キボシイシガメの(我が家での)初産卵

 今年導入したキボシイシガメが穴を掘り始めました。
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 このキボシ、抱卵しているのを知っていましたが、この日の産卵は意外でした。実は画像のもう一匹のキボシがずっと前から抱卵しているのを確認していたので、まずはこの個体からと思っていたからです。しかし、待てども一向に産みません。卵詰まりではないかと心配しています。
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 夜の11時には埋め戻しをしていました。残念ながら産卵現場を押さえられませんでした。


 朝起きてみると、当の産卵個体は日光浴中でした。御苦労さま。
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 この個体を含むキボシイシガメは、今年の真冬、♀3+♂1の4匹で導入しました。寒さが厳しい間はしばらくロンギと共に室内水槽で過ごし、春になってベランダのタブに移動させ、軽く低めの温度も経験させています。
 この♀個体は甲羅を見る限り♀の中では一番若そうです。産卵時の体重は180gほどだったでしょうか。しかし、黄星は全体に程よく出ている個体です。

 埋め戻した場所を掘ってみると、出てきました。見た瞬間、細!と思ってしまいました。
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 孵卵器に入れ、夜確認してみると、白濁していました。卵1は小さな“こぶ”を除いて長径38.4mm×短径16mm、卵2は長径35.4mm×短径15.4mm。
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 クリーパー51号がちょうどキボシ特集だったので、こんなときこそ活用すべきです。その100頁の記述に照らし合わせると、卵の大きさは、卵1が長径がやや長めである以外は、基準値内のようです。自然条件下では孵化に50~90日(平均67.3日)かかるとあります。孵卵するのでうまくいけば2か月以内で出てくるかもしれません。

 それにしてもこんなに簡単に繁殖するとは・・・。


 追記; なお産卵日は大潮ではありませんでした。

スジクビヒメニオイガメの膿

 数年前からいるスジクビヒメニオイガメ♀。昨年やっと産卵しましたが無精卵でした。今年も今のところ抱卵なし。

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 最近陸場に上がってばかりだったこの♀。原因があります。膿んでいます。
 腹甲の中央部に大きな黄星があったのですが、そこの甲板を少し剥がして、その下の膿を除去しました。新しい皮膚ができており、もうすぐ治りそうですね。
 また、腹甲の上に乗っている丸いものはチーズ状の膿。多少臭います。どこにこんな大きなものがあったのでしょう。

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 尻尾の付け根付近の甲板が腐って欠けてきており、その下から取り出したものです。それにしても大きい。取れた跡が大きな空洞になっています。それでも空洞の中の表面はつるつる。大きな膿との境界がはっきりしており、将来的に外に出す準備をしていたんでしょうね。とてもよくできている。

 今日はこの空洞の中に薬を塗って終わり。陸場でしばらく管理します。
 思えば昨年から腹甲の黄星が増え、どうも調子が良くありませんでした。これ以上悪くなることはないようなので、少し安心しました。あとは早く肉が盛り上がってきてふさがってほしいものです。

ロンギ♂

 2010九州レプタイルフェスタにて、速攻で購入したオーストラリアナガクビガメ(ロンギコリス)「♂」です。本日の計測では甲長14.2cm、体重350gでした。
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 甲板が盛り上がり、白っぽくなっているんで、この夏の間には脱皮して欲しい。


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 同じく腹甲も。


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 目が飛び出したように見える。


 ロンギで探していたのは「♂」でした。
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 比較資料として、すでにうちにいるロンギ♀[?]の尻尾です。やはり全然違いますね。ちなみにこの♀[?]は今日の計測で甲長17.2cm、体重550gでした。
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 これでやっとペアがそろったでしょう。

 ただこいつらは配合を食いません。なんとか餌付かせたいと思っていますがとても頑固です。うちではミズガメには配合をメインに与えているので、配合を食わないロンギたちはいつも腹を空かした状態です。ただ長生きはするかもしれません。生命の危機を感じて早く繁殖し始めるとかないでしょうか。しかし、繁殖のためには体を作らなければいけないので、やはり食べるものをガンガン食わせたほうがいいのでしょうか。この葛藤がずっと続いています。

 大人になってカメを飼育し始めた頃、オーストラリアナガクビはどこにもおらず、私にとって憧れのカメでした。それが今複数いるって夢のよう。

キボシイシガメ2匹目産卵

 真剣に卵詰まりを心配していた、うちで一番大きなキボシイシガメ♀。今朝体重を量ったら200gから185gに落ちていたので産卵したと判断し、陸場を掘ってみました。すると表面近くに産んでいました。
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 3個です。この個体、少し掘っては止めを毎日のように繰り返しながら、やっと産卵しました。

 ♀3+♂1で導入したキボシ、残る3匹目のキボシ♀も抱卵しています。また最初に産んだキボシも再びお腹の中に少しだけ固いものが触れます(2クラッチ目)。

スジクビヒメニオイ 初産卵

 待望のスジクビヒメニオイが産卵しました。ウォーターランドタブはこのために導入したようなもんです。以前(水深が深い時の)池で飼育したこともあったのですが、溺死することがあり、池での飼育は断念しました。
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 たった1個のみの産卵でした。この種特有かどうか分かりませんが、今回のに限っては白濁し始めるのが遅い感じがしました。(左はキボシイシガメの卵)
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 今回産卵した個体です。ニシキハコガメのきっかけとなったK氏より、小さ過ぎて自分の飼育スタイルに合わないという意味のことを言われて、昨年譲っていただいた個体です。甲板にひどい傷跡を確認できます。もちろん今は完全に癒えているのですが、過去に甲板が大きく割れるほどの瀕死の経験をした個体であろうと推測できます。よく生きたねぇ。
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 実はこの個体とは別の♀も抱卵していました。2個体とも卵がお腹の中に確認できなくなったため、めでたいことに同時産卵かと思って卵掘りをしたのですが、陸場を全部掘ってみて見つけたのはこの1個だけ。??? 他に殻の破片なども見つからず、2匹が産卵して1個だけ?どういうこと??????と不思議な思いだけが残っていました。
 それが今日になってもう一個体を改めて確認してみると、体内の卵に触れることができ、まだ産んでいないことが判明。触診で分からなくなることってあるんですね。卵の数が少ないのかな。

 それにしてもたった1個(29.4mm×17.3mm)とは少な過ぎると思うので、クリーパー9号「ニオイガメ」特集を見てみると…。
 平均長径28.5mm×17.2mm、年2~5クラッチ前後、1階の産卵数は1~5個、孵化まで61~119日かかる、とありました。それからすれば今回の卵もデータ通りです。

 スジクビヒメニオイガメは導入した2007年に2個だけ持ち腹産卵したのですが、1個は無精卵、1個は発生したものの途中で発生停止。その後2009年6月、先日大きな膿を摘出したあのスジクビが1個だけ無精卵を産みました。今回本当に久しぶりに有精卵を手に入れました。
 個人的にはキボシイシガメのように簡単に繁殖させられる部類ではないように感じます。他のブリーダーの方にとってはどうなんでしょう。