今年は・・・

 大晦日はランニングのあと加温水槽の水替えとFX5の大掃除をしました。いかに大きい外部フィルターとはいえ、定期的なメンテナンスは欠かせません。



 アッサムセタカガメの一番小さな個体が、前足を引っ込めて、流木の先端で微妙なバランスを保ってたたずんでいました。両足で流木を挟み込んで。
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 うちには、まだ性別に確信が持てないこの個体(♂かも)と、繁殖適齢期の巨大♀、成熟した10cmに満たないほどの♂の3頭がいます。
 まもなくアッサム飼育1年。今まではきちんと飼えるか心配だったので、これでも我慢してあまり数を増やさないようにしていました。今は巷に肝心の個体がいない!そのうち登録しなければならない時がやって来るのではないかと心配しています。





 そして今年はこんなものの飼育も楽しみたいと思います。
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 こちら方面に行くとは自分でも意外でした。




 今年もどうぞよろしくお願いいたします。



マダライモリの餌付け

 派手さに魅かれました。マダライモリです

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 今はほとんどCBでまかなわれているとか。

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 配合に餌付くのはまだ、と聞いていました。しかし、イモリを空腹にして、水でふやかしたレプトミンを目の前で小刻みに揺らすと、いとも簡単にすべての個体が配合に餌付いてくれました。
 
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 1度にレプトミン1粒を丸飲み。2,3日に一度だけすべての個体に給餌。置き餌で食べるようになるのはまだ先のようで、今は一頭一頭に食べさせなければなりません。でもそれが珍しくて楽しくて仕方ありません。そして一旦1粒食べるといくら目の前で揺らしても反応なし。でも空腹のときには、餌の時間だと分かるのかそわそわし始め、寄ってくる素振りをみせることもあります。上の画像はまさにそのときのもの。


 冬も無加温で飼育できます。それでもうちでは比較的暖かいカメのいる部屋に置いています。





Marbled Newt(Triturus marmoratus) 

冬眠するもの、やめるもの

 この個体ニシキハコガメ2010CB、年末に冬眠箱の地表近くに出て来ていたので、大事を取って収容しました。その後もしばらく室内無加温環境の寝床でそのまま寝せていたのですが、最近動き出したので水分補給。元気そうです。背甲長10.5cm、体重285g。

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 今年ニシキハコガメで起きているのは、2013CBの3頭と2012CBの1頭のみ。本当は2頭いる2012CBもすべて冬眠させる予定でした。でも1頭だけ土に潜ったり潜らなかったりで、とうとう根負けして冬眠させるのを諦めました。


 なお11月に産卵したニシキハコガメ・スジコGは、他の個体には遅れましたが、すでに本格冬眠へ移行しています。今までの経験から冬場の加温飼育は、通常の産卵期の不安定さを招くように思うのです。


 そうそう、そのスジコGの卵、今日で51日目なので間もなく孵るかもしれません(※ちなみに昨年は53~58日ほど)。寒さにさらしたくなかったので検卵をつい最近まで全くしていませんでした。
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 結果、上段右の卵はもう中の様子が分からないくらい成長しているようでした。上段左と中の2個は白くない部分が気になります。検卵すると、きちんと発生していましたが、もっと成長していてもよさそうな気がしました。下段の卵も生存確認済み。
 ただ、卵の中身を陰影だけで予想するのは結構難しいものです。この時期の生きている胚は、検卵時に大抵手足や首などを動かすものなのですが、中には動かさない時もあります。生死を判断する時には、私なんかは臭いを嗅いでみるという方法もよく使います。これらの卵の場合臭いに問題なし。

 本当は孵化するまで検卵しない予定でした。それでもあえて行なったのは懸念する出来事があったからです。実は私のミスで、インキュベーターの扉が数cm開いたままになっていたのです。いつも静かな機械は、この時ばかりは温度を上げようと、これまでに聞いたことがないほどの音(※それでも小さい音です)を出して頑張っていました。気づいた時にはほんと真っ青になりました。インキュベーターの横に物を置いていて、それが干渉して扉が完全に閉まっていなかったのです。

 整理整頓しましょう。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

割れ始める

 昨日の記事の中でニシキハコガメの卵についてふれたばかりでしたが、早速本日孵化し始めていました。

 昨日の画像の上段右の卵。もう中身がまったく観察できなくなっていたタマゴ。
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 上段真ん中の卵。一番気になっていたタマゴでしたが、意外に早く孵化が始まりました。このように予想は得てして外れるものです。まだ卵黄が結構残っていそう。
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 産んだのが昨年の11月18日。52日目の孵化開始。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

出てきた!

 おとといの時点で割れていなかったニシキハコガメの卵2個も、昨日相次いで孵化し始めました。
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 これですべての卵の孵化が始まりました。



 最初に孵化し始めた卵からは、さっそく幼体が出てきていました。
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 正面からカメラで寄ってみると、驚かせてしまったようで、急いで方向転換。
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 そして、慌ててもといた殻の中に潜りこもうとしています。頭隠して尻隠さず、ですね。※あとで見たらこのまま寝ていました。

 かわいすぎます。飼い主メロメロ。だからニシキハコはやめられません。



 背甲の模様が今の時点でもかなり太いです。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

目標とするもの

 クールインキュベーターの扉を開けたままにしていたミスは大事に至らず、ニシキハコガメの卵4個がすべて孵化しました。
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 こうして見ると、同じ親から生まれているのに、放射模様はみな違います。そこがまた興味深い。

 中には黒と黄の模様が逆転しているかのように見えるのもいます。父親がそうだったと聞いていますので、期待が膨らみます。新しい血統なので、気に入った個体は手元に残して成長を見守りたいと思います。




 自分の繁殖目標について。

 何にこだわるかの違いによっていくつかあるかもしれません。ニシキハコガメに関しては、“キタ”と“ミナミ”の典型的個体をそれぞれ繁殖させることはその一つでしょう。私はそれを否定するつもりは毛頭ありませんが、私の目標(というか趣向)はちょっと違います。それは、

   ペットとして、放射模様の美しいニシキハコガメを作出すること。

目の覚めるような模様の、惚れ惚れするニシキハコガメを飼育したいと願っています。現時点の理想(好み)は、放射模様が太くしかもそこそこそ数が多いこと、背甲の地色は黒が良く、鮮やかな黄色い放射模様が映えること。でもそれを外れたところにも意外な美を発見できる場合があります。それもまた楽しい。

 その理想に近いのはいわゆる“キタ”、しかもその中でも本当にきれいなのは一部です。茶色っぽい個体の中にも、時折ものすごく太く鮮やかな模様を持つものがおり、目を見張ります。そういう感覚を持っているので、私の場合、いわゆる“ミナミ”には目があまり向きません。

 入手できる個体数が少ないという現状はありますが、可能な限りこれからも模様の美しい個体同士を掛けあわせて、好みのニシキハコガメを作出したいと思っています。経験からは、模様のきれいな個体からはそれにふさわしい個体が生まれてくる確率が大きいような気がします。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ヒメハコヨコクビガメの冬季の管理

 ヒメハコヨコクビガメの冬の管理。今は室内無加温で甲羅が少し出る程度の浅く水を張った入れ物の中で管理しています(下の画像は窓越しに日光浴中のもの)。

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 秋にアッサムと同時に取り込んだヒメハコ。最初は加温水槽で一緒に飼育していましたが、適度な深さだと潜るくせに、水槽みたいにかなり深いとまったく潜りません。取り込んでからは水面に浮かんでいるかサンバスボックスに上陸しているかのどちらかでした。

 1か月以上それで問題ありませんでした。しかし、事件は突然起きました。あるとき1頭のヒメハコが水底に力なく沈んでいたのです。血の気が引きました。溺れてしまったのです。
 慌てて引き上げてみると、はっきり動くわけではありませんが、ほんのかすかに生命反応。人間だったらたぶん脳が低酸素状態に弱くて手遅れなんでしょうが、カメの場合は助かる可能性が大です。溺れてから“約3時間”経っていたにもかかわらず何とか息を吹き返したのです。

 それにしても、なぜ溺れてから3時間経ったと分かったのか?実は家族はカメの異変に気づいていました。ただし溺れているとはまったく思っていなかったようです。最初はカメが水底で、遊びの“けんけんぱ”をしているようで、珍しい、面白そうな行動だとその目に映ったようです。そしてなんとあとで私に報告するために動画を撮っていました。


 そんなことがあった後、それまでの管理方法を大いに見直し、現在は室内無加温で飼育しています。ヒメハコヨコクビガメはある程度の低い温度でも大丈夫と分かっていたからできたことです。徐々に環境(温度)を変え、一時期は暖房をつけることのない南向きの部屋に置いておきました。私が計測した時で水温はたいてい12℃ほど。ちなみに我が家は高断熱住宅とはいえ別の部屋の最低気温は9℃を指していましたので、この部屋ももしかしたら夜間は同じくらいにはなったかもしれません。さすがに寒い日は、動きは緩慢かほとんどないかです。その状態で1か月ほど管理したでしょうか。

 今は比較的暖かい加温水槽のある部屋に再び持って来ていますので、以前より動くようになりました。さすがに配合飼料は食べませんが、ジャイミルは口にします。なお、♂同士は噛むということですが、活性が下がっている今の時期や深い水槽で飼ってた秋の時期は同居も問題ないようです。

 今年は、購入したショップに倣って水を張って管理したんですが、適度な湿度が保たれているなら、土に潜らせて管理できるかもしれないと思いました。



African dwarf mud turtle (Pelusios nanus)


 

別飼育の2013CB

 先日の記事でニシキハコガメ幼体を紹介しましたが、もう一頭2013年生まれがいます。それが画像下段の個体で、昨年7月生まれのニシキハコガメです。
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 ぶりくらにも持って行きましたが、高めの値段設定で販売する気があまりありませんでした。


 実験的に低めの温度で管理したため、孵化に要する日数は、通常50日ほどに対して63日もかかりました。たぶん♂になるだろうと予想しています。現時点で背甲の形もドーム型というより角ばっていて、なんとなく♂っぽい雰囲気を漂わせています。今までの自家産幼体と比べて(たぶん相対的に♀が多かったと思われますが)、気性も荒いように感じるのは気のせいでしょうか。

 スジコB(卵詰まり手術生還個体)とスジオCの交配(共にいわゆるキタニシキ)の結果生まれてきました。放射模様がかなり多い、地色の黒い個体です。

 ちなみにスジコB、以前は中間的個体といわれるスジコA(死亡)と掛け合わせたこともありました。その後は次の通り。

     2010年 スジオAと。卵詰まりの手術
     2011年 交配なしの予定が誤ってスジオB(死亡。キタ)と
     2012年 スジオC(キタ)と
     2013年 スジオC(キタ)と

 カメの場合貯精もありますが、もろもろの特徴から、スジオCが父親だと判断しています。




《左上》2012CB。これも同じくスジコBとスジオCの交配。やはり放射模様の多い、地色が黒い個体。
《右上》2010CB(スジコC-スジオB交配、共に死亡)。地表付近に出て来ていたので、念のため早めの冬眠解除になった個体。しばらく室内無加温で放っておきましたが、この1週間ほどで温室に入れました。つい数日前からやっと餌を食べ始めました。



 仔ガメたちはこのところより一層活発化しています。温度は常に一定なので、日が長くなってきた影響だと私は感じています。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ニシキハコ冬眠組、生存確認

 最近はもう春かと錯覚するかのような陽気です。この気候が続かないのは分かっていますが、寒暖を繰り返しながら、確実に春はやってきます。暦の上でも早いもので明日から二月。辛抱はあと1か月です。なお、二月に入ってしばらくの間、たぶんここは熊本城マラソン中心のブログになります(笑)。


 先日、冬眠から覚ましたニシキハコガメや加温組の2012CBのことを書いたら、急に冬眠組が気になってきたので、生存確認の作業をしました。

 ニシキハコガメ・スジコG(左)、季節外れの晩秋に産卵をし、その後の産卵の兆候がなかったため、途中から冬眠に移行した個体です。無事冬眠に移行できているようでした。
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 そして、右の個体は2011CBかな?この個体のみが浅めのところに移動していました。ご覧のようにすぐ目覚め。

 冬眠組の中で特に気になっていたのは、2012CBのうち初冬眠させた方。どこにいるのか探し回ったところ、かなり奥深い所にいました。全然心配する必要がなかったようです。
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 でもこの個体もすぐにお目覚め。ひどい甲ずれですが、その放射模様はかなり好きかも。
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 その他のニシキハコガメ成体♀たちもすべて生存確認しました。どの個体も、温度変化の少ない容器中央寄りの底の方、多少湿り気のある黒っぽい土の中で休んでいました。若い個体ほどすぐに起きてくる傾向があるようで、成体はどっしりと冬眠している感じでした。
 ♂グループの冬眠箱も調べたのですが、表層近くにはいなかったので、そっとしておくことにしました。

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 2012CBだけ、結局起こしました。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)