スジクビヒメニオイ またもや膿腫

 まもなく猛暑が終わるだろうかという頃からでしょうか、スジクビヒメニオイガメの中に、縁甲板の一部が腐ってくる個体が3個体見つかりました。腐った部分を取り除き様子を見ていましたが、そのうちの♂と♀2匹が陸場にずっと上がったままなので、最近この2個体だけ室内に取り込みました。

 その♀個体は以前後足の付け根の膿腫を取り除いた個体です。
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 しかし、息継ぎに上がってきて首を伸ばしたときに見えたものに…驚愕しました。それがこれ。
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 首の所にももうひとつの口があって、大きく開けて威嚇しているように見えました。もうそれはそれは驚きました。首の所に大きな穴が空いてなお生きています。それでも喉の重要器官に影響がないようなのです。
 ↑ よく見ると向かって右の後足にも膿腫ができています。


 チーズ状の膿が溜まっています。首を引っ込めるので取り出すことはできませんでした。この傷、水槽に入れて横見するまで全く気付きませんでした。
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 スジクビヒメニオイ、今年1匹だけ仔をとることができましたが、私は管理の難しさをひしひしと感じ始めています。この個体だけの膿腫の問題ならまだしも、この個体のみならず他の個体にも縁甲板が腐ってくる症状が出てくるのは、よほど飼育の仕方が悪いからなのか。水は定期的に継ぎ足すとはいえタブの溜まり水での飼育、しかも猛暑で気温が高かったのが良くなかったのか。たぶん抵抗力の落ちている個体が発症するんでしょうが。

 
 なお、以前膿を取り出したときの傷はあっという間に治ってしまいました。今回の傷もなんとか治って欲しいものです。

スジクビヒメニオイガメの膿腫-その後

 スジクビヒメニオイガメの首の膿腫。ちょうど首を引っ込めたときに喉甲板・肩甲板に隠れる位置だったので、発見が遅れたのですが、その後膿をすべて除去できました。スジクビの大きさからいっても膿はかなり大きいものでした。表層までで食い止めていたんでしょうが、それにしてもその防御の仕方がスゴイ。
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 足の膿もポロリと取れてクレーターのようになっています。さらに肛甲板に新たな“黄星”ができています。これも甲板の下に膿があります。以前これの数および面積が増えてスジクビを死なせてしまったことがあるので、私はとても気になります。なお、6月に大きな膿を取り出した肛甲板付近の穴はきれいにふさがっています。
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 右が上の♀個体。左がもう一匹の甲の低い♂個体。腐っている部分を再除去したので、凸凹した傷跡になってしまいました。
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 なおこの個体たちは取り込み後餌を積極的に食べているので、自然治癒を期待したいところです。上手に管理せねば。


 ※ タブの中のもう1匹の縁甲板損傷個体の様子を久しぶりに見たら、傷はこれらの個体より浅く、すでにかなり治癒しかかっていたので、そのまま冬眠に移行します。

この秋一番の冷え込み 熊本市で初氷

 熊本市ではこの秋一番の冷え込み(1.3℃)で、初氷が平年より早く観測されたそうです。この寒さで屋外のカメたちを点検しました。落ち葉をさらにつぎ込んだり、状態をチェックしたり。

 タブの中ですっかり静かになったのが、オーストラリアナガクビガメ。今年初冬眠させてます。冬眠できると知ってはいますが、冷たい水の中に手を突っ込んで、恐る恐る取り出してみました。

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 どれも首を曲げた状態でしっかりと寝ていました。異常なし。水から取り出したのが迷惑だったかも。

 こりゃ低温に強いわと思った次第です。