とうとう1匹だけ

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 きょうだいが死んで、とうとう1匹だけになったニシキハコガメ2009CB 2号。

検卵42日目

 卵の下から光を当てたもの。上半分に仔ガメの体で黒く影ができています。また、卵の殻がだいぶもろくなっているため、小さな穴が開いたのか、数日前から透明の内容物がしみ出しています。こういう状態ですが、仔ガメは動いていますので生きています
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 もうひとつの卵。
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 大まかに輪郭を線引きしてみましたが、右端上の影が“頭部”、中央右寄りの影が“右前脚”です。影を通して頭部や脚を盛んに動かす様子を観察できます。

 卵の中で前脚が卵殻付近に接触?すると、黒々とした影がもっとはっきりと見えます。
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 その卵を90度回して、頭部側から観察したもの。
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 輪郭をつけた部分は“頭部”の影です。

日毎に大きくなっているのを実感できます。
たぶんあと一週間から十日ほどで孵化でしょう。

検卵45日目

 ニシキハコガメの卵1個目。液漏れ止まりました。
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2個目。仔ガメの右横からの画像。
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 仔ガメの前方から。
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 仔ガメの左横から。
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 どちらの卵とも、仔ガメは中であまり動きませんでした。

孵化 始まる(49-50日目)

 ニシキハコガメの1個目です。
 昨晩(49日目)、卵が横一文字に裂けているのに気付きました。
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 そのまま丸一日定期的に観察を続けていたのですが、どうも動く気配がない、裂けた側に顔が見えるでもない、ということで、待ち切れず、卵殻を剥いてみました。
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 裂けた側にはやはり顔がありませんでした。仔ガメは横向きに寝る形で卵の中に位置しており、仔ガメのお尻側が自然に裂けていたのです。 まだ目も開けていない仔ガメでした。でも生きています。 早く剥きすぎたかな・・・・このままそっとしておきます。


 2個目の卵はまだ変化はありません。

もうひとつの卵の孵化も始まる(51日目)

 51日目、もう一つのニシキハコガメの卵も孵化し始めました。今回はちゃんと卵嘴で殻を破いたようです。
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090613 11午前11時
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↑ 裂けた卵殻の形が“右手”みたい。仔ガメの右手に寄り添う殻の“右手”。


 先に孵化が始まった方も顔を出しました。(フラッシュなし画像)
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 今回も50日前後で孵化し始めました。毎回ほぼ決まった日数で孵化し始めるというのも不思議です。遺伝子のプログラム通りに整然と発生していったんでしょうね。

産卵場所

 ニホンイシガメの卵をなかなか探し出せなかったのですが今日やっと発見しました。こんなとこ産んでいるなんて誰も思わないです。これがその場所 ↓。

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 どこでしょう?




 ここです。
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 よくぞまあこんなところに産む気になったと。その様子を観察する機会があったらよかったのですが、今までもなかなかニホンイシガメの産卵シーンには立ち会えていません。

 ただどの個体が産んだかは察しがつきます。ベテランはこんなところには産まないでしょう。若い種子島産ニホンイシガメです。数日前このブロックの上に珍しく乗っかっているのを見ました。うちは1階の部屋の窓を開けると、そこが屋外飼育場なのですが、ふと窓を開けて飼育場を見下ろすと、下から見上げていたそのニホンイシガメと目が合いました。こんなところによじ登って・・・と思っただけでそれ以上は気にも留めませんでした。そして、今日同じように窓を開けて下を見ると、偶然にも1個のブロックの穴の中に広がるこの驚くべき光景を発見したのです。

 すぐさま回収し、孵卵器に入れたのですが、すでに白濁が始まっていますし、こんなふうに立った状態で発生し始めた卵はどんなふうに置いたらいいんでしょう?いちおう少し角度をつけながらも寝かせた状態で管理しています。梅雨で湿気が多いこと、直射日光が当たらなかったことが良かったかも。殻の固い良い卵でした。

 こんなところに産むとは、うちの飼育環境が気に入ってもらえていないことの表れでしょうか。地面はたくさんあるのにここが気に入るなんて。これからブロックの穴の中も探すことにします。全くの予想外でした。

 なおうちにいるニホンイシガメの♂はすべて種子島産個体です。この卵も種子島の個体群の血を受け継ぐでしょう。

新しい命の誕生

 新しい命が誕生しました。
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 右が1個目の卵から出た幼体です。左が2個目。甲の色めが全然違う2匹です。
 卵が小さかったためか、甲長も小さいです。30ミリありません。こんな小さな個体を育てられるか、少し不安です。しかし、卵から出た時からとても活発な仔ガメで、すでに卵黄も完全に吸収しており、もう少ししたら餌を食べ始めるのではないかと思います。

南米ボリビアの爬虫類

 友人夫婦が南米ボリビアに住んでいます。今日面白いメールが届きましたので紹介します。

「夜中の1時ごろ、突然(愛猫)が大きな叫び声を上げて飛び起き、私の顔の上を通って部屋の外に出ようとしました。何が起きたのか分からず、とりあえず猫を外に出し、『きっとコワイ夢でも見たんだね。』ということにし、ちょっと引っ搔かれた顔を消毒して、またベッドに入りました。数分後、ベッドの足元の床に置いてあったビニル袋がガサガサと音を立てているので、再び電気を付けてみると、2人で『ヒッ!』と息を呑み、体が硬直し、血の気がスーッと引いていくのを感じました。こっちを見ていたのは、真っ赤な毒ヘビでした。愛猫は基本的に蛇が大好きで、いつも緑色の毒のない蛇を捕まえてはじゃれて遊び、最後には半分くらい食べていたので、この赤い蛇が毒を持っていることはすぐに分かりました。前に部屋にタランチュラが出た時も似たような反応をしました。動物には分かるのでしょうね。」

 そのヘビがこれ ↓ 本当に真っ赤です。何という名前のヘビなんでしょう?
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 こんなのがいきなり部屋の中にいたら卒倒しそうです。タランチュラが出るのも怖い。


 昨年末送ってもらった画像。現地の人に飼われているカメです。アカアシガメです。
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レプトミンを食べています

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 孵化して12日ほど経ちました。どちらともレプトミンを食べているようです。見ているところでなかなか食べてくれなくて、あとで見るとなくなっているので、そう判断しています。糞もしていますし。
 最初に孵化した色の薄い個体の方が、濃いめの個体よりレプトミンを食べ始めるのが数日遅く、その分すでに成長に差が出てきています。甲長は色の薄い個体が29ミリ、濃いめの個体が31ミリになりました。どんなふうに模様が変化していくのか楽しみです。
 なお、前回の失敗の教訓を肝に銘じて、別々に飼育しています。