腹甲の傷の観察-その4

 昨年導入のニシキハコガメ♀個体。剥がれた甲板の切除から105日目で、傷はかなり元通りになりつつあります。

 背甲長;以前と変わらず10.2cm。 体重;350g。 急激に体重が増えています。

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 それもそのはず、この♀個体、“抱卵”しています。

 今まで名前がありませんでしたが、我が家の伝統にしたがって“スジコD”と呼ぶことにします。

孵化始まる

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 昨年末ニシキハコガメ・スジコCが産んだ卵のうち、1個だけ孵化が始まりました。産卵から54日目

スジコD(2009秋導入・甲板傷♀)の産卵

 ニシキハコガメ2009秋導入・甲板傷♀(スジコD)の抱卵。10月に導入して間がないですし、まだ背甲長が不足していると思っていたので、抱卵を予期していませんでした。

 産卵箱に移動させたその晩、産卵床に頭から潜り込む行動を見せ、潜った土の中でしばらくゴソゴソ…。 一連の産卵行動の始まりです。

 翌午前0時半頃のぞいてみると、葉っぱのすぐ横に大きめの窪みができていました。
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 経過を観察したい気持ちはありましたが、過去のこともありそれ以上観察するのは控え、翌朝の卵掘りを楽しみにしつつ休みました。


 ≪翌朝≫


 地面はきれいにならされ、穴はなくなっていました。
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 昨晩潜っていた所を掘り返してみると…。
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 我が家では交配させていないので、無精卵も十分あり得ると考えていましたが、なんと白濁し始めました。ということは、前飼育者またはショップにいた時に♂がかかっていたのでしょう。なお下の2個はスジコBの卵で、随分大きさが違います。
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 スジコD、ショップから届いたまさにその日腹甲に大きな傷があるのを発見してしてしまい、手元に残すか返却するか随分迷いましたが、結果的には残す決断をしたカメ。到着した時は当然抱卵などしておらず、まさかこんなに早く産卵するとは予想できなかったカメ。手元に残して良かったとしみじみ思います。

すべて孵化しました

 ニシキハコガメ・スジコCの仔が四匹とも孵化しました。
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 夏ではなかったので温度が高くなりすぎず、甲ずれが全く見られませんでした。動きが力強く、とても状態の良い仔たちです。
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 餌を食べるようになるまで、もうしばらく湿ったミズゴケの中で管理します。

幼体の飼育- 1年経ってみて

 2010年2月22日で1歳になるニシキハコガメ。

 久しぶりの幼体の飼育ということで、まだ手探りの飼育が続いています。

 この冬は温室の飼育スペースの都合で単独飼育をやめ、フロリダハコと同居していました。しかも、これまで同様水場を大きくとった飼育で。

 最初はこの方法でも順調でした。しかし、夏場調子がいまいちだったフロリダハコはだんだん活発に、一方のニシキハコはだんだんおとなしくなって餌食いも悪くなりました。もちろんいろんな要因が関係しているかもしれませんが、この状態を看過できません。

 それで、思い切って飼育法を切り替えて、親と同じ陸場で飼育するようにしました。すると環境が合ったのか餌食いも良くなり、調子も上がってきました。

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 この1年で、背甲長7.4cm、体重94gになりました。目標の8cmには残念ながら届きませんでした(腹甲も含めた甲羅全体だと8.2cmに)。これまでのところ自分の印象では“甲低ぎみ”に育ちましたが、今後の成長段階で改善されることを期待しています。


 親であるスジコBと一緒の飼育。配合飼料も食べます。
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 2009CBの成長ぶりを見て、本来草原などにいる乾燥系といわれるニシキハコガメを、幼体の間だけでも他のアメハコ同様水場メインで飼育するのは果たしていいことなのか考え始めています

 また、噛み合いを防ぐため個別管理もしてきましたが、飼育頭数が増えると正直だんだん面倒になってきました。

 それでこの2010年は、幼体をケガなく一緒に飼育できて、しかも容姿・状態とも良いものに保つことのできる飼育方法を考えて試してみたいと思います。

春~

 暖かい一日でした。気温21.6℃で、2月9日(21.7℃)に次ぐ暖かさでした。

 この冬の産卵のスタートを飾ったスジコC。

 近々今季2クラッチ目がありそうです。

 1週間以上前から卵に触れることができていましたが、その後卵の向きや大きさによってははっきり触れなかったことも。しかし今日の確認では、卵が大きくなってしかも尻尾の方に下りてきていました。
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 週末28日から大潮で3月1日が満月なので、その頃までには産みそうな気配です。

2個とも孵化

 熊本の気温23.4℃、暖かいを通り越して暑く感じました。


 ニシキハコガメ・スジコBの1クラッチ目の卵が全部孵化し始めました。
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 上の1個は昨日(産卵から51日目)孵化し始め、今日(52日目)になって下の卵も割れ始めました。 

 このクラッチは、3個産んで、1個発生停止。2個が孵化までこぎつけました。

2月26日の出来事-その1; 冬眠明け

 2月26日(雨) ニシキハコガメの冬眠組のうち3匹がはい出してきました。

 まずは午前中、この2匹。2006CB個体B(冬眠明け体重337g)とスジコCとかけ合わせている♂個体(285g)です。ちなみに2006CBは初冬眠でした。
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 そして昼頃、スジコBとかけ合わせている(色変わり)♂個体(382g)
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 雌雄を分けて飼育します。ただ温室内にもうスペースはないので、♂たちは温室外の室内飼育になりました。ごめんよぉ。

 こうして久しぶりに見ると、2006CB個体Bはかなりで大きい印象。隣にいるのは今月初旬産卵したスジコD(腹甲傷個体)です。こりゃ大きさだけからいったら繁殖も間近かもしれないと感じました。
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2月26日の出来事-その2; スジコCの産卵(2クラッチ目)

 ニシキハコガメ・スジコCの産卵が、またしてもいつの間にか終わっていました。

 卵を掘り出す直前の産卵箱。
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 産卵箱左上に産卵していました。うまく隠しています。

 慎重に掘り進めると3個産卵していました。
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 では、いつ産卵したのか? 卵がまだ白濁していなかったことからすると、今朝産んだのではないかと思います。昨晩休む前の確認ではいつもと変わらない様子でした。

 そして夕方確認すると、3個とも白濁し始めていました。

かなり綺麗

 2月5‐6日にかけて孵化した、ニシキハコガメ・スジコC(1クラッチ目)の仔たち3匹は順調に育っています。

 どれもレプトミンに餌付いています。

 その中でも特に極美の個体。黄色味がとても強く模様がはっきりした派手な感じの個体です。
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 甲長がわずか3.3cmしかありません。おもちゃのようです。