ニシキハコガメの掛け合わせ

 本日、ニシキハコガメの掛け合わせを行ないました。

 ① スジコB×スジオA(色変わり)。【従来通り】
 ② スジコC×スジオB。      【従来通り】
 ③ スジコD×スジオC(昨年秋導入)。

 スジオ? 動物病院で以前♂を診てもらった時に、カルテを作るためにペットの名前を教えてくださいと言われ、その場でスジオと言ったみたいです。安易な名前。

 今の時期♂の頭の中は餌よりも交尾を優先するようプログラムされています。冬眠も済ませて♂としての状態も最高でしょう。そんな状態なので通年、雌雄別飼育です。いろいろ無計画に掛かってもらうと困るからなのですが、♀にとっても激しい♂に追いかけられて余分なストレスにさらされないためです。

 交尾の時間の長いこと長いこと、お昼に始めて夕方までも放さないものだから、夕方取り込む時には強制的に分離してもらいました。


 ①スジコB×スジオA。 きちんと掛かっていました。このペアは毎回確実です。♂が手慣れている感じで、♀も比較的簡単に受け入れます。
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 ②スジコC×スジオB。 このペアはスジコCが拒みぎみ。しかし、夕方分離した時は(たぶん)受け入れていた模様。分離後スジコCはすぐに腹甲を固く閉じ、再確認させてくれません。昨年スジオBはスジオA(色変わり)より力関係で初めて優位に立ちましたが、今年まだその立場は不明。
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 ③スジコD×スジオC。 今回新たに組み合わせてみました。スジコDは今年1クラッチ目が3個中1個しか孵化しなかったため、♂をしっかり掛けることにしました。問題は♂をどの個体にするかなのですが、若さに多少の不安はありましたが、昨年導入の№3の♂スジオCを選びました。こちらは交尾をしている場面を見られなかったのですが、夕方取り込む時にこの状態でした。♂は果敢に挑戦したようです。結果は?
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2クラッチ目が孵化し始める

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 ニシキハコガメ・スジコCの2クラッチ目の1個が早くも産卵45日目で卵殻が割れ始めました。今週土曜日で50日目なので、その前後の孵化を予想していました。

 さて♀親個体たちの次のクラッチを期待しているのですが、今のところその気配がありません。昨年もいったん休止状態になり、真夏に産卵がありました。今年は?

2クラッチ目の結果

 ニシキハコガメ・スジコCが産んだ2クラッチ目の卵、1個だけ孵りました。
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 孵らなかった残りの2個を割ってみるみることにしました。


 みずみずしさがなく死後かなり経っている様子。すでにカビが生えている個体も。
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 けっこう育っているのになんで産まれてこないんだろう?

 昨年は発生初期で停止する卵が続出したために、♂をきっちり掛けるという方法で乗り切ってきました。

 今回はまもなく生まれるはずの仔が死んでしまうケースが多いです。それをどう解決するか・・・。あくまでも仮定ですが、温度変化に原因があるのではないかと考えています。私が用いている孵卵器は簡単な造りのもので、30℃を目標に今回の卵は孵卵しました。しかし、今年の春は寒暖の差が非常に激しく、ここ熊本も例外ではありませんでした。寒い時には孵卵器内の温度が28℃ほどまで下がり、それを30℃まで上げようとして調節すると、一転して暖かい時期になった時に、34℃近くまで上昇していたことがありました。これが原因ではと推測しています。

 季節外れに産卵させる場合、温度を調整できるきちんとした孵卵器が必要なんでしょうかね。夏は夏で猛暑の熊本ですから30℃を突破する日が続きます。こんな時もセマルなんかは孵化率悪くなりますね。ニホンイシガメやニオイガメはけっこう強いという印象なんですが。

セマルの潜水

 セマルハコガメ♂が奇妙な行動を見せます。この個体は幼体から飼育して10年経とうとしています。
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 水面に浮かんでいる状態で、顔を水に浸けると音を立てながら息を吐き出し、そのまま潜水。息を吸いに上がって来ると、ホテイアオイにつかまったり浅瀬に手をかけたりして少しの休憩。そしてまた息を吐いて潜水。

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 最初の頃はおぼれはしないかとハラハラすることもありました。実際、この池ではセマルの溺死が過去にも起きていますので。でも、今はその心配もないようなので放っています。

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 何のためにするのか? 今日はひとしきり潜水を繰り返した後は陸に上がってねぐらに戻って行きました。夏になると池の中で寝ていることも。


 今日は主にセマルにジャイアントミルワームを大盤振る舞いしました。冬眠明け後の体力増強のためです。種子島産ニホンイシガメはまだ警戒心が強く、全然近寄って来ません。

 午後のひと時を屋外飼育場でしばし時間を過ごし癒されたのですが、大誤算が。デジカメを池にポチャン。すぐに引き上げたのですが、デジカメは溺死。幸いこの画像は生きていました。