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 6/4までに産んだニシキハコガメ3親の卵が孵化しましたので、忘れないうちに結果をまとめてみます。

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 スジコFの仔が3頭、スジコBの仔が2頭(模様が細かく白っぽいほう)。

 6/4までに産んだ1クラッチ目11卵のうち、無事に孵ったのが5卵でした。孵化率は、スジコFは75%(4卵中3卵)、スジコBは50%(4卵中2卵)でした。スジコEに至っては0%(3卵すべて×、発生停止が2卵あり)。クールインキュベーターを使用し、一定温度で孵卵しているにもかかわらず、発生停止がけっこう起きるのは、もともとの卵の質なんでしょうね。


 今回もそうですが、特にスジコBの仔は、模様が細かいです。かつて同じような模様の幼体を“ミナミ”と言われたこともあります。しかし、両親ともいわゆる“キタニシキハコガメ”です。これは放射模様のきれいな個体同士を掛けあわせて出てきた結果であり、こういうのを見てきているので、幼体のうちにその模様の出方で“キタ”だの“ミナミ”だの言うのは、私は意味がないと思うのです。だからこのブログでは単にニシキハコガメとしか表記してません。
 もちろんこの趣味の世界では“キタ”、“ミナミ”こだわってブリードされている方もいらっしゃいますので、それを否定するつもりはありません。個人の自由ですから好きなようにされたらよろし。でも、面白いけど疲れかねない不毛な真贋論争に発展しかねない話題、私は正直めんどくさい。きれいなニシキハコガメが出てきたら私はそれでよろし。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

目標とするもの

 クールインキュベーターの扉を開けたままにしていたミスは大事に至らず、ニシキハコガメの卵4個がすべて孵化しました。
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 こうして見ると、同じ親から生まれているのに、放射模様はみな違います。そこがまた興味深い。

 中には黒と黄の模様が逆転しているかのように見えるのもいます。父親がそうだったと聞いていますので、期待が膨らみます。新しい血統なので、気に入った個体は手元に残して成長を見守りたいと思います。




 自分の繁殖目標について。

 何にこだわるかの違いによっていくつかあるかもしれません。ニシキハコガメに関しては、“キタ”と“ミナミ”の典型的個体をそれぞれ繁殖させることはその一つでしょう。私はそれを否定するつもりは毛頭ありませんが、私の目標(というか趣向)はちょっと違います。それは、

   ペットとして、放射模様の美しいニシキハコガメを作出すること。

目の覚めるような模様の、惚れ惚れするニシキハコガメを飼育したいと願っています。現時点の理想(好み)は、放射模様が太くしかもそこそこそ数が多いこと、背甲の地色は黒が良く、鮮やかな黄色い放射模様が映えること。でもそれを外れたところにも意外な美を発見できる場合があります。それもまた楽しい。

 その理想に近いのはいわゆる“キタ”、しかもその中でも本当にきれいなのは一部です。茶色っぽい個体の中にも、時折ものすごく太く鮮やかな模様を持つものがおり、目を見張ります。そういう感覚を持っているので、私の場合、いわゆる“ミナミ”には目があまり向きません。

 入手できる個体数が少ないという現状はありますが、可能な限りこれからも模様の美しい個体同士を掛けあわせて、好みのニシキハコガメを作出したいと思っています。経験からは、模様のきれいな個体からはそれにふさわしい個体が生まれてくる確率が大きいような気がします。





Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)