2011年ニシキハコガメの繁殖総括

 現在我が家にいるニシキハコガメ2011CBは全部で4匹です。うち2匹は来春以降譲るとして、残す予定なのがこの個体たち。

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 どちらもいわゆる孫世代。私にとっては喜ばしい記念に残る個体たちです。

 (右)が2006CBスジコEの仔で、(左)が同スジコFの仔。(右)の個体は孵化した時から模様がくっきりはっきりしており、(左)は成長線の部分に黄色い放射模様が広く出始めています。今後どんなふうに成長するでしょうか。


 そして、(右)の個体には、上から見たときに頭部に若干の模様が出ています。大抵の個体は模様がないような気がしますが、これは親個体にも祖父母にもなかった特徴です。
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 今年のニシキハコガメの繁殖はこの孫世代を得られたという点で成功でした。ただ、5匹の♀個体たちが産卵したにもかかわらず、すべて1クラッチのみで、2クラッチ以降が今年は全くありませんでした。

 スジコE 3個 → 2個孵化
 スジコB 1個 → 1個孵化
 スジコC 3個 → 2個孵化
 スジコF 4個 → 4個孵化
 スジコD 2個 → すべて無精卵

 合計13個産卵して、うち孵化したのは9個、さらにそのうち3個体が死亡して、結局残ったのは6匹。すでに2匹が新しい飼い主さんのところに行ってしまったので、残るは4匹、というわけです。

 飼育下で孵化しさらに生存するこの割合が高いとはどうしても思えず、さらにどの♀個体も1クラッチしか産まなかったことからすると、ニシキハコガメの繁殖は気難しい面があり、なかなか思うようにいかないなあと思ってしまうのです。

 ※ ちなみに昨年の記録を見ると3匹の♀親が21個産卵、生存した個体は8個体でした。



 それでもよしとすべきなんでしょうね。

 いや、もっと工夫すべきことがあるはずですね。

おそらく今年最後の産卵

 8月30日、おそらく今年最後の産卵でしょう。ニシキハコガメ・スジコDが今年初抱卵、初産卵しました。
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 数日前から土に潜る行動をし、先日は丸二日間ほど潜ったままで、潜りこんだ所とは大きく違う所から出てくるという興味深い行動も見られました。どうやら土中で水平に横穴を掘って移動したようです。そして2度目の大堀りの本日8月30日めでたく産卵しました。今回も最初潜っていた場所とは少し離れた場所で、卵がすぐに見つけられず、苦労しました。
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 過去の記録を見ると、この個体、昨年も8月16日に産卵しています。その時は3個産んで、1個発生停止、2個無精卵でした。観察している限り交尾を受け入れない個体なので、今回も無精卵の可能性大です。

2006CBスジコFの卵が全部孵化する、が・・・

 ニシキハコガメ・スジコF(2006CB)の卵は、上京する前に孵化し始めていたんですが、帰宅したらもうミズゴケに潜って完全に卵黄を吸収していました。小さいのが1匹いますが、4個すべて孵化しました。
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 丸っこい幼体が多い中、少し甲羅が長めの個体。横からの太陽光で撮影。
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スジコBの仔

 昨年卵詰まりの手術をして今年産卵できたニシキハコガメ・スジコBの卵が予定通り孵りました。

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 ひどい甲ずれです。でも無事に孵化しました。もし昨年スジコBが死んでいたら、今年誕生することもなかった個体です。ぜひ成長して欲しいです。

 実はスジコB、今春どのオスとも掛け合わせないつもりだったのですが、ちょっと油断したすきにいつものスジオAではなく、スジオBが掛かってしまいました。気づいたときにはがっちり交尾中。すぐさま離したのですが時遅し。

 この仔はたぶんスジコB×スジオBの血筋を引いていると思われます。



追記
●スジコEの仔2匹が配合飼料を少しずつ食べ始めました。
●2クラッチ目があるかと期待していたニシキハコガメ、どの個体もまだありません。
●耳が膨れているスジコE、そろそろ切開するかどうかの判断が迫られそう。

スジコE、初産卵分孵化完了

 5月27日に産卵したニシキハコガメ・スジコE(2006CB)が産んだ卵の孵化完了。3個産んで1個発生停止。2個がそれぞれ47,49日で孵りました。

 それにしても同じ親(スジコE×スジオC)なのに、模様がまったく違います。どんなふうに成長するか楽しみです。
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 どちらも卵黄を完全に吸収し、もうトコトコ歩き出しています。




 ところで、開腹手術後無事産卵したスジコBの卵も孵化しました。こちらは後日。