防犯カメラが見たものは・・・

 熊本地震の前震からちょうど2週間が経ちました。余震は随分減っているものの、震度1以上がついに1000回を超え、今日の午後3時半には震度4の揺れが来ました。まだまだありそうな気配。私自身は疲れがたまって少々無気力状態。人と会う時は空元気出しますけど。


 ところで、数日前、私服の刑事さんが我が家を訪ねてきました。お宅は防犯カメラを設置なさってるでしょう。映像を見せていただけませんか?と。ドラマにあるように警察手帳を開いて見せられたのは初めてです。

 実はすぐ近所で、熊本地震のあと空き巣の被害がありました。そのお宅はどっしりとした感じの、造りの立派そうな家でしたが、激しい揺れで屋根瓦がかなり落ちて、周囲の家よりも被害が大きかった家でした。もしかしたらお住まいの方々は避難生活をしておられたのかもしれません。その家に震災につけこんで盗みに入るなんて、なんと卑劣なやつ。刑事さんはその聞き込みか何かで、防犯カメラの映像を見たかったようです。この方面の方々は防犯カメラを設置しているのにやはり気づくんですね。



 ところが、写ってませんでした。映像そのものがまったく、何も。防犯カメラは見ていませんでした状態。



 施工してくださったところに連絡して見ていただくと、やはり録画されていませんでした。カメラに異常はありませんでしたが、録画用のハードディスクの故障でした。モニターの隅っこに「NO DISK」と表示されていました。原因は熊本地震ではありませんでした。それ以前のいつか故障していたようです。
 2年ほどで交換するようメーカーは勧めているらしいのですが、実情では7、8年は持つらしいです。うちのは個体不良だったかも、ということで、ハードディスクを無償で新品に交換していただきました。

 この機会に録画装置の中を初めて見ました。基板と1個のハードディスクがあるだけで、中身はスカスカ。その理由はハードディスクを増設できるようになっているためらしいです。しかもお話によると、中国製のものだと基板が半分くらいの大きさしかないとも。もっとスカスカになるじゃん。


 というわけで、今後刑事さんがやって来ても、今日の映像からバッチリ録画されていますのでお見せできます。でも、意味ないか。


 ブリーダーの方々で防犯カメラを設置なさっている方は、本当に録画されているかどうか定期的に確認なさった方が良いようです。


 

防犯カメラが見たものは・・・

 旅行から帰って飼育場を見に行くと、かわいがっていたあるカメが1匹だけ出迎えてくれない。飼育場の隅々まで、物を除けたり土を掘ったりして探してもその姿はどこにも見あたらなかった。嫌な予感がする。


 理由を知るべく防犯カメラの映像を丹念に調べた。夜中の鮮明な映像もあるが、まずは日中に絞って確認した。何かあったとすれば、“そいつ”の習性からして、きっと周りが明るい間、だろう。すると、やはり“そいつ”が来ていた。



 “そいつ”は朝6時半過ぎにひょっこりやって来た。カメにちょっかいを出すが攻めあぐねる。飼育場内をうろちょろして約8分後、“そいつ”は去っていった。

 二度目は10時過ぎ。この中で一番小さな被害者が見つかってしまった。襲撃の合間に時折水入れから水を飲むふてぶてしさ。“そいつ”は15分ほどいて、ふたたび飛び去った。

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 そして正午前にその日三度目の来襲。“そいつ”は、今回は事を素早く運んだ。わずか3分いただけで空に持ち去った。

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 植物が適度に茂って目隠しになっており、今まで“そいつ”らにねらわれたことは皆無。だから大丈夫だと油断していたかもしれない。ただ、今年初め、飼育場内の樹木を思い切って小さくし、それがすべてを見渡せる格好の止まり木になっているのは映像からも想像できた。とても愛らしくて、かわいがっていただけに無念の極みである。いなくなったカメには本当に申し訳ない。飼い主がもっと対策を講じていれば失わずに済んだ命。

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 防犯カメラは一部始終を記録していた。それを見続けることは、飼い主にとって、自らの油断と愚かさを戒められる拷問であった。でも目を背けてはいけない。正視しなければならない。それは辛い作業だったが、彼はもっと辛かったろう。今はもういない・・・。



※ これから“そいつ”らの繁殖期です。ここに書かなければ人知れず終わってしまう経験ですが、自戒の意味と注意を喚起する意味で、あえて記します。(画像は背景を意図的にカットし、かなり縮小しています)


盗難対策

 今年の夏、カメ仲間のお宅で盗難事件が起きたのは、まだ記憶に新しいと思います。本当に残念で悲しい事件でした。私はとても他人事とは思えず、これまでも十分注意してきたつもりなのですが、今回セキュリティー専門会社に依頼して、より強固な防犯対策を施しました。


 この場で詳細は申し上げませんが、予算の範囲内でかなり良いものが設置できたと思っています。

 当然ながら設置にあたっては複数の会社に見積もりをお願いしました。どちらもそうですが、最初はものすごく高い金額を出し、そこから大幅な値引きをしてこられます。中には50万画素程度のカメラを提案してこられるところもありましたが、今時それでははっきり写らず使い物になりません。また、今は暗視機能が付いているのは当たり前。異常をスマホなどに通知したり、スマホなどを使って外出先から簡単に映像を見たりすることもできます。それと設置してから改めて思ったのですが、レコーダーって冷却ファンの音がけっこう気になるかもしれません。

 本来はこのようなものを取り付けたくはありませんでした。しかし種親を盗まれたら大損害。それを考えるとこの投資は安いものです。もちろんこれまで注意してきたことはこれからも継続して行い、その上で機器の力をも利用していきたいと思います。