冬眠の準備

 イベントも終了し、今日はカメのメンテナンス。屋外飼育のニシキハコガメたちを冬眠箱に移しました。

 洗って撮影したらそれこそ壮観な眺めなのでしょうが、ここは冬眠前、そのまま紹介します。


◎メス群9頭。
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 7頭が産卵経験ありで名前が付いています。来年はその隊伍に画像左中央の個体2013CBが加わればいいが、とひそかに期待しています。なお、スジコBとG以外はすべて自家繁殖個体です。
 すでに薄く敷いていた落ち葉の下を掘ってみると、スジコGはもう完全に潜ってましたね。また、画像右中央の小さなメスは2014CB・スジコG系統。親子して早寝でしたね。この個体はしばらく私が会っていない個体で、その存在をすっかり忘れていました(笑)。予想外に大きくなっていました。


◎オス群5頭。
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 三頭のレギュラーに加えて、二頭の自家繁殖個体がいます。いずれもスジコB系統。
 右上の個体は来年から使えそう。甲板がはがれた症例を紹介したときの個体です。イベントでも尋ねられましたが、状態がいいので冬眠させます。


 本日、雌雄別に冬眠箱に収容しました。本格的に潜るのはまだ先でしょうが、今年もあとわずか。



 これ以外に2015CBがいるはずなんですが、どこに潜っているのか発見できませんでした。もう少し探してみますが、来年ひょっこり出てくるのを待つことになるかもしれません。また同じく屋外飼育していた2016CB3頭も無事回収しました。こいつらも冬眠させる予定。



Ornate Box Turtle (Terrapene ornata)

HBM 2017 御礼

池袋で開催されたHBMにて、当方のブースでお買い上げくださった皆様、お声をかけてくださった皆様、ありがとうございました。

また、この貴重な場を提供してくださったHBM運営の皆様にも心から感謝いたします。



 本日月曜日午後、HBMから無事帰還しました。アメリカ大統領らの訪日と重なりましたが、主要駅やホテルのロッカーが使えず大きな荷物を持ち歩かなければならなかったこと以外、特に不便なことはありませんでした。
 でもアクシデントがひとつありました。それはまだ自宅にいる時のことでした。朝早めの飛行機を予約していたのですが、アラームに気づかず寝坊。でも本人、予定通り起床したつもりで、朝から心の余裕を持ってパッキング。しかし30分後時計をよく見ると1時間ずれていたんですよね。実はそのせいで、持って行くのをあきらめた個体が出てきました。
 大あわてで自分たちの身支度をし、幸い土曜日で道が混んでいなかったお陰で、飛行機には無事間に合いました。下手すると飛行機の予約とお昼から決まっていた予定が全てパアになるところでした。


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 上の画像では、伊豆大島(三原山)と、左奥に富士山が見えます。今回も無事飛行機にカメを乗せることができました。事前に根回ししてすべて目視でスムーズに保安検査を受けられました。係官にカメがたくさん出てくることをびっくりされた程度で。



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 ブースお隣りは株式会社クリアさん。アンダーウッディサウルス・ミリーを販売。妻が、ヤモリが私を見ているぅ~と喜んで?いる図。
 とても仲の良い穏やかなご夫婦でした。私たちご迷惑じゃなかったでしょうか?


 ブログで早くから持って行くと公言していたため、その約束を守るために半ば渋々持って行った感じのアッサムセタカガメ2017CB。このところガンガン餌を食っており、目を見張るほど成長していました。
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 アッサムに関しては、開場後1分も経たないうちに、お若い方が私のブースの目の前にお立ちになりました。私もカメとの別れが嫌で、本当に持って行かれますかと何度も尋ねましたが(周囲は失笑)、その方の意志は変わらず、早々に行き先が決まってしまいました。 ※その後も何人もの方がいらっしゃいました。いつか安定して繁殖できるようあきらめず精進いたします。
※失笑とは、「思わず笑い出してしまうこと」であり、「笑いも出ないくらいに呆れる」は誤用。



 列に並ばれたようで、何時から並ばれたのか聞いて、こちらもぶったまげました。


 なんと、なんと・・・

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レプタイルアート油彩標本

 現在、多加久さんのところで製作されているニシキハコガメの油彩標本画、依頼したのは私です。


 モデルはもちろんスジコB

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ニシキハコガメの制作が佳境にはいりました。ここからは色形を描くのではなく、「隠し味」を織り交ぜていく事で描写します。




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ニシキハコガメが8割程まで出来ています。素晴らしく綺麗な個体です。この先は頭、四肢をグレースしてトーンを抑えていきます。背甲はピカピカツヤツヤに仕上げたいです。





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ちょうど柄を入れたところです。細かい柄の位置や形状を補正し、着彩をいたします。





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 着色の手前まてきました。ここからが1番楽しい所です。





 どのようなアート標本画ができるのかとても楽しみです。



公式HP: アトリエ アート ルゴッサ
blog: アトリエ アート ルゴッサ
Twitter: 多加久@アトリエ アート ルゴッサ

報告

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 桑の木に、秋の小さな実りが生っていました。

 カメに食べさせようと思ったら、無心に食べる先客がいました。


 カメに食べさせられませんでした。




 あっ、アッサム、産卵からもう2週間近くたちますが、なぜだかなぜだか白濁しませんでした(悲)。

 傷心なのでそっとしてやってください。






 でも、先程触れてみたら、次の卵を宿しているようです。交尾は確実に成立していたので、次こそはと思うのですが、こんな場合あまり期待はできません。

打ち抜き井戸、しばしのお役御免

 カメ池に水を入れるために自分で掘った打ち抜き井戸。非常時にも使用できると見越していた井戸。

 そして実際、ちょうど一年半前の熊本地震の際には、何日も断水が続き、井戸があって良かったと思いました。ちょっと金気があり飲料に適するかどうかの検査はしていないので、トイレを流したりちょっとした洗い物をしたりかなり重宝しました。そういえば井戸自体が、いい加減な素人作業ながら、あの震度6~7の数多くの本震余震にも耐えましたね。


 でも設置6年目で、ついに木製台座が朽ちてしまいました。最近は放ったらかしでしたし。
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 ちなみにポンプ周りの植物は沖縄の月桃です。毎年花もわずかながら咲きますよ。井戸が隠れそうなくらい茂りました。


 ポンプが落ちそうなので、ポンプ部分を外しました。
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 ポンプのすぐ下の面まで地下水が上がってきていました。



 暇を見つけて可能なら年内に修理しようと思います。ただもう純粋にカメ用、ちょっとした洗い物用や草花への水やり用に限定したいです。大地震はもう懲り懲り。

「秋の交配始まる」 でもカテゴリーは「カメの疾病・傷」に入れておきます

 天気が良くなったので秋の交配を始めました。台風が来る前は連日の雨または曇り。十日近くもそんな天気が続きました。カメも人も太陽を待ちわびていました。


 いつも別飼育のオスとメスを一緒にすると、まずオスは必ず液体を漏らしますね。
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 スジコB-スジオDのペア。今年春からの組み合わせです。
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 実はこの後またしても出血。かつてスジオCとでも発生。

 でも、今回は原因と思われることを突き止めました。



 ※ このあと鮮血の画像が出てきます。苦手な方はここまでがよろしいかと。



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アッサムセタカガメの10月産卵

 夕方気づいたときには、派手に砂を飛ばした跡が残っていました。
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 母体を確認してみると、体内に卵がありませんねぇ。ならば掘るべし。でも仕事。


 日付が変わるころやっと掘り出し開始。一個目が出てきました。
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 取り出してみると、おおっ、アッサムの卵って大きかったのね、と思ってしまいました。

 五個回収しましたが、果たして有精卵でしょうか?
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 上が今回産んだ個体。下の個体(♀)もずいぶん大きくなりました。
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Assam Roofed Turtle (Pangshura sylhetensis)