キボシイシガメ3匹目の産卵

 昨日6月30日朝、キボシイシガメの3匹目の抱卵♀の体重を量ると、一挙に10gほど減少していました。はい、確実に産卵しました。早速陸場を適当に掘り始めると、すぐに出てきました。今回は3個。

 しかし、掘り出してみて何か様子が変であることに気づきました。何がかって、何時間か前に産んだはずなのに、もう白濁して、かなり広がっているのです。下の段の3個がそう。しかも白濁が斑っぽい。最初は殻の厚さが均一でなくこう見えるのかと思いましたが、そうではない様子。戸惑いながらも孵卵器へ。30℃で保温しています。それにしても、自分があんなに毎朝確認していたのに、数日前気づかないうちに産んでしまったのか・・・でも何か納得いかない・・・。
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 そして今日、どうしても腑に落ちないので、昨日回収した卵をキャンドリングしてみました。
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 するとなんともう血管も見える胚が発生していました。つまり、回収した卵は昨日産んだものではない、3匹目の♀が産んだものでもないと判明。

 それから急きょ陸場を掘ってみると、果たして別所から卵が姿を現しました。しかも白濁が始まって間もない卵。
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 夜には今日回収した2個も順調に白濁が広がっていました。

 では、昨日掘り上げたキボシイシガメの卵は誰の? 最初に産んだキボシイシガメ2クラッチ目? そういえば1クラッチ目が6月5日だから、すでに3週間以上経っているので十分あり得るでしょう。実際に抱卵していたのに、確認するともう分からなくなっていました。1個体ばかりに集中し過ぎて、他の♀個体のことをよく見ていなかったようです。


 キボシイシガメの幼体に魅せられて、この冬導入した成体♀3+♂1。早速きっちり仕事をしてくれました。
 成体たちも人懐っこくて、このかわいさにハマってしまうのは納得。黒地に黄星という綺麗な模様といい性質といい最良のペットガメのひとつと言えるでしょう。おまけに繁殖がとても容易。誰にでも受け入れ入れられる要素を兼ね備えたカメですね。ごく少数の人しか好きでないようなニシキハコガメとはまた違った感じ。
 また、飼育する場合の雌雄の比に注意するようにとクリーパーにもありましたが、♂の様子見ていたら何となくわかります。3:1というのはなかなかいいのかもと思います。

今年初、しかし2年連続ブロック穴産み

 まさか本当に2年連続で同じ光景を見ることができるとは思っていませんでした。

 やってくれました。やっとこさ種子島産ニホンイシガメが産卵しました。そして産んだ場所はやはりここ。
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 卵の表面がぬるぬるするので、昨晩のうちに7個産んだんでしょう。すでに白濁し始めています。
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 産んだのはこの個体。
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 人もわざわざ卵を探し出す手間が省けていいのですが、この個体も穴掘りの手間を省いています。普通に土に埋める(産める)のだろうかと心配になります。

梅雨のニシキハコガメ

 1週間ほど前からセミが鳴き始めた今日この頃、ニシキハコガメは梅雨の真っただ中の時期、雨が降っても降らなくてもあまり変わらない感じがしますが、気温には反応しているみたい。全てのカメがそうなんですが、ニシキも元気がいい。朝から飼育場に近づくと、わらわらと出てきて餌をねだります。

 初めてクリルをやってみました。ほとんど使用することはなく、今回久しぶりにミズガメのために買ったんですが、ニシキハコも、配合を食べる個体はだいたい食べますね。そうでない個体は食べませんでした。
 2009年に最初に孵化した一番小さい個体もこの中にまじってたくましく生きています。ある程度の大きさになると噛み合うこともなく問題なく一緒に飼育できます。
 この画像一番上に写っているスジコC、現在抱卵しています。
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 スジコD↓です。昨年導入で、腹甲の傷から回復し、早速加温飼育の冬に卵を産んだ個体です。1匹だけ孵化までいって喜んだのもつかの間、仔ガメは死にました。全く餌を食べずに、2カ月ほどしてから・・・。
 ここには、やはり昨年導入した♂個体(スジオC)が1匹入っています。まだ若い雄で他のオスとの力関係も最下位、交尾もへたくそで、メスたちに相手にしてもらえません。というか盛りがまだ弱すぎる。まだ掛からないだろうという安易な気持ちで同居させている、次期主力になって欲しい個体。耳膿種を患っていたのもこの個体でした。しかし、すっかり自然縮小、何事もなかったかのように戻りました。これを待っていたのですが。
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 このスジコD↑。春から2か月ほど不活発に。冬の間の加温と実際の春の気候のギャップを感じて、一時的に冬ごもりのスイッチが入ってしまったのだと思います。餌を食べなくなるわ、瞼を閉じたままで眼の中に白いものがたまるわでしたが、病気ではないと思ったので獣医にも診せず放置しておきました。それがこの1カ月ほどで“眼を覚まし”今は絶好調。この夏再び産卵する予感がするのですがどうでしょう。この個体のみ後足のガードが固くて、抱卵を触って確認できません。うまく指を入れられても、さすがハコガメ、強烈な力ではさみ込まれるので、こちらもうかつに指を入れられないのです。


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 CBは飼育がラク。2006CBたちは一番元気がよく、なんでも食べてくれます。クリルも咲ひかりもばりばり。そうそう、スジオCも咲ひかりを食べているのを初めて見ました。

 スジコBは最近調子が下降気味。よく観察すると、アレルギーっぽく見えます。カメがアレルギー? 分かりませんが、人の場合と似ていますもん。同情心をもって見てしまう私。もしそうなら原因は大体見当がつくので、環境を変える意味からも隔離飼育してみようかな。分からないことはいっぱいあるので、なんでも勉強です。 この個体、今夏は産みそうな気配が全く感じられません。

 ニシキハコガメ、冬場も加温してかなり早めに産卵させていますが、この方法が良いのかどうか今かなり思案しています。

スジコB

 屋外飼育のニシキハコガメ・スジコBを隔離管理するために洗いました。汚れが落ちて出てきたのは、我ながら惚れ惚れするほどの美カメ。クラっときました。
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 ここ数週間調子が下がり気味。
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 といってもカナブンを今日は2匹食べました。ただ餌の存在が十分見えていない感じ。そのあたりが眼の表情に表れているよう。眼が腫れぼったくて涙目っぽく見えたんです。

九レプから来たロンギ♂

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 この写真なにか好きだなあ。オーストラリアナガクビガメ・ロンギコリス♂。九レプからやってきた個体です。

 今だから言いますが、こいつ九州レプタイルフェスタからやって来て以来1カ月半、餌を食っている様子を一度も見たことがありません。waterland tub で飼育していたのですが、臆病で隅っこにいるばかりで、全く人慣れしません。肉片や鮮魚や昆虫、配合飼料いろんなものをやりましたが、見ている時には全然食いません。こいつが食わないと、間もなく同居のロンギやキボシが食ってしまいますので、こいつは食ってないはずです。それでも肉付きいいし、ま、いいか、放っておこうってな感じで、結構時間が経ちました。

 一時期屋外池にも放しました。その間メダカか何かは食ったかもしれませんが、そこでもけっこう陸場にいることが多かったロンギ。何が気に入らないんだろう。
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 再びウォーターランドタブに戻しても相変わらず。

 購入時に配合っぽいのは乾燥エビしか餌付いていないと言われていたので、滅多に買わないクリルを買ってきて与えましたが、タブの中ではこれにも反応なし。困った・・・・。



 それで、翌日冬の間しか使わない室内120cm水槽に水を張って、そこにこの個体1匹だけを入れて様子を見ました。数時間後クリルを与えてみると、食うんですねこれが。餌を食っているのを初めて見ました。水槽の前で指を動かすと指にも反応します。

 ただ喜びもつかの間、翌日、食ったクリルが水底に沈んでいました。どうやら吐き戻したようです。そしてまた数時間後見ると、今度はクリルが無くなっている。また食べたみたい。

 その後は小食ですがまたクリルを食べるようになりました。水槽に慣れてきたのか活発に泳ぎまわるようになりました。臆病な様子は見せず、むしろ近寄ってくるほどです。
  

 追記; またタブに戻しましたが、状況もまた以前に戻りました。おびえて話になりません。餌も食わないので、また水槽飼育中。これからは時折行ったり来たりしましょう。タブでの飼育と水槽での飼育で様子がまるっきり違う不思議なカメです。タブだと空が見えるから???

5か月ぶりの産卵

 雨がひどかったですねえ。こちらも軒下の飼育場の覆いがない部分はビショビショ。

 ニシキハコガメ・スジコCが5カ月ぶりに抱卵していましたが、今朝お腹の中からなくなっていたので、飼育場を大捜索しました。やっと見つけた卵は90cm水槽の底近くに産んでいました。

 2個回収。さすがに土が湿っているため、卵に凹みはありませんでした。
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 そしてすでに産卵から一日近く経とうとするのに、白濁の気配がありません。もしかして無精卵?そんなあ。


 追記; その後産卵から2日経ってやっと1個が白濁し始めました。もう1個は変化なし。今日は、白濁しない場合に備え、スジコCにスジオBを掛けました。日が暮れて分離していましたが、たぶん掛かっていない感じです。

キボシイシガメ初孵化

 今年初の、また私の人生初の、キボシイシガメの孵化です。30℃で保温し、45日かかりました。
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 椎甲板の中には3個ずつ黄星があるところも。