ないですが、すこぶる元気にしています。

 外で飼育しているためか、色は黒っぽくなりました。成長線もはっきり出て、重厚になりました。

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 上と下の画像では、左右の個体が入れ替わっています。
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 ♀が13センチ弱、♂が14cm弱になりました。

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 特に♂は、キールの出方が強くなった気がします。青い目も健在。

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 そしていつも不思議に思うのが、腹甲の中央部にある柔らかいところ。♂だけに見られます。一見生存には不利に見えますが、♀に乗る時か何かに必要なんだろうと思います。

 こんな貴重なカメを飼育できて幸せ。ありがとうございました。



Turkana mud turtle (Pelusios broadleyi)

初ブリード

 一日の仕事が終わり、何気なく孵卵器を覗き込むと、なんとなんと孵化してる。
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 これを見て、いっぺんに疲れが吹き飛びました。

 これは見間違うことなきナガクビ! 本物のオーストラリアナガクビガメ(ロンギ)です。


 小さいのに大人同様の質感。
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 ロンギがそろそろ初産卵かと待っていた6月初め、普段見慣れたニホンイシガメの卵より明らかに小さな卵が見つかりました。最初8個、次に10個。どちらも硬質の卵。どちらも見た目同サイズ。自分には見分けがつきませんでした。そして最初の卵からニホンイシガメが孵化し、あとの卵からはこのオーストラリアナガクビガメが孵化しました。特に後者は孵卵期間がすでに2か月を越えていたので、ニホンイシガメではない可能性が高まったと感じていました。それでもクリーパー4号に記されていたデータよりはるかに短い70日の孵卵期間でした。

 今回我が家でとれた卵の平均サイズ。

   ●オーストラリアナガクビガメ  28.3×17.5 〔29.2×19.5〕  

       長径×短径、単位はいずれもmm
       なお、〔 〕内はロンギと間違えた同時期のニホンイシガメの卵
       ニホンイシガメはやはり小さ過ぎたのか、2匹のみ生存




Chelodina longicollis

収納の知恵

 今年初ハッチのオーストラリアナガクビガメ。10個すべて孵化しました。
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 初めてのナガクビブリードなので、いろんなことが目新しく、興味津々。


 たとえば、あの小さな卵の中にどうやって体がおさまっているか。

 結論から言うと、今まで飼育してきたカメとは全く違った体勢でおさまっていました。普通のカメでは、卵の長径と体の軸(背骨)の方向は一致しています。しかしナガクビガメの場合、卵の長径と体の軸の方向がほぼ「直角」なのです。
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 短径方向に体をおさめるためには、背甲は卵殻に沿ってへばりついたようになるけれども、腹甲はちょうど半分に折れ曲がる必要があるんですね。仔ガメはまるで前屈するかのようにして、卵の中に入っています。 
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 長い首と頭部は非常によく発達しており、卵の中のスペースを無駄なく活用するには、こうするのが最善だったのでしょう。何かに例えるなら、ソーセージをナンで包んでいるかのような。

 腹甲は折れ曲がって大丈夫か?と思うのですが、だんだん折れが元に戻ってまっすぐになってくるようです。腹甲に、伸びろ!固くなれ!と、体内で指示があるのでしょう。

 驚嘆するばかりにうまくできてます。その知恵に感動します。



Chelodina longicollis

“カメクラブ”某県支部長(?)からの贈り物

  中部地方の某県に、このブログの熱心な読者でもある妻の無二の親友もいます。自称“カメクラブ”某県支部長。その彼女から、機会があるごとに少しずつ私のために入手してくれていた、カメグッズをいただきました。全部で8点。
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 一方、妻には、2点。しかも再会前日慌てて購入したもの。この差!妻の妬みを引き起こしそうですが、そこは相手の気持ちが読める親友同士。

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 カメブラシは、生協で購入したらしい。私が風呂掃除に使うもよし、カメを洗うのに使うもよし、だそうです。ピンクのひと際輝くカメは、親友が知り合いの子どもからもらったもの。その子が手芸店で何かの掴み取りみたいなものでゲットしたとか。光の当たり具合できらきらして美しい。 

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 カメてぬぐいは野焼きに使うかも(もったいないかな?)。今もカメマークの入ったものを使っていますが、二代目に。カメのペットボトルケースは早速使っています。靴下?と言われましたが、けっこうウケています。


 本当にありがとう。大切に使います。




一か月経って

 孵化から一か月ほど経ちました。背甲の放射模様も、白っぽかったのが少しずつ黄色味を帯びて、落ち着いてきました。

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 脱皮したての白い小粒のジャイミルを、3匹も食った猛者がいます。

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 下はスジコBから生まれた個体たち。このクラッチはものすごく細かな模様が出てきたグループです。右の個体は上の画像の中にもいます。
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 5頭とも元気に成長しています。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

鮮やかな腹甲

 オーストラリアナガクビガメ幼体10頭健在です。卵の中にいた時、どこで“前屈”していたか、腹甲の前葉と後葉の間で曲がっていたのかと改めて気づきました。
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 今の専らの関心は、餌付くかどうかです。水深も徐々に深くしています。というか浅いと食いが悪いように感じます。下の画像のように、今のところ全長より少し深め。
※初期のこの深めの飼育は良くないと先輩ブリーダーさんからご指摘を受けました。(2014/11/8)

 この姿、癒されます。
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Chelodina longicollis