痛みに耐えて取り込み

 オーストラリアナガクビガメ♀を屋外池から取り込みました。池の水は腕に痛みを感じさせるほどの冷たさ。カメはこんな中でよくぞ冬眠しています。腕まくりした手を何度も水中に突っ込んで、痛みに顔をひきつらせながらカメを探し出します。
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 水中から引き上げて、久しぶりにまじまじと見るメスたち。特に、右の繁殖に成功したことのある個体はずっしりとしており、我ながら改めて惚れ惚れしてしまいました。やはり配合食う個体は体格も良くなるし、飼育しやすい!

 この個体たちの冬眠はほとんど心配していません。でも、これからの気温がガツンと下がる日に備えて、念のため。


 一方、今年導入した♂は既に早々と回収しています。気温が下がりすぎて死なせることは避けたいので。かつて氷点下の気温で、♂ばかりやられた苦い経験がありますので。





 そういえば、数週間前、彼らを冬期に飼育する水槽を新しくしました。

 というかそうせざるを得なかったというのが実情ですが。
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 前のガラス水槽はもう何年も使用し、熊本地震のあとから水槽底部分のコーキングがだんだん外れてきて、・・・もうさすがにヤバイだろうと思っての交換です。もう一度あの揺れが来ることがあったら(たぶんしばらくはないと思いますが)・・・。

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 人生初のアクリル120cmです。一人でもなんとか持てる重さです。でもカメを入れると傷が付きまくるんだろうなあ。それでも割れることはないでしょうから。


 すでに一足早くオーストラリアナガクビの♂はここで泳いでいます。 



 これから雌雄同居させる予定です。ナガクビは人気がないようですが、再び幼体をこの目で見たいものです。



 さて、問題は古い水槽の処分。重くて忙しくてまだとなりの部屋に“転がっています”。ニシキハコの産卵兼冬眠箱に転用する可能性大か。


Chelodina longicollis

 

待望のオス

 届きました。オーストラリアナガクビガメ。ちょうど脱皮時期。
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 確実なオスです。
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 直接的には2015年の寒波が原因だろうと思いますが、オスが二頭とも死亡しました。メスは生存。そのメスは昨年は抱卵せず、今年も今のところ抱卵していません。貯精に期待していたのですが、そうとう堪えたんでしょうね。この冬は厳冬期に室内無加温飼育しました。

 冬眠できないわけではないけれど、さすがに低すぎると死にます。
 

 オスをずっと探していましたが、なかなか目にかなうオスが見つかりませんでした。しかし、今月初めの九レプに出展した折、相談に乗ってくださったナガクビブリーダーさんとトントン拍子で話がまとまり、我が家にやって来ることになったのです。2013CB、九レプに出た甲斐があったというものです。本当にありがとうございました。



 早速池に放しています。
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 甲長が15センチありますので、来年から繁殖に使えればと思います。もちろん厳冬期は取り込みます。



Chelodina longicollis

繁殖シーズンを振り返って その1

 数日前に今季最後の卵がやっと孵化しました。最後はカブトニオイガメでした。26度管理で112日。これで今季のクールインキュベーターの使用は終了。



 今年の繁殖シーズンを振り返って、痛恨の極みだったことがあります。

 それまで2年連続で成功していたオーストラリアナガクビガメ(ロンギコリス)の繁殖。今年はうまくいきませんでした。

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 なぜか? 寒波です。この冬、2頭いた♂、繁殖に参加していた♂と次期参加予定の♂が共に死亡しました。


 もちろんこれまで、屋外で薄く氷が張るような環境でも、♂♀とも越冬していました。しかし、今年の当地の寒波はいつもより強かった。気象台発表の記録を見ると、ある日の最低気温は-6.5℃。当地としては分厚い氷を久しぶりに見ました。
 その影響は周りでも大きく、そのたった一晩の寒波で、それまで枯れることのなかったそこそこ耐寒性のある植物も、至る所で屋外凍死した夜でした。

 この寒波のあった冬、大型のメスたちは春に目覚めてきましたが、非常に悲しいことに、より小さいオスたちは耐えられなかったようです。


 この件を某氏に話したら、みんなよくロンギを冬眠させるよね、そんなに強くないと思うけどなあ、と言われました。


 あとは貯精能力に期待するしかなかったのですが、昨年まで産んでくれていたメスはついに産卵しませんでした。寒波などもろもろのの影響を受けたのかなと考えています。



 これからの冬眠の季節、オーストラリアナガクビガメを飼育されている方はどうぞご注意ください。どなたかのお役に立てればと思い、あえて記します。





Chelodina longicollis

今年も孵化

 オーストラリアナガクビガメ(ロンギコリス)、今年も孵化しました。2年連続なのでまぐれではないと思われます。親個体に恵まれていますけど。

 昨年も感心しましたが、生まれてくる姿が独特です。前屈してる。

≪深度合成あり≫
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≪深度合成なし≫
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 今年は12個産卵し、1個発生停止。孵ったのは11個でした。
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 昨年は一斉に孵ったのですが、今年は出てくるのがバラバラでした。最初の個体が8/23に孵化し、その後11日間かけてすべて出てきました。

 実は昨年生まれの個体を3匹飼育していましたが、5月頃に相次いで失いました。最期の方は陸場に上がったままでした。飼育技術の未熟さを痛感しました。今年は何とか大きくしたいと思っています。



Chelodina longicollis

やっと

 5月あたまに抱卵しているのに気づいたオーストラリアナガクビガメ(ロンギコリス)がやっと産卵しました。

 梅雨入りした日、まとまった雨がきっかけとなって、通常はほとんど見られない、陸上をうろうろする姿を見かけるようになりました。仕切りを乗り越えて、別のエリアを歩き回るロンギ。
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 でもこの時は産みませんでした。

 それが9日、やっと卵を発見。産卵のためにと準備してある場所に、ニホンイシガメより小ぶりの硬質の卵。しかも12個。白濁していなかったので、産んだばかりの卵のようです。そして、陸場をうろうろする姿も見られなくなっていました。

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 ニホンイシガメと同居しているので、昨年の初産卵では、どちらの卵か分からず勘違いする場面もありました。今年はなかなか産まないので結構やきもきしました。大きな個体だからか、産卵が近づくと、(結果として12個入っていたのに)抱卵していることさえも感じにくくなりました。それで、産んだかもと思って探し回り、結局徒労に終わること数回。自分の指先の感覚が少し信じられなくなったりして、ちょっと飼い主がナーバスになっていたかも。
 不安になる時は、過去の記事を読み返すと、そこに解決のヒントがあったりします。記録を残しておくのはもちろんのこと、もっと早く読めば良かったと思いました。憧れだった種の2年目の産卵、まだ慣れません。


我が家の場合の覚書。
◎ニホンイシガメの小さめの卵と大きさが似ているが、よくよく見ると形が違う。ロンギの方が卵の両端がやや尖った感じ。(もう間違わない!)
◎ロンギは、産卵のために用意した、いわゆる産卵適地に産む。ニホンイシガメは、砂利があろうが平気で硬い土地に穴を掘って産む(能力がある)。だから卵が見つからないことが多々ある。



【追記】
 その後、白濁が始まりました。油断は禁物ですが、2年連続の目標達成に近づいてきました。



Chelodina longicollis