九州レプタイルフェスタ 2012

 本当は九州レプタイルフェスタ、行かない予定でした。でも、急遽気が変わったのが前日土曜の夜遅く、仕事が終わった後。
 そして、新幹線の格安往復切符「ビックリつばめ」を買いに、熊本駅に向かったのが23時頃。この切符、前日までに駅の窓口で購入しなければなりません。駅って夜中まで新幹線あるから夜遅くでも切符売ってるよねと言いながら向かいました。
 するとどうでしょう。切符販売は23時15分まで。みどりの窓口の扉を入ったのが23時14分。ほんとギリギリでした。もう少し遅れて着いて切符を買えなかったら、九レプに今年は行けなかったでしょう。


 九レプ当日、午前中は大切な予定が入っていたのでそれを無事終わらせ、ばたばたと13時過ぎ発の新幹線・つばめに乗って博多に向かいました。この切符、各駅停車のつばめにしか乗れませんが、自由席ではなく指定席に座れます。この日も車内はかなりガラガラでした。
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≪ホーム内でモニター見ながらいろいろと点呼していた駅員さんが気になる≫



 駅到着は14時少し前。かなり遅い入場になるので、いわゆる“いいもの”はいないだろうと思いながらも、その足で会場に向かいました。入場チケットを見ると、808番目でした。

 まず一部屋目に入ると、トウブハコガメのかなりでかい♂2匹に目が行きました。値段も諭吉10枚要らないのに、この時間帯でなぜ売れてないの?と思いました。
 各ブースの各個体に視線を次々と移して見ていきます。目がとまる個体を求めて。


 そうしていると電話がかかってきました。“ランチタイムは2時半までだって”。


 そういえばまだ昼ご飯を食べてませんでした。まずは腹ごしらえせねば。
 「ビックリつばめ」という切符には、1500円分の博多駅施設で使えるお買物券が付いています。合わせて3000円分あるので、まずはこれでランチを食べようという算段です。
 わずか10分、一部屋をほんとにざっと見ただけで、会場をそそくさと出てしまいました。

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 ランチはこれ。アミュプラザ博多10F「A&K ビア&フード ステーション」にて。ランチタイムは一杯目のビールが300円で飲めます。スーパードライEXコールドとハイネケンEXコールドを注文。ライスとパンを選べますが、ライスを選び、さらにギネスと黒生で炊き上げたブラックビアライスに変更。相方が全くビールを飲めないので、その分のビールも私がいただきます。新幹線サイコー。運転しなくてよろし。真昼間からビールを飲める喜び。

 実は昨年九レプに来た時もここを利用しました。そのときは友人と来てやはり真昼間から。



 さて、遅めのランチを済ませると、ビールですごく軽くなった足取りで再び会場へ。もう15時を過ぎてます。



 続きは-その2-で。




九州レプタイルフェスタ 2012

 3時すぎから本格的に回り始めて何がいるだろうか?


 今年もいました、いました。

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 メキシコハコガメ。♂の鮮やかな色には、とても魅かれました。
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 ユカタンハコガメ。顔の白さが興味深かった。
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 私がランチを食べている間に、トウブハコガメの値段が高い方が売れて、この個体が残っていました。腰を上げる動作をしています。
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 はい、はい、これですね。
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 エメラルドツリーボア。置物みたいでかっこいい。
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 オブロンガです。見慣れている曲頸と随分違いますね。中米のハコガメよりは安かったかな。
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 ヤスデ。確か一匹500円だったような。気持ち悪いけど興味深い。
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 フロリダDBT。
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 今回、ある1匹ののカメにくぎ付けになり、そこで時間を過ごすうちに終了時間になってしまいました。そこにずっといたおかげで、お客としていらっしゃっていた福岡在住の同い年の方と知り合いになり、随分カメのお話をさせていただきました。I様ありがとうございました。
 私が注目していたカメは、こんなに綺麗なのによくぞ今まで売れないで残っていたと思った、まあ一般種のカメで、終了間際ということでさらに勉強していただき、お持ち帰りしました。HLのBさん、ありがとうございます。



 今回1200名の来場者だそうで、2時頃来場した私の後に、400名ほど新規の方々がおられたんですね。確かに終了に近づくにつれ(再入場者も多いでしょうが)また混んできた感じでした。
 九レプの良さって、普段見られない珍しいものを直に見られることでしょうか。都会ではショップ巡りさえすればいろいろな種類に出会えるでしょうが、九州、いや熊本に、爬虫類専門店なんて皆無ですもの。こうやって持って来ていただかない限り、近くで見られることってないですから。



 番外編:

 このくまモンの特大ぬいぐるみも欲しかった。教室に置こうと思っているんですが、なかなかいいのに巡り会えません。
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九レプから持ち帰ったカメ

 九レプで購入した個体は、スジクビヒメニオイガメ(甲長96mm強・♀)でした。

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 CBが育った亜成体で、それゆえ傷なく非常に美しい状態を保っています。抹茶色の頭部に青白い部分があります。

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 今年池飼いを始めた途端、♀たちが産卵したため、調子に乗ってもう一匹いてもいいなあ、となったわけです。♀で価格が手ごろなのがいたら、と思っていたら、最後まで売れずにこの個体がいました。
 こんなに美しい上に、近い将来産卵するであろう♀で、価格も通常よりぐんと安いのに、なぜ最後まで売れなかったのでしょう。



 我が家に来てから水深を段階的に深くして二日ほど飼い、最終的には池に投入しました。以前テレビで見たとき、この種のカメはかなり深いところにも生息しているようでした。ですので池程度では問題ない深さなのですが、調子があまり良くない個体だと溺死することもあるので、池投入後も呼吸のために上がれているかを念入りにチェックしました。

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 翌朝、生きているか見に行くのが最も緊張する瞬間です。無事に姿を見せてくれました。たぶん池でもうまくやってゆけるでしょう。



 そうそう、すでに飼育しているスジクビ、なかなか産卵してくれず少しやきもきしていたのですが、6月に入って3個有精卵を産んでくれました。





Sternotherus minor peltifer

2011CBの近況

 昨日が夏至だったんですね。夏至ってこれから太陽が低くなるばかりだと思っちゃって、何か少し寂しさを感じるんですよね。本格的な暑さはこれからだというのに。反対に冬至は嬉しい感じ。




 さて、昨年生まれのニシキハコガメのCBたち、これまではいつもパーム土に潜っていることが多かったのですが、最近はよく這い出ています。


 一方は細い放射模様、
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 もう一方は太い放射模様が出てきています。
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 土に潜らせての飼育、甲羅も比較的きれいに育ちますし、何よりも、同居させていても誤って噛み合うことがほとんどありません。

 餌と勘違いして食らいついてくる時の様子や、噛まれた時の痛み・傷から、かつてこの種を初めて飼い始めた頃、このカメのことを“狂暴”と表現したことがありました。でもそれは他のカメにも見られることです。
 ニシキハコガメの実像は、臆病で遠慮がちなカメです。よほど執拗に触らない限り、噛んでくることもありません。


 やっぱり俺、このカメ、好きだわ。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

フロリダハコガメって・・・

 九州地方は梅雨の末期でもないのにものすごい大雨。池の水もかなり入れ替わり、透明度が増しています。


 フロリダハコガメ。
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 活動域はほぼ水辺。水辺からあまり離れたがりません。TG-1で水中撮影。
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 フロリダハコガメ。

目の前に餌を持っていけば当然反応するが、餌を与える飼い主をあまり覚えている感じがしない。飼育場に入っても寄ってくるわけではなく、視線が合うことも少なく、おっとりした大人しい印象。何を考えているのかよくわからない感じで、もしかしたらあまり賢くない?



 ニシキハコガメ。

驚くとすぐに甲羅に引っ込む臆病者。他のカメと一緒に餌を食う時は、最初一歩譲りながらも、すきを見てしっかり食う。飼い主の存在はとても気になるようで、最初は遠巻きに見ていても、大丈夫そうだとわかると徐々に近づいてくる。部屋から見下ろすと、カメもほぼ必ず飼い主を見上げ、視線が合うカメ。



 甲羅に放射模様のある点では似ている両者です。だからかうちではアメハコの中ではこの2種だけ飼っています。でも生態や性質は随分違いますねえ。





Terrapene carolina bauri

2クラッチ目無事産卵。ホッ

 ニシキハコガメ・スジコB、無事に2クラッチ目を産卵しました。
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 数日前より産卵場所を求めてうろうろ。2回ほど中途半端な穴の掘り方をしたので、やはり脳裏をよぎるのは卵詰まり。それでも昨晩やっと本格的に土に潜ったので、いよいよかと思っていました。朝確認したときはスジコBは地面から這い出しており、この状態。卵は体内に残っていませんでした。


 最深部に2個。今回は潜った所から少し移動した場所に産卵。卵がなかなか見つからず、探し当てるのに時間がかかりました。
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 まもなく卵詰まりの開腹手術から2年が経ちます。
 手術の翌年2011年には、飼い主が望まないにもかかわらず抱卵し、無事に産卵。
 今年2012年、現時点で2クラッチ産んだスジコB。もしかしたらもう1クラッチあるかもしれません。

 それでもいつかまた詰まるのではないかといつも不安が付きまといます。その心配に対してただ何もできないでいるわけではなく、栄養素が不足しないよう餌に気を配って対処しています。

 このカメはつくづくすごいカメだと思います。もしニシキハコをやむを得ず手放すことになったとしても、こいつだけは手元に残したいカメです。




Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

あちこちから

 飼育区画に入ると、こっちに見る者あり、
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 あっちにも見る者あり、
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 すでに足元から見上げる視線があり、
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 しばらくするとぞくぞく近寄ってくる。
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 Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)