アッサムの耳の膿腫


 もうずいぶん前から症状はあったんですが、やっと処置しました。(画像は処置前)
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 今年初繁殖したアッサムセタカガメの♀親です。アメハコでは結構多いですが、アッサムでは初めての経験です。


追記:
傷跡もすっかり治りました。
 

根がかなり深かった

 昨年から、人間でいう左肩あたりに大きなコブができて、調子を崩していたカブトニオイガメ2008CB。池で飼育していると、他の個体にいじめられて確実に死ぬと思い、隔離飼育してました。2003CBが死んでしまったので、なおのこと残しておきたいとの思いが強かった個体です。


 三月時点での画像ですが、穴が開いてました。
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 このため、左前あしはほとんど動かせません。骨などにも影響ないのでしょうか。



 しかし、暖かくなるにつれ、この個体自身の餌食いも良くなり、だんだん下から肉が盛り上がってきました。あの穴がこんなに変容するとはそれはそれで驚き。

 ふと見ると、これってポロリと取れそうじゃない?
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 取れました。でも正確に言うと、抜けました、という感じ。
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 かなりでかい塊となっていたのでした。
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 これは今まで見た中で最大の摘出膿腫。

 肩の部分には、大きな穴が残ってしまいました。
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 このあと前あしが以前より動くようになりました。

 穴はやがてふさがるとして、この治癒にエネルギーを注ぎ込んだためか、毎年抱卵していたこの個体は、今年はその気配がありません。今年はゆっくり休んでいただくことにしましょう。





追記
 抱卵していた池のカブトニオイ(上記個体とは別個体です)、産んでましたね。でも、探しまわりましたが、卵のありかを見つけられませんでした。まだ回収を諦めていませんが、自然孵化もいいかも。そして、昨年の仔で、自然孵化していて回収し損なったカブトニオイベビーの残る一頭も、どこに行ったのやら。あのあとお目にかかっていません。



Razor-backed musk turtle (Sternotherus carinatus)

耳の膿腫

 ニシキハコガメ2011CBのうちの一匹に、耳の膿腫ができて、しばらく様子見していたんですが、もう放っておけないと判断したので、5日ほど前に処置しました。この時点で顔が膨らんでかなり変形しています。
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 自然と治ることもあれば、処置しなければならなくなることもあります。アメハコを多頭飼育している人なら、毎年やっているという方もいらっしゃると聞いたことがありますが、うちの場合2年半ぶり。

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 慎重さは大切ですが、こわごわは中途半端に終わりがちです。ふさわしい道具と自分の心をよく整えた上で、短時間で、思い切って、徹底的にやることが大切だと思います。


 この個体は処置翌日から餌をバクバク食べ始めました。当初はまだ腫れが見られましたが、それも少しずつもとに戻っています。


 

スジクビヒメニオイガメの後頭部のしこり

 後頭部が盛り上がって一時期喜んでいたスジクビヒメニオイガメの♂。その記事のコメント欄でも書いていますが、喜んでいいどころかやはり皮下に膿腫が溜まっていました。
 それが2ヶ月ほどかかって皮膚の表面まで上がってきました。このため自然に皮膚が破れ白い膿腫が排出されそうになっていたので、手っ取り早く人の手で取り出しました。

 取り出す前の画像があったら良かったのですが、すっかり撮影するのを忘れてました。しかし、膿腫を取り出してからあまりの大きさにびっくりし、デジカメを準備する始末。
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 頭部にこんなにでっかい穴が空いちゃって。
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 気づいた当初は皮膚の上から触れるとぶよぶよした感じだったのですが、現在膿は完全に固くなっています。15ミリを越え、しかも高さもあります。こんなのが後頭部に入っているとは・・・。脳が出てきたと錯覚しそう。案外本物の脳はもっと小さかったりして。しかし、膿と脳、似ている・・・。
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 足の付け根から出てきたり、首から出てきたり、後頭部から出てきたり・・・次はどこ? もうこれで終わりにして欲しい。

フロリダハコガメの耳の膿腫 その後

 1月30日に耳の膿を摘出したフロリダハコガメ。2週間弱経ってもうすっかり腫れが引いて左右同じようになりました。

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 この道での諸先輩方や爬虫類誌から方法を学び、ひどくなった場合にのみ頃合いを見計らって自分でやってしまうのですが、このことに対する賛否両論あるようで、あまり語りたがられていない感じがします。画像を撮っているので公開してもいいのですが、現時点では私も控えます。

 特に消毒に留意し、切開にはディスポーザブル(使い捨て)メスを用い、切開後の処置に市販の薬を1度だけ使いましたが、その後はすぐに傷もふさがり、特に何も処置することなく今に至っています。この間新聞紙を敷いただけの陸場で飼育、餌も陸上で与え、飲水のためだけに一日に一度温浴させていました。

 もうすぐ通常の飼育に戻そうと思います。