スジコD - 復調傾向

 最後まで冬眠しなくて、ついに取り込んでしまったニシキハコガメ・スジコD

 取り込み後餌もあまり食べず、土に潜っていることが多かったのですが、1ヶ月ほど経った最近は目もパッチリ開いたようで、隔日給餌で食べる量がぐんと増えてきました。
DSC02531a.jpg

 全盛期より体重がかなり減っていたので、産卵にまわす力が今のところないかもしれません。しかし、低温にさらしたあと加温してしまいました。それでもしかしたら近い将来抱卵する可能性もないとはいいきれないと考えています。スジコBも調子が悪いのに抱卵して卵詰まりになりましたし。





 あれ?カウンターが突然2000ほど減っている??????

平成22年度 動物取扱責任者講習会 in 熊本市

 平成22年度の動物取扱責任者講習会が、水曜日に熊本市役所14階ホールで開かれました。今回は夜の部のみ。ほとんどの方にとっては都合がいいのでしょうが、私にとっては仕事を任せていかねばならないので大変です。

 ただ、夜になったおかげで、ライトアップされた熊本城の夜景を楽しめました。
DSC02933.jpg

DSC02927.jpg
≪熊本城とその下は築城400年を記念して復元された本丸御殿。中は壮麗ですぞ≫

 さて、講習会は2部構成でした。

第1部 動物愛護法と狂犬病予防法について

第2部 動物の衛生管理(熊本市獣医師会の獣医師よる説明)


 非常に興味深いものもありました。それは1995年に南アフリカ共和国で製作された狂犬病のビデオ上映です。実際に狂犬病に罹っている犬を映し出し、その症状をひとつずつ解説していくのです。さらに悲惨で衝撃的だったのは、犬の解説の後に、狂犬病を発症してしまった人(患者)を何人も映し出し、症例別に解説していったこと。[それでも場面のつながりが唐突だった所があり、本当に悲惨な映像はカットしてあるっぽい印象でした。] その映像に出ているのはほとんど子どもでした。子どもが犬に噛まれやすいこともあるようです。発症後の致死率100%なので、その子どもたちは今はもういません。狂犬病をなくすためならと、子どもの親たちは、発症した子どもたちの撮影を許可したという説明が講師からありました。
 全体として強調されたのは、日本は現在狂犬病侵入の危機にあるということです。狂犬病ウィルスはすべての哺乳類に感染するので、リスなどからヒトに感染することもあり得るでしょう。


 獣医師による話の強調点や私の印象に残った点(犬猫に関して)。
◎激烈ウィルス感染症(パルボ)に罹った動物が病院に来た場合、獣医師から販売元のショップに電話をする。それは責めているのではなく情報提供のため。病気の発生は恥ではない。隠匿せずに動物病院や動物愛護センターと連携して、全力で拡散を防ごう。
◎消毒のレベル分け(5段階)をする[提案]。オーバーキルを狙うのはいいが、オーバードーズ(ドース?)は人体に悪影響がある。
◎健康チェックで「なんだかいつもと違うかな?」という感覚がとても重要。
◎欲しがるもの(嗜好性が高い食餌)が必ずしも良い食餌とは限らない。
◎肉だけの食事は与えてはいけない。筋肉にはリンを多く含むため、低カルシウム血症を起こす。ライオンは筋肉だけを食べているのではない。内臓やその内容物も含めて全部たべているから生きていける。ネコもネズミ丸ごとなら…。
 カメ飼育にも適用できる部分があったと思います。

 約3時間の講習会。爬虫類に関することはほとんど出てきませんでしたが、それなりに興味深いこともありました。

 講習会でも触れられましたが、平成23年に動愛法の見直しがあり、平成24年4~6月に改正されるようです。主な改正点として、深夜販売の規制、販売日齢の規制が盛り込まれ、移動販売の規制インターネット販売の規制もあるかもしれないということ。そうなったら各地で行われている爬虫類イベントや、うちのように地方に住んでいるためにネットでしか販売できないブリーダーはどうなるんでしょ。また、「登録制」からもっと厳しい「許可制」にすることも検討中だそうです。

 ニシキハコガメ幼体のご購入希望は今年のうちが良いかもしれませんよ(笑)

スジクビヒメニオイガメ♂ 後頭部の盛り上がり

 甲羅の潰瘍でこの冬室内飼育しているスジクビヒメニオイガメペア。取り入れる前は餌も食わず陸に上がったきりで、かなり心配しました。しかし、水槽加温飼育で徐々に餌食いもよくなり、状態も上がってきています。繁殖行動も見られるようになりました。

 ♂の頭の後ろの方の盛り上がりが顕著です。なかなか迫力があります。
DSC02653a.jpg

 甲羅もかなり扁平です。
DSC02661a.jpg

 この個体だけうちにいる他のスジクビヒメニオイと雰囲気が少し違うんですよね。長く生きているんでしょう。