初産卵・初孵化

 チュウゴクセマルハコガメが今年初孵化しました。メスは今年初産卵した個体です。2個産んで有精卵だったのは1個だけでした。

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 孵化まで77日もかかりました。たぶんオスになるだろうと思います。

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 あんまり長く孵化せず、また卵の様子からもう死んでいるようだと思い違いして、廃棄予定の卵が入るボックスに移していたんですが、いつの間にか孵化して卵から出ていました。危ないところでした。


 初産卵のメス、2クラッチ目も産んだはずなんですが、どこに産んだのか分かりません。


大荒れのスジクビヒメニオイガメ

 我が家のスジクビヒメニオイガメは年中屋外池飼育です。昨年までは多少の小競り合いはあるものの、問題なく同居飼育できていました。

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 しかし、今年の我が家のニオイガメたちは大荒れに荒れました。例年になく他の個体に対する攻撃がひどかったのです。生傷が絶えず、それが1頭だけでは終わらなかったのです。

 画像は昨年の九レプで購入してきた美しいメス個体、我が家の期待の星でした。この個体、ある時から浅瀬で見かけることが多くなり、ついには隔離して飼育せざるを得なくなりました。種親にと思って導入し、今年目論見通り抱卵したんです。しかし、良かったのはそのことだけ。隔離後、日をあけて少しずつ計4個産卵。残念ながらすべて無精卵でした。そして最終的に死亡しました。

 別の被害者はカブトニオイガメ。うちの場合成体♀2頭を飼育場所の関係で仕方なく池に入れています(これらは自家繁殖し残した個体たちなのでどうも手放せません)。不思議なことにそのうちの大きい方(2003CB)だけが、自分より小さなスジクビから攻撃されるのです。この個体も陸場に避難するようになりました。幸い、よく餌を食べる個体で、体が大きくて体力があったためか、回復していきました。(この個体、昨年スジクビとの雑種がとれた個体です。今年も2頭とも産卵したのですが、すべて無精卵でした。)

 ♂の1頭も調子を崩し、やがて完全に陸場に上がるようになりました。死の間際は、腹甲と背甲を結ぶ組織が緩々になり、腹甲が全体的として少し動くほどの症状。この個体の場合昨年あたりから少しずつ痩せて来たなと感じていたので、もともと病気にかかっていた可能性があります。



 スジクビのオスが攻撃している? そうとも限りません。スジクビの♀がターゲットの個体を追い回して、噛みついているのも見ました。




 こんな状況だったんで、スジクビヒメニオイガメを飼育する意欲がかなり減退しました。今後は今いる落ち着いている個体たちだけを細々と飼育、そして可能なら繁殖して行こうと思います。もうニオイガメはいいかな。自分の気持ちとしては徐々に縮小させていく方向です。



 それでも、今年もスジクビヒメニオイの有精卵(2親分)を数個確保しています。順調に行けば今月末あたりには孵化するでしょう。




Sternotherus minor peltifer

盗難

その後無事メスは戻って来たとのことです。ヨカッタ。引き続き、極美のオスの行方を探しています。


 とても残念なことが起きました。飼育者の方が大切にしていたカメの盗難です。

盗難

 飼育者の「かめぞう」さんとは、現時点ではお会いしたこともネット上での交流の機会もありませんが、決して他人事とは思えないので、微力ながら当ブログでも勝手に紹介させていただきます。

 詳細は「アルビノカメさんver2」をご覧ください。



 まずは大切な個体たちが元気な状態で戻ってくることを願っています。





 幸い、我が家はまだ盗難の経験はありません。でも、こんなご時世ですから、やはりいつも警戒しています。警戒しなくていい時代が来てほしいです。


成長線

 すこぶる元気なアッサムセタカガメ♀。
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 久しぶりじっくり観察すると、横にもお腹にも成長線がはっきりと出てきていました。

 6月の九レプで受け取った頃には16cmを越えていましたが、今は背甲長17cm越え(全甲長だと18cm)に達していました。咲ひかりをバクバク食いますし、スイカの皮や葉っぱもあっという間になくなります。


 もう少し数を揃えたいのですが、イベントでもまったく見かけなかったとか。この種、今後入って来るんだろうか?と心配になります。登録票を取らなければならない事態にならないといいのですが。




Assam Roofed Turtle (Pangshura sylhetensis)

卵詰まり手術から3年

 ニシキハコガメの卵詰まりの手術、あれから3年経ちました。もう3年?まだ3年?
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 当時、“次に抱卵したら再び詰まるかもしれない。そうなったらもう助けられない”と言われました。

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 冬の間中加温飼育していたら確実に抱卵するだろうと思ったので、抱卵を少しでも延ばすために、その年からリスク覚悟で冬眠させました。それでもこのカメは難なく冬眠しました。

 冬眠明け後しばらくして、ついに恐れていた抱卵が判明。前途の厳しい結果を覚悟していたんですが、何と無事に産卵。

 それから1クラッチの卵数は少ないものの、毎年確実に産卵しています。

 2011、2012と仔がとれ、今年もすでに仔がとれています。

 今年は1クラッチ目の1個が無事孵化。2クラッチ目は大きく凹んで折れ曲がった卵を産み、3クラッチ目(2クラッチ目の産卵後まもなく存在がわかるようになったため2クラッチ目の残りかもしれません)は1か月ほど体内に持ち続けた末、急にその存在が消えました。その理由はいまだ分かりませんが、少なくとも卵詰まりではなかったゆえに、まだこの個体を飼育する喜びを味わうことができます。

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 この樹脂製の保護材、いつかは取れるということです。でも今はまだがっしりと腹甲に接着しています。それが自然にとれるときにも、この個体を飼育していたいものです。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

38.1

 今日の当地の最高気温は38.1℃でした。この猛暑の中、クールインキュベータの中で、暑い外気から守られながら、少しずつ仔ガメが孵っています。これがなかった2年前までは、今の時期有精卵の孵化率が落ちていました。

 私が子どもの頃は30℃に達したら暑い暑いって言っていたのに、今は体温と同程度か、さらに越えて40℃近くまで上がるようになりました。また今年に限っては、こちらは少雨なのに、北の方では大雨続き。本当に世の中おかしくなっていると感じます。

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 キボシイシガメの2クラッチ目がすべて孵化しました。すべてこの春冬眠に失敗した♂の遺児です。

 なお、左上が1クラッチ目の仔ガメ。だいぶ大きくなっています。今年は赤虫から餌付け始め、配合飼料までスムーズに餌付いてくれました。今のところ一匹も欠けることなく生存しています。


Spotted Turtle (Clemmys guttata)