今年のマイコレ

 我が家のF2である2011CB(♀スジコE‐♂スジオC)の中で、孵化時から最も鮮やかだった個体は順調に育っています。今年のマイコレ、決定。

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もどかしさ

 生き物を飼育していると繁殖とか喜ばしいこともあるんですが、反対に死んでゆくという悲しい側面もあるわけです。
 ブログにはそんな威勢のいいことばかりを書いていけばいいんでしょうが、自分のための記録という意味合いもあるため、今回のことを忘れたくないので、記録に残します。

 9月7日、2010CBのマイコレ最有力候補だった個体が死亡しました。
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 今回の結末はもう二十日ほど前からある程度予想していたことです。餌を自力で食べなくなったことによる衰弱死です。餌を食べなくなった理由が何かは分かりません。

 かつてこの個体は一番成長がよく、将来きれいな模様が出そうな良い個体でした。ところが餌をがつがつ食べるということがだんだん減ってきて、そのうち兄弟たちに甲長でも追い抜かれていきました。そしていつ頃だったか餌を食べることを全くやめてしまいました。暖かくなったら変わるだろうかという淡い期待もあったのですが改善せず、ある時から定期的に人間の手で給餌していました。口を開けさせ、チューブを付けたシリンジを使ってふやかした液体状の餌などを口の中に入れてやるのです。そんなふうにしてやっと少量食べるのです。そんな根気のいる飼育を数か月続けたのですが、この個体は自ら餌を積極的に食べるということをしなかった(できなかった)のです。盛夏が過ぎても一向にこの状況は変わらず、残酷なようですがついに私は自分から諦めてしまいました。


 ある方からこんな話を聞いたことがあります。

【昔、孵化したウミガメの生存率を上げるべく研究したことがある。いろいろ手を尽くして世話をした。しかし生存率を飛躍的に上げるどころか、産まれてきた幼体たちはかなりの割合で死んでいく。餌も与えているにもかかわらず死んでゆく。死んだ個体を片っ端から解剖して死因を調べると、ほとんどは餓死。この幼体たちは何のために生まれてくるのだろう。】


 この個体がそのような死にゆく個体だったに違いないと決めつけて、安心したい自分がいます。また、獣医師に診せる処置を早期にとったら変わっていたのでは?と自問する自分がいます。それをしなかったわけだから、せめて死因を追究すべきでは? でも私には解剖して死因を確かめる根性も技量もありません。もどかしいです。

ニシキハコガメの交配

 気候もだいぶ良くなり、ニシキハコガメの秋の交配を始めました。

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 今回の組み合わせは次の通り。

 スジコB(♀) 昨年の卵詰まりの開腹手術後も無事に産卵しましたが、今回は用心して交配せず。
 スジコC(♀)‐スジオB(♂) これまで通り。
 スジコD(♀)‐スジオA(♂) 交尾を拒絶し無精卵を続けて産むため、あえて熟練♂を充ててみました。
 スジコE(♀)‐スジオC(♂) これまで通り。
 スジコF(♀)‐スジオC(♂) これまで通り。


 スジオCが綺麗な模様をしているので、できれば模様の美しい♀スジコB・Cあたりにあてがいたいとも思うのですが、熟練度を考え、今回はこのペア。今年九レプで購入した♂(スジオDになるのでしょうが)も順調にいけば数年後には用いることができるかもしれません。

 今年は冬の間加温飼育をせず自然に任せましたが、すべての個体が1クラッチの産卵で終わってしまいました。予想外でした。その反面、うれしいことも。2006CBが2匹とも孵化後5年目にして初産卵し、その仔を得ることができました。