一足早く、冬眠終了

 フロリダハコガメ、一足早く、屋外冬眠終了。我が家に来て、というか生まれて初の冬眠だったでしょうね。

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 無加温の部屋の中で一日慣らしてから、水を飲ませました。

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 飲む飲む。

 別に異常があったわけではなく、たぶん大丈夫でしょうが、でも念のため寒波を避けて。


Florida box turtle (Terrapene carolina bauri)

自動車ディーラーからやって来たのは

 冬至です。

 何週間前のことでしょうか、自動車の定期点検にディーラーに行ったら、受付に水槽が二つ置いてあって、中にカメが入っているのに気づきました。

 ひとつはスッポン。もうひとつは甲羅にコケが生えてくすんでいるものの、なんと二ホンイシガメでした。意外や意外、自動車販売店で珍しいものに出会いました。

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 しげしげと観察する私に向かって、営業マンは、欲しいなら持って帰っていいと思いますよ、とおっしゃる。

 どうやら近くの道路上にいたのを、店のスタッフが保護してきたものらしいです。今は成長して性別がはっきりわかる大きさになっていました。

 そこは大きな川からさほど離れていない商業地です。かつては周辺に水田や畑がひろく広がっていましたが、今はどんどん宅地化・商業地化が進んでいます。交通量はべらぼうに多い地域で、この地域にニホンイシガメがいたというのが、私にとってはものすごく意外でした。



 結局我が家にいるその二ホンイシガメ。スッポンもいかがですかと言われましたが、そのお話は丁重に辞退しました。




Japanese pond turtle (Mauremys japonica) 

繁殖シーズンを振り返って その1

 数日前に今季最後の卵がやっと孵化しました。最後はカブトニオイガメでした。26度管理で112日。これで今季のクールインキュベーターの使用は終了。



 今年の繁殖シーズンを振り返って、痛恨の極みだったことがあります。

 それまで2年連続で成功していたオーストラリアナガクビガメ(ロンギコリス)の繁殖。今年はうまくいきませんでした。

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 なぜか? 寒波です。この冬、2頭いた♂、繁殖に参加していた♂と次期参加予定の♂が共に死亡しました。


 もちろんこれまで、屋外で薄く氷が張るような環境でも、♂♀とも越冬していました。しかし、今年の当地の寒波はいつもより強かった。気象台発表の記録を見ると、ある日の最低気温は-6.5℃。当地としては分厚い氷を久しぶりに見ました。
 その影響は周りでも大きく、そのたった一晩の寒波で、それまで枯れることのなかったそこそこ耐寒性のある植物も、至る所で屋外凍死した夜でした。

 この寒波のあった冬、大型のメスたちは春に目覚めてきましたが、非常に悲しいことに、より小さいオスたちは耐えられなかったようです。


 この件を某氏に話したら、みんなよくロンギを冬眠させるよね、そんなに強くないと思うけどなあ、と言われました。


 あとは貯精能力に期待するしかなかったのですが、昨年まで産んでくれていたメスはついに産卵しませんでした。寒波などもろもろのの影響を受けたのかなと考えています。



 これからの冬眠の季節、オーストラリアナガクビガメを飼育されている方はどうぞご注意ください。どなたかのお役に立てればと思い、あえて記します。





Chelodina longicollis

飛行機に乗ってやってきたカメ その1

 キボシイシガメが飛行機に乗ってやってきました。とんぶり市会場にはたくさんいましたね。

 ちなみに自分も自家繁殖個体をとんぶり会場で販売していました.。強気価格だったのに、意外にも4頭のうち2頭が新しい飼い主さんのところへ行きました。いずれもTSD♂。

 すでに殖やしているのにまた買うか?ひとえに幼体から育ててでも新しい血が欲しいから。



◇ 2016TSD♀ぽんた産CB(気ままなガメラ
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 以前、いくつかのブリーダー産個体たち、いずれも育った亜成体サイズを実際に見比べる機会があったのですが、ぽんた産個体がその中で一番黄星の出具合が良かったんですよ。これはぜひ手に入れたい。
 今年のTSD♀は食べ始めるのが遅かったらしく、この仔もまだまだちびっ子ですが、長旅の疲れも全然なく元気に泳ぎ、しかも配合食ってくれました。
 キボシは、繁殖は容易ですが、餌付けや育ち上がるまでに試練が多い気がするので、何とか無事に育ってほしいです。



◇ 2015さともん産CB(尾張カメ倶楽部)。
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 ニシキハコでも親しくさせていただいていますが、今回はキボシ。安心サイズをゲットできました。
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 黄星が、ほれ、いっぱい隠れているでしょ。これがどう出てくるのか楽しみ。


 キボシって本当にペットにふさわしい愛くるしいカメです。本業で関わりのある初心者(女性)にも、分けてくれと真剣に言われていますし、うちの老齢の母も(ニシキハコではなく)このキボシだけはかわいい、見てて飽きないと言ってくれます(笑)。万人受けし、私にとっても心がほっこりさせられるカメです。
 


Spotted Turtle (Clemmys guttata)

黒いキボシ

 30度孵卵管理だったキボシイシガメ。3クラッチ目の卵だったのですが、早く孵化し過ぎた感じで、かなり小さく生まれてきました。やっと進水式。
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 その中に、一頭だけ黄星の薄いほぼ黒い個体が出ました。魅力半減に思えますが、かえってどう育つのか見てみたい気分。
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 同腹の26度管理の卵は十日遅れて孵化。こちらはいたって普通のキボシ。



 一方、これより前に生まれた幼体たちは、一頭も死ぬことなく、すくすく成長しています。赤ポッチは26度孵卵の個体。
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Spotted Turtle (Clemmys guttata)