元卵詰まりのニシキハコガメ、再び産卵す

 5/10朝、ニシキハコガメ・スジコBは地上に這い出ていました。触診でも腹腔内に卵なし。心配していた卵詰まりは、手術2年目の1クラッチ目は幸いありませんでした。
DSC09254.jpg

 地面に穴は存在しません。きれいに埋め戻してありました。
DSC09255.jpg

 人の手で掘り進めると、飼育場の地面の最深部、深さ21cm付近に産んでありました。もしもっと土が深いならどれ程深く産みつけるのでしょう?浅いところには産まず深いところに産む性質、これはなぜ?本来の生息地の気候が関係しているんでしょうか。 
DSC09258.jpg



 通常サイズの卵からは糸状のものが出ていました。 43.7×24.3
DSC09264.jpg


 これは珍しい「へ」の字型の卵。しかも長い。 52.3×22.0
DSC09265.jpg
 こんなのが詰まらなくて良かったです。




 産卵から6日経ち、さすがにへの字型卵は白濁しませんでした。スジコBは再び爆発的な食欲を見せています。

 そして、やっとクールインキュベータが活躍しています。

  



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ブドウの葉っぱは美味い?

 ブドウの葉っぱを食べるニシキハコガメ・スジオC。さすがにニシキハコガメは短時間で止めるだろうと思っていたのですが、デジカメを取りに戻っても食べ続け、葉っぱがなくなるまで続きました。
DSC09309.jpg




 桑の実も今年はたくさん実ったのですが、なぜか生ったまま艶がなくなり白っぽくなって腐る現象が頻発。こんなことは初めての経験です。
DSC09312.jpg



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

ニシキハコガメ以外で初産卵

 キボシイシガメが産卵しました。ニシキハコガメに次いで今年二番目。
DSC09333.jpg

 産卵床のあるタブでフロリダハコガメと同居中。その目の前で穴を掘っていました。網が邪魔なので除けて、さらにはエサ入れも除けたのですが、いったん始まった産卵行動は途絶えることなく続きました。


 産卵の瞬間を撮影しようと待ち構えていたのですが、穴掘りに長い時間をかけてなかなか産みません。仕事でどうしても観察できなかったわずか1時間のうちにも産卵を終えてしまい、もう埋戻し中。
DSC09338.jpg

 小さな体に4個も。現時点ですべて白濁始まってます。
DSC09376.jpg

 導入初年度に簡単に繁殖。しかし、軒下タブで飼育しているとだんだん産卵しなくなり、産卵しても無精卵だったりすることが多くなりました。それを変えるべく、昨秋から屋外池に移し、冬眠も経験し、十分日光浴もさせていたら、今年はめでたくご懐妊。
 やはりより自然に近い屋外飼育のほうが性に合うようです





Clemmys guttata

ニシキハコガメ・スジオA 配合飼料に完全に餌付く

 ニシキハコガメ・スジオA、今日初めて配合飼料をバリバリ食べました。
DSC09392.jpg

 飼育開始8年でやっと普通のカメの餌(正確にいうと鯉の餌「咲ひかり」ですが)に餌付きました。長かったこの過程。

 これまで昆虫やミミズ類しか食べず、前飼育者や私も餌付けに諦めていた個体でしたが、昨年ひょんなことからやってみたモンキーフードを食べ、その後ふやかしたドッグフードを食べるようになりました。もちろんそれだけを食べさせていたわけではありませんので念のため。

 今年は咲ひかりをばらまいたら、今日から食べ始めました。何粒も何粒も、水でふやかさなくてもOK。

 口の周りが紫になっているのは桑の実を食べているため。食べるものの種類が少しずつ増えています。

 毎年冬眠もこなし、良い種親でもあるスジオA。唯一難点だった食の点も解消され、もう飼いにくいカメではなくなってきました







Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

スジクビヒメニオイガメ、今年初産卵

 スジクビヒメニオイガメ、昨年までwaterland tubで飼育していたのですが、甲羅が腐る病気や膿腫に悩まされ続けました。また卵詰まりで昨年は1匹死なせてしまいました。これはいかん、ということで、最悪死ぬことも覚悟の上で、屋外池飼育に変更しました。そうしたら、この厳しい冬も水中冬眠で乗り切り、一匹も死ぬことなく春に姿を見せました。

 この飼育方法の変更が良かったのか、甲羅が腐る症状や膿腫がまったく見られなくなりました。しかもメス個体たちはこれまで不定期にしか抱卵していなかったのが、今年すべて抱卵しました。




 この違いは何なのでしょう。愕然とします。




 抱卵を確認後頃合を見計らって、スジクビ♀をタブに取り込みました。タブの中の陸場で産んでもらおうと考えたためです。そのほうが回収が簡単ですから。そしたらポロッと1個だけ水中で何かの拍子に飛び出した感じで産んでしまいました。これが無精卵。

 また、飼育スペースの都合上、タブの中では他種と同居せざるを得なかったのですが、例えば今回同居させたオーストラリアナガクビガメ(ロンギ)はスジクビヒメニオイを嫌がってか陸場に上がることが多くなりました。でかいロンギが小さなスジクビを避けるんです。

 うちの場合、「タブの中という条件下」では、スジクビはロンギに限らず他種との同居で相性がものすごく悪いカメという印象です。池飼育ではそんなところはないんですけど

 スジクビヒメニオイの何が嫌がられるのか? もしかしたら噛んじゃうのかな。

 あっ、結局何日も待ったのですが、タブの中では無精卵をポロリと出した以外は産んでくれませんでした。これはまずいと思い、再び池にスジクビを戻しました。

 では、ロンギは? もとの水の中に戻りました。やはり。




 そして池に戻したあと産卵。ご覧のように桑の木の根元に産んでありました。やはり人間の都合でいじりまわすのではなく、自然のままの方が良かったようです
DSC09404.jpg

 1個だけしかなかったのですが、これは有精卵でした。産んだ個体は甲羅が腐る病気で苦しんでいた個体だろうと思います。卵が体内からなくなっていたので。もう1匹はまだ抱卵しているようです。




Sternotherus minor peltifer