成長記録 2012CB

 ニシキハコガメ2012CB。生まれて1年と1か月経ちました。背甲長約8cm。

 親個体はスジコB-スジオC、同腹です。同じ親からいろいろな模様の個体が生まれるのが繁殖の醍醐味です。特に卵詰まりから回復したスジコBの仔であるがゆえに、手元に残しがちになるグループです。

PA017124.jpg

 《左》 第二椎甲板に乱れがあり、本来1枚のところから逆「山」字状に3枚出ています。私自身模様が綺麗なニシキハコガメを得たいとの思いがあり、欠点はありますが、その放射模様の太さから気に入っている個体です。

 《右》 整った模様で、均等に数多く出ている美個体です。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

成長記録 2011CB

 ニシキハコガメ2011CBです。背甲長9cm強。

 親は、スジコE(2006CB)-スジオC、スジコF(2006CB)-スジオCです。スジオCを種オスとしてよく用いていますが、そろそろ他の♂も用いられそうです。

PA017135.jpg


 我が家で初めて生まれた孫世代にあたる個体たちです。


Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)


 

成長記録 2010CB

 ニシキハコガメ2010CBです。背甲長10cm強。 

 親は、スジコC-スジオBです(どちらもすでに死亡)。

PA027161.jpg



 この血統は我が家にはこの個体だけしかいません。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

成長記録 2009CB

 成長記録になっていませんが・・・。なぜなら今年手放したからです。この個体がいなくなって、2009CBは我が家にはまったくいなくなりました。

P6285551.jpg



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

成長記録 2006CB

 ニシキハコガメ2006CB。背甲長11.5cmと10.5cm。どちらも産卵そして孵化経験済み。

 親個体は、スジコA-スジオA(どちらもすでに死亡)。オスのスジオAは背甲の色が薄い個体でした。

 私が初めてニシキハコガメの繁殖に成功した時の個体たちです。

PA037165.jpg



 今まで紹介した自家繁殖個体はすべて配合飼料を食べ、とても飼育し易いです。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

フルーバル FX5 導入

 台風の影響はほとんどありませんでした。何もなくて何よりです。



 アッサムセタカガメを室内に取り込む準備を始めました。

 120cm水槽に収容することになるのですが、植物食の彼ら、水を汚すのが半端ないだろうと思い、外部式フィルターを新しくしました。

 FLUVAL(フルーバル) FX5。

 同じ県内の、器具販売では全国的に知られているショップから購入。その昔このショップ、よく通っていました。うちの最古参のカメはここから来ています。
 この外部式フィルター(Made in Italyの表示)の製造元HAGENは世界的に有名なようですが、日本ではなぜかあまり扱われていない。この製品の場合、トリオコーポレーションが総輸入発売元だったようです・・・。 希望小売価格55,265円。でも7割引ほどでしたし、性能もよさそうでしたし、消耗品の調達が必要になる頃には別のに乗り換えもありかな、と考えました。一応3年間の保証書付ですw。

PA077202.jpg

 予想はしていたのですが、箱がかなりでかい。到着したとき一瞬ひるみました。


本体サイズ(mm) W420×D340×H530

適応水槽 120cm以上、1,500L以下水槽
ポンプ排水量 3,500L/h
ろ過循環量 2,300L/h
物理ろ過エリア 2,100㎤(専用フォームの表面積値)
生物ろ過面積 5.9L
最大揚程 3.3m
フィルター容量 20L
消費電力 60Hz/48w (50Hz用もあり)

 DVDも付属していたのですが観ていません。日本語解説を読んで設置しました。


 ところが不具合が。太いホースを水槽内にきちんと導くために、水槽の縁にU字型の「リムコネクター」という部品をはめなければならないのですが、水槽の縁が内側に張り出し過ぎていて、この部品をはめられなかったのです。
PA097246.jpg
 しかもこれをはめないと、どうも吸水・排水ホースをうまく固定できなくて、これなしで使用し始めた場合、水圧でホースが水槽内で暴れ出しそう。


 そこで苦肉の策。水槽も新しくはないので、リムコネクターをはめられるように、のこぎりとペンチを使って水槽の縁を一部切り落としました。荒療治だったかもしれません。そうしたら何とかリムコネクターを取り付けることができました。切断面をもっときれいにしたら良かったんでしょうが、時間もないしそのまま。
PA087214.jpg

 うちの場合フィルターの設置スペースの問題で、吸水・排水ホースを並べて設置しました。これでホースが水槽に確実に固定され、安心です。
PA087215.jpg


 なるほどでかい。
PA087217.jpg

 フィルターケースの中に約8Lの初期稼働用の水を注ぎこむ必要があります。少な過ぎてはいけないので、でも適当に多めに入れました。そして蓋をきちんと締めて、プラグをコンセントにいれると、あとはすべて自動でやってくれます。まず、フィルターケースを水槽の水で満たすために2分間作動し、次にケース内の空気を放出するために2分間自動停止。その後再始動してろ過を開始。このあとは、安定したろ過能力を維持するために24時間ごとに2分間自動停止して、ユニット内にたまった空気を放出する、らしいです。すげえ。


 さて、これでこれから半年のアッサムの加温飼育、うまく乗り切ることができるでしょうか。

PA087230.jpg
PA087240.jpg

 早速葉っぱを食い散らかしています。そして出すものは出す。それを見て、当然ながらフィルターの定期的なメンテナンスは欠かせないと改めて思いました。それでもその間隔がこのフィルターにより長くなれば。

 水槽飼育で皆さんどんなフィルターをお使いなんでしょう。情報があまりありません。


● なお、この外部式フィルター、濾材が物理ろ過のスポンジ以外全く付いていません。別に調達する必要があります。
● 「アクアストップバルブ」(オレンジ色のバルブ)の開閉で流量調整できます。
● 「アクアストップバルブ」が通常使う2個以外に、1個余分についています。最初なんでわざわざ余分に付けているんだろうと思いました。このバルブに市販のホースをつなげて排水用に用いることができるんですね。
 1)メンテナンス時に、ポンプを単独で動かし、ポンプ内の水を放出できます。
 2)ポンプの吸水側を水槽につなげたまま、排水側にそのドレンホースをつなげて、水槽の水替えを簡単に速く行えます。
● 本体下部に、長期使用で底にたまった重いゴミを排出するバルブを備えています。




 





Assam Roofed Turtle (Pangshura sylhetensis)

ぶりくら市 2013 御礼

 2回目の神戸ぶりくら出展、当ブースを訪れてくださった皆様、さらにお買い上げくださった皆様、楽しくカメ談義してくださった皆様、本当にありがとうございました。ご購入いただいた生体に関する飼育相談がありましたら、メールフォームよりご連絡ください。


 今回はニシキハコガメ2013CB、2012CB、2006CBを販売目的で持って行きました。特に2012CBと2006CBは、自分のために残している個体です。かといってこのままマイコレを増やしていくと、やがて飼育頭数に限界がやって来るのが分かっていますので、縁があれば販売する予定でした。
 でもねえ、会場に入るとやはり手放したくない気持ちが強まり、売れないような強気の価格をあえて出したりして、結局持ち帰ってしまいました。特に2006CBに強い関心を示してくださった○○さん、ごめんなさい。家では決心していたのですが、会場で心が大きく揺れました。

 おかげさまで、種子島産ニホンイシガメ2011,2012CBは完売しました。もう我が家には種子島産ニホンイシガメはいません。今後はうちの種親が移転した先、種子島産をこよなく愛しておられる「デメキンハウス」さんが、来年以降繁殖させられると思いますので、そちらにご期待ください。






 今回は前半に購入してくださる方々が多く、後半はゆったりとした感じでした。他のブースを見て回る余裕が少しだけありました。それでも自らのブースを出ると人が多く、場所によってはかき分けて進まなければならない状態。写真を撮ることも忘れさせるような混雑ぶりに、唯一撮影したのはこれだけ。よってレポートを書けません。
PA147283.jpg
 美しいフロリダハコガメ(吉岡養魚場さん)。今年一旦すべて手放した種類ですが、また飼育し始めては?とその鮮やかな放射模様が誘惑してきます(笑)。




 その誘惑を振り切って、購入したのがコレ。
PA167319.jpg

 “青い目の美人”。九レプ以来気になっていたカメです。

 冬は加温飼育が必要な種類をまたもや買ってしまいました!

PA167303.jpg

 さとさとさん、ありがとうございました。協調性のある、餌食いの良いカメでした。

ぶりくら前後

 神戸・ぶりくら出展から1週間経ちます。

 ぶりくらに出展するとなると、熊本からだと日帰りもぎりぎり可能かもしれませんが、やはり前日泊まりが楽でしょう。今回もホテル1泊+新幹線代(指定席)のパックを利用しました。二人で47,600円。昨年よりなぜか安くなりました。

 ぶりくら前日、朝早めの新幹線で行くつもりが、何と熊本駅そばの駐車場(新幹線利用で一日500円になる)に入れようとしたら、満車!!! 入庫するのに列ができていました。三連休だったからのようで、こんな経験初めてでした。結局列に並んで入庫に手間取っために、指定の新幹線に乗り遅れました。
 このパックの新幹線には、博多でのぞみに乗り換えなければならない縛りがあります。大阪直通の九州新幹線も選べるのですが、片道あたり確か2000円アップ。
 でも、指定された新幹線に乗り遅れたので、結局自由席で行くことに。自由席ならその乗換の縛りもなくなります。大阪直通の新幹線・自由席に乗って、乗り換えなしで行けました。結果的には楽で良かったかも。

 新幹線、速いですね。熊本から新神戸までわずか3時間ほど。新神戸から三宮まで移動し、ホテルに荷物を預けて、神戸散策に繰り出しました。



【ぶりくら前】

 妻の希望で、神戸・北野へ。私はショッピングには特に関心がないものの、荷物を持って黙って付き添います(笑)。(お店で観察するに、同じような男性、結構多そうです。この人もか、この人もか、ってな具合に。) 私の場合、翌日はぶりくら。一人では店番できませんので、持ちつ持たれつです。

 そんな中で特に私が気に入ったのはこの大道芸。

 「クロワッサン・サーカス」。清水ひさおさん。
PA137263.jpg
PA137268.jpg
PA137270.jpg
 ことばをしゃべらないパントマイムで、何を言いたいのか的確に観衆に伝える技術。笑いを取るタイミングや盛り上げ方も絶妙。本当に上手いという芸です。
 彼のサイトを見てみると、過去にウルトラマンダッシュ・綱渡りという番組に出たことがあるようです。私はちょうどその番組見ていました。川下り船同士をつないだ細い棒の上で“綱渡り”をするんですが、低い橋の下を船が通過するときの場面にぞくぞくします。彼のサイトに動画があるのでぜひご覧あれ。




【ぶりくら後】

 今回の神戸行きでは、ぶりくら出展は目的の一つ。別の目的は、友人とそのご家族に久しぶりに会うこと。ぶりくら終了後、ご自宅の夕食に招かれ、泊めていただきました。こちらの要望でお好み焼きを堪能。お酒を飲みながら夜遅くまで楽しみました。ご親切ありがとうございました。

 「亀多寿司」。
PA147284.jpg
 亀(き)+多(た)。ぶりくら出展にふさわしいものではないでしょうか。
 鉄火巻が取り合いにならないように各人に分配され、慈しみながら食べました(笑)。


 駅前ロータリーには巨大なモニュメントが。あとで調べたところ、「サン・チャイルド」というらしいです。(高さ6.2m)
PA157291.jpg
PA157292.jpg

 3・11震災以後、再生・復興を目指す人々と世界に向けて力強い勇気と希望を贈りたいとの願いを込めて制作されたようです。放射能防護服を脱いでいます。


 十三駅。改札口のすぐ向こうに街が広がっているのがとてもユニークです。
PA157295.jpg
PA157294.jpg
 友人はここで「喜八州総本舗」のみたらし団子を買ってくれました。団子ってふつう丸いものでしょう。でもここのは俵型。そして甘辛のたれがかかって、もちもちした柔らかい食感で、本当においしかった。二段も入っていたのに、もっと食べたい、でもなくなっちゃった、残念!状態でした。




 いろんな意味でとても満たされた旅行でした。



アッサムの生態

 今年2月にアッサムセタカガメ幼体の飼育を開始して、この秋から初めて室内120水槽で飼育しています。すると屋外やタブでは見られなかった生態が見られて、非常に興味深く思っています。


 水深は深めがよろしいというのが改めて分かりました。水槽内を活発に縦横無尽に泳ぎ回ります。


 小さなアッサムは、夏の間水槽より浅いタブで飼育していましたが、水深のある水槽で飼育し始めた途端、餌食いがとても良くなりました。ガラス面で指を動かすと寄ってきますし、水中でホバリングしたり、泳いだり、愛くるしい生態を見せてくれています。


 
 ♀は泳ぐ泳ぐ泳ぐ。
PA247353.jpg

 そしてそんなときは総排泄孔をよく開いています。
PA247350.jpg

 こんなに開いているのって初めて見たので、不思議な感じがします。運動量が多いので、水中酸素を取り入れるための仕組みなのでしょうか。元気も餌食いもいいので、少なくとも異常ではないように思えます。


 今は大きめの浮島を陸場として使用しています。でもそれでは水深を取るのに限界があります。それで別の方法で陸場を設ける計画を進めていました。そしてそれが完成したと連絡がありました。




Assam Roofed Turtle (Pangshura sylhetensis)

浮島、さよなら! 一挙に問題解決

 水槽でカメを飼育する際の悩み。

 特に遊泳するカメの場合、水深を深く取ってやりたいのにそうできない。

 なぜなら甲羅干しの場所が必要だから。我が家の場合、これまで市販の浮島を利用し、水量を水槽の三分の二ほどに抑えてきた。

 ただこれとて現在入手できる一番大きいサイズを使ったとしても、カメの大きさと収容頭数を考えるとまったくもって不十分。カメの重みで浮島が頻繁に水没することも。
 流木やブロックを組み上げて陸場をつくるとなると、遊泳スペースと水量を多少なりともさらに犠牲にすることになる。

 水深と陸場の問題を一度に解決するには・・・・。




 で、こうなりました。水槽の上に陸場を造ろう。そして水も水槽にいっぱいに入れよう。
PA277361.jpg

 アクリル製の手作りです。これ、120cm水槽の上、半分の大きさに乗ります。

 カメが上陸する部分にはたくさんの穴が開いており、水がたまりません。スロープも同じくパンチング塩ビを使用。スロープは位置を変更できます。

PA277367.jpg
PA277368.jpg

 実はこの一枚板のパンチング陸場、取り外し可能です。取り外した後、この部分に市販の大きなプラケースがぴたっとはまり込みます。それに土や砂を入れると産卵場にもなります。

PA277370.jpg

 水中を見るとスロープが見えます。スロープの末端には折り返しが付いており、カメがその上で休むこともできます。


 設置一日目には上陸してくれなかったアッサムセタカも、翌日から上陸し始め、今では人が近づいてもあまり水に飛び込まないようになりました。
PA287394.jpg

 これ(「サンバスボックス」という名称)を作ってくださった方は、熊本県八代市在住のvivicさん。本業の合間に作ってくださいますので、彼が最も忙しい時は2週間ほどみておく必要があります。手作業でのアクリルの切り出し、面取り、接着などで完成まで6時間かかるそうです。しかし、水槽の大きさとこちらの要望に合わせてオーダーメイドで作ってくださいます。
 そのためそれなりの金額がかかりますが、自分で作る暇も技術もないし、工具や材料をそろえるのも大変ですので、今回頼んで大正解でした。

 ブログをなさっています。「カメをこよなく愛する男・・・。」。




 奥様から、お子さんと一緒に作ったというほっかほかのスイートポテトをいただきました。ありがとうございました。家族でいただきましたが、とても美味しかったです。

 今回時間がありませんでしたが、いつか飼育場見学もさせてくださいませ。